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坂東大橋・斜張橋のケーブルがハープのよう

掲載日:2013/9/9
 群馬県伊勢崎市と埼玉県本庄市を結ぶ坂東大橋は、鋼曲弦ワーレントラス形式の旧橋から鋼斜張橋の現橋に架け替えられ、2004年3月6日に開通しました。
 橋長=936m、中央スパン=200m、幅員=20.5m(4車線道路))の長大橋です。路線は国道462号。
 鋼斜張橋形式は吊り橋に次いでスパンを長くできる構造形式で、本四架橋を始め、日本と世界の長大スパンの橋の中にたくさん見ることができます。形状的にはタワーとケーブルの美しさが特徴で、坂東大橋のケーブルの張り方は「ハープ式」です。(2012/11/1 記)

→斜張橋についてはこちら
→旧橋を利用したミニパークはこちら
(旧橋のトラス構造をそのまま利用。旧橋の歴史も紹介)。

広々とした河原。後方が本庄市側。
「お〜れ〜は河原の枯〜れすす〜き〜♪」なんて歌声が聞こえて来そうな風景です。
2012/10/7

※実はススキじゃなくて、正確には荻(おぎ)です。

スッキリスマートな鋼斜張橋の坂東大橋 2012/10/7

タワーとハープのようなケーブルが青空に映えます
2012/10/7

タワー周囲にはバルコニーが張り出しています
2012/10/7

坂東大橋の上流では釣り人たちが糸を垂れています。
はるか後方には榛名山。のどかな風景です。 2012/10/7

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 「機能美」と言う言葉があります。

 構造物や道具、乗り物などがそれが求められる機能を追求して設計していくと、それ自身の形状が美しくなると言った意味です。
 水や風の抵抗を抑えるための流線型、材料の特性を活かし、力のバランスの最適化を図るための放物線や円、懸垂曲線など、周囲を見渡せばたくさん見つかります。
 橋梁のデザインに関しても同様な事が言えます。伊勢崎市と本庄市を結ぶ坂東大橋は「斜張橋」と言うケーブル構造。主塔から張られたケーブルが桁を支えています。その重要な役目を負う主塔とケーブルが青空に映えます。(2010/5/12 記)

斜張橋のケーブルと主塔が青空に映える坂東大橋(左後方に赤城山)
2010/5/9

主塔の基部(下流側の自歩道)
2010/5/9

坂東大橋の中央付近から
利根川下流を望む
2010/5/9

2010/5/9




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