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伊勢崎市と周辺で見かけた鳥たち

コゲラ

【コゲラ】 Wikipediaを参照しました。
分類:キツツキ目(Piciformes)キツツキ科(Picidae)アカゲラ属(Dendrocopos)コゲラ 種(D.kizuki)
英名:Japanese Pygmy Woodpecker

道路脇の枯れ木に巣作りするコゲラ

掲載日:2018/5/17

道路脇の枯れ木に巣作りするコゲラ(1分12秒) 2018/5/11

掲載日:2018/5/15
 コゲラも住宅難なのか、何と我が家の道路際のモミジの枯れ木に巣作りを始めました。穴の中心と地面との距離は195cm。伸ばした手が届く高さです。気が付いたのは我が家を訪れた友人。コンコンコンと言う音で気付いたようです。話が逸れますが、この友人、以前にも前橋市の桂川やは端気(はけ)川を素早く低空飛行するカワセミにも気付いているので(→記事はこちら)、特殊な観察力を持っているのかも知れません。

 以前、我が家の庭のモクレンの木にアオゲラが来訪したことはありますが(→こちら)、コゲラの来訪に気付いたのは初めてです。しかも少なからずの交通量がある2車線の道路脇です。
 往来する車の音を気にする様子もなく、夢中で穴を開けていました。気付いた方向からは穴が見え難かったので、そ〜っと反対側へ回りましたが、それでも逃げずに作業を続行しています。
 Wikipediaの「生態」の説明によれば
 天然林から雑木林や都市公園内の樹木など、木立のある場所ならば普通に観察される。本来は平地から山地の林に生息する鳥であるが、近年は都市の近郊にも定着しており、市街地に近い街路樹や人家の庭木、公園の樹木などでもよく見られる。
 とあるので、道路脇の枯れ木に巣作りすることは特に珍しいことではないようですが、それにしても約2mの高さで道路脇の枯れ木の条件は、少し無防備過ぎるのでは?

 穴開け作業を撮影したのは2018年5月11日。12日、13日にも訪れて作業を続けていましたが、昨日14日以降姿が見えません。完成したのかと思って、今朝の状態を測定すると
 穴の直径(垂直方向=38mm、水平方向=35mm)、深さ=42mm
でした。住むには深さが不十分のようです。木が硬くてこれ以上の作業を断念したのか、通行車両の騒音や人の往来が住環境として不適切と思ったのか、何なんでしょう。巣作りを再開するようでしたらまた紹介します。動画も撮りましたので後日掲載します。
 余談ですが、このモミジの枯れ木には、ツリーハウスのような小屋を作るべく計画中です。お袋が生きていたら「そんなしょっぺなし(*)してっ!」と失笑したかも知れませんが。完成した暁にはDIYかガーデンのページで紹介したいと思います。(2018/5/15 記)

(*)つまらないこと、くだらないこと、余計なこと(上州弁?少なくとも半世紀以上前頃の伊勢崎弁)

道路脇のモミジの枯れ木に穴を開けるコゲラ 2018/5/11


(1)


(2)


(3)

(4)


(5)

穴の状態 2018/5/15

穴の直径(垂直方向=38mm、水平方向=35mm)、深さ=42mm

コゲラが穴を開けたモミジの枯れ木 2018/5/15

穴の直径(水平方向=35mm) 2018/5/15

穴の深さ=42mm 2018/5/15

モミジの枯れ木にコゲラが開けた穴


穴の直径(垂直方向=38mm) 2018/5/15




群馬の森」で遭遇したコゲラ

掲載日:2016/1/16 ▲ページTopへ
 「森」の名にふさわしい高崎市綿貫町の「群馬の森」。 園内の群馬県立近代美術館や群馬県立歴史博物館が有名ですが、森の広さや森の奥の木々に埋もれて見える廃墟が謎めいていて、不思議な魅力があります。この廃墟は1945年の敗戦まで、黒色火薬やダイナマイト、軍用火薬、産業火薬を生産・供給していた工場跡です。公園内には今も土塁が残っていますが、爆風避けの土塁とのことです。園内にはサイクリングロード(高崎伊勢崎自転車道)も通っていて、散策道も縦横無尽に通っています。
 この「群馬の森」、園内を散策しているとどこからか野鳥の声が聞こえて来ます。2016年1月9日、穏やかで温かな天気に恵まれ、芝生広場を中心にたくさんの来園者で賑わっていましたが、西側入り口で木から木へと忙しなく飛び回るコゲラに遭遇。時々、キツツキ特有のコンコンコンと枝を叩く仕種も見せてくれました。(2016/1/16 記)

「群馬の森」で遭遇したコゲラ(57秒) 2016/1/9




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