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プリンス・C61形蒸気機関車

掲載日:2010/1/22

華蔵寺公園の地図

〜ついにさよなら・搬出直前〜

掲載日:2010/1/22  ▲ページTopへ
2011年春、無事修復を終えたC6120が高崎〜水上間を走りました。
 2010/1/19の深夜、ついに華蔵寺公園のC61形蒸気機関車が公園を去って行きました。私は、華蔵寺公園の北側に職場があるので、昼休みにカメラを持って出掛け、搬出を待つC61の姿をレンズに納めて来ました。
 この日、朝からNHKや他のメディアが取材に駆けつけ、昼のNHKニュースで早速に放映されたようですが、昼頃には報道関係者は見当たりませんでした。ただ鉄道ファンやアマチュアカメラマンと思しき人たちはまだたくさん残っていて、搬出直前のC61の周囲や、まだ台車などいくつかの部材が残されている展示場所を取り囲んでいました。C61はこの後、大宮総合車両センターへ向けて搬出され、修復作業が開始されるとのことです。
 トレーラーに乗り深夜の搬出を待つC61の姿をご覧ください。(2010/1/22 記)

遊園地北側の駐車場でトレーラーに乗って出発待機するC61
このトレーラーの積載能力は101トンとのこと。2010/1/19

じっと見ていると、丸い部分が顔に見えて来ます
2010/1/19

ちょうどタイヤの付いた蒸気機関車のようです

2010/1/19

真横から。魚眼レンズの画像のようになっていますが、間近で撮った何枚かの写真を重ねて編集しました。

2010/1/19

2010/1/19


複雑な構造でそれぞれの役割が良く分かりません
2010/1/19


まだ台車が残されている元の設置場所を
道路側のフェンス越しに見物するカメラマンや市民
2010/1/19

[ L ]
2010/1/19


搬送中の先導車と末尾車 2010/1/19


観覧車「ひまわり」も修理中 2010/1/19
 いよいよ今夜でお別れです。36年間もの長い間、本当にお疲れ様でした。
 華蔵寺公園は我が家のすぐ前なので、今までに展示中のC61を見た回数は数知れません。でも、正直に言えば、C61はいつもそこに居て当たり前の風景だったので、毎回特別な感激がある訳でもなく、特に気に掛ける存在でもありませんでした。ところが、今回、去って行く事を知って、寂しい感情が湧いています。

 空気のような存在でいつも自分のそばにいる人・モノ、いなくなって始めてその存在の大きさが分かる・・・と言う事なのでしょう。とは言え、修復してまた人々の前に雄姿を見せて活躍してくれるC61。元気に送り出してあげたいと思います。長い間ありがとう。

〜さよならの前に・遊園地内にて〜

掲載日:2010/1/9  ▲ページTopへ

観覧車を背景に凛とした姿のC61
2010/1/8

 JR東日本は2009/10/8、華蔵寺公園遊園地の南西の隅に静態保存されているC61形20号機蒸気機関車を復元し、2011年春以降、主に高崎エリア(高崎〜水上、高崎〜横川)で、現在のD51形とあわせて、毎週末及び繁忙期など年間110日程度運行すると発表しました。
 華蔵寺公園から去ることは寂しいことですが、復活したプリンスが再びその雄姿を現して活躍してくれることはとても喜ばしく嬉しいことです。
 今まで、永きに亘(わた)り私たちを楽しませてくれたプリンスに感謝し、温かく見送りたいと思います。2010/1/8、運び出される前に、さよならの気持ちでその姿を撮影して参りました。(2010/1/9 記)

武骨で実直な頑固親父のような、
それでいて温かさを感じる顔つき
2010/1/8

横姿(西側から)は重量級の戦車のようで、脇に立つと圧倒されます。 2010/1/8

先頭部分 2010/1/8


運転席。昇降用ステップがあります。
2010/1/8

[ 拡大 ] 2010/1/8

南側の真正面から見ると正にプリンス
2010/1/8



2010/1/8
 運転席の下に張られたプレートを見ると、製造は昭和24年です。ナント、何と、私の生まれた年と同じです。同級生です。他人とは思えない存在になりました。まだまだお互いに頑張ろうぜ!復活した時にはまた会いに行くよ。

東側から見る横姿 2010/1/8
当サイト掲示板の常連さんのしょうちゃんが、サイクルモノレールからのプリンスを撮影してくれました。

サイクルモノレールから見ると優しい姿に見えます。
(撮影:しょうちゃん)
2010/1/10

背中の石炭庫(サイクルモノレールから)
(撮影:しょうちゃん)
2010/1/10




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