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DIY紹介

Clearance furniture(隙間家具)

掲載日:2017/6/15
 三十数年前、家を新築した時、年配者から「本当に気に入った家を建てたいなら、人生で二度家を建てるしかない」と言われたことがあります。世間で言われていることなのか、その人の意見だったのか分かりませんが、実は非常に納得しています。
 家を二回建てたことはありませんが、家を新築後、家族構成の変遷や社会と自身のライフスタイルの変化、建築工法や建材の進歩等を背景に、家に対する要求は徐々に変化し、今現在の要求は、新築時と相当にずれています。多くの人が同様な想いを抱えて住んでいるのでしょうが、家を建て直したり増改築するのは経済的に難しくとも、お金をかけずにちょっとした工夫で住み易くなることもあります。
 暇に任せてDIYをしているのもそんな理由ですが、今回紹介するのは台所の隙間に収まる棚の制作。
 我が家の台所には、システムキッチンと壁の間に隙間があって、以前は金属製の既製品の棚を置いていたのですが、「帯に短し襷に長し」のごとく、使い勝手が悪く、隙間からはみ出た部分が通路を塞ぎ、小柄なカミさんは平気だったようですが、私は時々「ドンッ!」とぶつかり、近寄りたくない空間でした。
 そこで、作ったのがこの品物。A,B2つ制作し、平面的には2つ合わせてちょうど隙間の大きさ。流し台寄りのBの高さは、カミさんの要求に合わせて流し台と同じの858mm。Aの奥には使用頻度の低い物を置きますが、出し入れし易いように、Bにキャスターを付けました。
 木材の家具が好きな我がカミさん、流し台も広がり、使い勝手もよくなったと、気に入ってくれました。メデタシ、メデタシ。(2017/6/15 記)

【寸法】
 図面の掲載は省略しますが、両者の外形寸法は下記の通り。
■A・・・410×630×1230
■B・・・380×600×858(本体=808mm、キャスター=50mm)

【機能】
■A・・・3段の棚。最上段にはDVD&ビデオ。天板の上にはテレビ。
■B・・・奥に2段の棚。天板は流し台として使用。キャスター付きなので移動可能。

【材料】
■柱・・・30×40×1800の6本束売りの角材。価格は6本で1,000円程度。
■背板・・・板厚5mmの合板。900×5×1800(価格800円程度)をカット。
■キャスター・・・H=50mm。硬質ゴム材で一個200円程度。
■棚板、底板、天板・・・板厚25mm、28mm、12mmなど。ホームセンターの端材コーナーで1枚150〜300円(*)。900×1800からカットするのもOK。

【費用】
■総予算=4,000円〜5,000程度ですが、実際は過去のDIYの残材も使用したので、今回の出費は2,000円程度でした。

(*)カインズホーム伊勢崎店の端材コーナーにはt=(25mm、28mm)×L=(600、900、1800)などの合板の端材が300〜800円程度で売っています。ジョイフルホンダやセキチュー、他のカインズホームでも探したことがありますが、見つかりませんでした。カインズホーム伊勢崎店だけの仕入れのようです。

台所用隙間家具-Aを設置した隙間

台所用隙間家具-AとBを設置した隙間

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台所用隙間家具-A・製作過程


加工した部材

背板、側板に梁(棚板受け)取り付け

背板、側板に柱取り付け

加工して組み立てた棚板

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底板と中段の棚板取り付け

塗装完了

3段目の棚板取り付け

塗装完了

別途組み立てた最上段の棚取り付け

棚板の奥に開けたコード類を通す穴

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台所用隙間家具-B・製作過程


中段の棚組み立て

上段の棚取り付け

完成

中段の棚に底板取り付け

底面にキャスター取り付け

完成




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