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ネット接続トラブル、レンタルサーバー

コンピュータ掲示板 もご利用ください】 更新日:2021/4/9
 このページでは、主にインターネット利用に関するコンピュータの記事を掲載します。大項目は下記のメニューの通りです。コンピュータの用語集はウェブ上や本屋さんに溢れているので、このページでは、管理人・丸男の自己体験を踏まえた言葉で説明します。

下記はこちら(別ページが開きます)
ホームページ作成(ドメイン取得からサーバへのアップロードまで)、ホームページ作成(動画再生)、ウェブサーバに置くソフトの作成

右記はこちら(別ページが開きます):ウィルス対策、ハードウェア、ファイルの圧縮

アフィリエイト(別ページが開きます)

このページで現れるコンピュータ用語

ホームページ作成
インターネット閲覧ソフト(ブラウザ)、ウェブサーバ、ドメイン、URL、DNS、レジストラ
HTML、スタイルシート、タグ、アップロード、FTP、リロード、スタイルシート、CSS、cgi、PHP、Java、JavaScript、CMS、Geeklog(ギークログ)、XOOPS(ズープス)
ホームページ作成
(動画再生)
動画撮影、記録画素数、動画コマ数、EMBEDタグ、ダウンロード後の再生、ストリーミング再生、ストリーミングサーバ、再生プレーヤー、動画ファイル形式、MediaPlayer、QuickTime、RealPlayer、Flash Video、iTunes、(オーディオ)mp3,mp2,cda,wav,wma,aac,m4a,m4b,mp4,acp,m4p,m4a,mov,aif,aiff,au,acp、(ビデオ)vob,mpeg,mpe,mpg,avi,divx,wmv,mov,qt,swf,flv、コーデック、エンコード(符号化)、デコード(復号)、動画ファイルの変換、Free Video Converter
ブログ作成 テンプレート、ブロガー、トラックバック
 インターネット ONU(光回線終端装置)、ルーター
レンタルサーバー 標準装備cgiソフト、PHP、迷惑メール対策機能、DNS、FTP、移設
ウィルス対策 ウィルス、ワクチンソフト、アンチウイルスソフト
ハードウェア CPU、クロック周波数、メインメモリ(主記憶装置)、外部記憶装置、ハードディスク、CD(光ディスク)、FD、MO、マザーボード(メインボード)
ファイルの圧縮 テキストファイル、画像ファイル、PDFファイルなどの圧縮
共通 キャッシュメモリ

インターネット接続トラブル

掲載日:2017/2/21 ▲ページTopへ

(1)インターネットが突然つながらなくなる

 昨年11月22日、Windows10搭載のPCパソコン(DELL Vostro 3800 スリムタワー)を購入しましたが、その後一昨日(2017/2/19)までの間に、インターネットが突然つながらなくなった現象が3回発生しました。
 1回目と2回目は、宅内の他の2台のPC全てがつながらなくなり、深夜だったこともあって、そのままシャットダウンして翌朝まで放置すると、翌日は普通につながりました。屋外の光ファイバー配線や光電話ルータ(我が家はONU(*1)一体型のルータ(*2)を使用)やハブ等にトラブルが発生したのかと心配しましたが、取り合えずつながったのでそれ以上は気に留めずにいました。

(*1) ONU(Optical Network Unit):光回線終端装置:光回線の信号と端末側からのデジタル信号とを相互変換
(*2) ルーター(router):複数のネットワーク間を相互接続する通信機器


光回線と宅内ネットワーク概念図

(2)宅内の他のPCはつながり、1台だけつながらない

 ところが3回目の一昨日は、宅内の他のPCではつながったので、日中だったこともあって原因特定に挑戦してみました。その結果、理由が「えっ、そんなことがあるの?」と言うようなことだったので、備忘録として記録を残すことにしました。

(3)まず、LANケーブルの緩みや断線を疑いました

 宅内の他のPCはつながったので、屋外の光ファイバー配線や光電話ルーターは大丈夫と分かったので、次に疑ったのはLANケーブル。ケーブルのコネクタ部が緩んでしまうこともあるからです。ケーブルを脱着しなおして確認してみましたが、まだつながりません。じゃあ、LANケーブルが切断してる?ケーブルを踏み付けてしまったり折り曲げてしまって断線したことを疑いました。
 そこで、正常にネットにつながっている方のPCからLANケーブルを外し、こちらのPCに装着して確認してみましたが、依然とつながりません。・・・と言うことはこのPC内部の問題?

(4)問題はこのPCの内部問題。セキュリティソフトの設定?まずはシャットダウン

 問題がここまで絞られたものの、ここから先はどうしたものか?
 まずは、セキュリティソフトを疑いました。以前、セキュリティソフトがネット接続を拒否したことがあって、DELLとセキュリティーソフトのコールセンターに問い合わせて解決したことがあったためです。ただ、今回はセキュリティソフトの設定を変更した覚えはありません。自動更新されたのだろうかとの不安も残りましたが、ここで、一旦PCをシャットダウンしてみることに。1回目、2回目の不具合の時には、シャットダウンして翌日起動すると普通につながったからです。また、シャットダウンしてPCの環境を初期状態に戻すと様々なトラブルが正常に戻ることもあるからです。
 Windows10のシャットダウンボタンをクリックして数分間放置後に再起動。結果は・・・依然つながりません。

(5)Windows10のシャットダウンは2通り、マザーボードの帯電もトラブルの原因

 今回は原因がなかなか根深いです。マイクロソフトのHelpデスクサイトを探すと、その対策方法は既に試した内容ばかり。「これらでダメならプロバイダーやネット接続業者に相談してください」とあります。
 それでは費用もかかるし、それに日々ウェブサーバとデータ授受しているPCなので放置しておけません。業者を呼んで原因が単純だった場合、ちょっと情けないのも避けたいことです。そこで更に念入りにウェブ検索すると、ある個人サイトで「Windows10は高速スタートアップ(*3)のために、シャットダウンボタンだけでは完全にシャットダウンできない。完全にシャットダウンするにはShiftキーを押しながらシャットダウンボタンをクリック(*5)」、また「マザーボードが帯電し過ぎるとネットがつながらなくなることがある」との記事も見つかりました。この日は朝9時からトラブル発生の午後2時頃までの約5時間、PCを点けっぱなしで、しかも空っ風で乾燥した上州群馬のこと、きっと帯電量も多かったに違いありません。
 「ん?これなら行けそう!」と合点して、Shiftキーを押しながらシャットダウンボタンをクリック(完全シャットダウン)し、放電のために全ての電源ケーブルを一旦外して数分放置(*6)し、再度起動すると・・・お〜〜〜、つながった〜!

(*3) 高速スタートアップ:PCの電源を点けてからWindows10が起動するまでの時間を高速で行う。
(*5) 高速スタートアップは設定で変更でき、購入時(デフォルト)にはONになっています。
     これをOFFにすればシャットダウンボタンだけで完全シャットダウンになります。
(*6) 放電のための放置時間は状況によるでしょうが、数分で良さそうです。今回は安全を図って10分放置。


この体験の結果、

Windows10でネットが突然つながらなくなった場合、まずは完全シャットダウンと放電を試す

 今回のトラブルを振り返るに、1回目、2回目の時、深夜だったこともあって、そのままシャットダウンして翌朝まで放置し、翌日は普通につながったことを考えると、3回目も結局は帯電がトラブルの原因だったかも知れません。まずは一番簡単な完全シャットダウンと放電を試すことが賢明なようです。

 今や日常生活に欠かせないインターネット。PCやネット関連の様々なトラブルは、停電や断水など、他のインフラトラブルと異なり、原因が複雑です。また水道や電気のように、保守サポートする業界が確立されているわけではなく、自力で解決しなければならない場合が大半です。しかも解決策が理論的なものだけでなく、体験によって得るものも少なくありません。きっと生涯の付き合いになるPC。これからも挫けずに取り組みたいと思います。(2017/2/21 記)

PCの機種やブラウザにより異なるウェブ表示

掲載日:2013/7/25 ▲ページTopへ
 宮崎市に本拠地を置き、地震や津波を研究している会社「(株)地震工学研究開発センター(略称EERC)」。実はこの会社とその兄弟会社「(株)耐震解析研究所(略称SEAN)」(本社名古屋市)のホームページは私が委託されて制作しています。その会社さんから、先日、「社内のあるパソコンでブラウズすると背景色の色が途中で切れてしまう。どうやら64ビットパソコンでそうなるようだ」と連絡が入りました。

 「えっ?!」っと一瞬青くなり、早速に調査開始。ご存知のように、現在皆さんが表示している世界中のホームページの大半はHTMLタグだけじゃなく、より洗練された画面表示にするために、たくさんのスタイルシートやスクリプト言語(Javascript)、ウェブ側ソフト(PerlやPHPなど)でカバーしています。この2社のホームページもこれらを使用して制作していて、表示(ブラウズ)確認はWIndows-7(32ビットマシン)+IE9.0で行ってから公開していましたが、どうやらそれだけでは不備だったようです。
 ややこしい話になりますが、ウェブサイトの表示には次の組み合わせがあります。

マシンのOSとバージョン +
  マシンの基本ビット単位 +
    ブラウザの種類とバージョン +
ウェブサーバのシステム環境
ここで、
  • マシンのOSとバージョン・・・WIndows-XPやWindows-7/8、UNIX系(Mac-OSなど)、Linux系などとそのバージョン
  • マシンの基本ビット単位・・・32ビット、64ビットなど
  • ブラウザの種類とバージョン・・・IE、Firefox、Google Chrome、Operaなどとそのバージョン
  • ウェブサーバのシステム環境・・・サーバーのOSや言語環境、セキュリティー対策など

 これだけの組み合わせがあると、ホームページ制作者がウェブ表示側の環境を全て用意して確認するのは難しく、現実的には代表的な環境で確認し、私は「WIndows-7 Professional(SP1、32ビット)+IE9.0」で確認していました。
 途中経過は省略しますが、原因は

  「64ビット用ブラウザのスタイルシートの解釈が32ビット用ブラウザと異なっていた」

 ためです。細かい事を言えば、height属性の影響範囲の解釈でした。
 分かってしまえば大した修正ではないのですが、原因が分かるまで、ウェブサイトであれこれ調べ、試作版を作って消去法で原因を探し、解決までの道のりは遠かったです。いつもは役立つウェブサイトの情報も今回は強力ではなく、試作版での試行錯誤で解決に至りました。

 本来、ブラウザの役割として、HTMLやスタイルシートは標準規格があるので、機種やOSに依存せずに、同じに解釈すべきですが、現実的にはこのような差異が発生し、ウェブページ制作者を悩ませます。
 なお、今回の対応を機に、ブラウザをIE10.0に更新しましたが、IE10.0は表タグ(<TABLE>)の罫線表示が、それ以前と異なったようです。当サイトでも、各所にその違いが表れていますが、不都合でもないので(洗練されたとも思いませんが)今回は対応を見送り、しばらく様子を見ます。(2013/7/25 記)

■ブログ作成■

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 ブログは Web log(ウェブログ)が略されたもので、ネットの世界に出現した経緯は、何かのテーマに関するウェブ(Web)の記録(Log)を集めてホームページに紹介したことから始まったとのことです。

 現在のブログと言うと(外国の様子は分かりませんが)、個人的な体験や特定のトピックを日記帳のスタイルで書き綴ったウェブページの事を指しているようです。共通機能として、その記事に対する読者からのコメント記入トラックバック機能(他のブログを参照したことをそのブログに知らせる機能)等があります。
 ブログ作成ツールを無償で提供しているサイトがいくつかあり、これを利用すればHTMLやスタイルシート、Java、JavaScript、cgi等のホームページ作成知識がなくてもブログを作成でき、現在、有名人から一市民に至るまで多くのブログ作者(ブロガーと呼んでいます)の皆さんが日夜記事を書き綴っています。
 これらのサイトの多くは記事の保存ディスクも無償で提供しているので、インターネットができるパソコンがあるだけで、無料で自分のブログを作成することができます。
 これらのサイトが何で無料でこれらを提供しているのか理由は良く分かりません。URLにそのサイトの固有名が付くからいいのでしょうか?中には自動的にスポンサー広告が貼り付いているのがあって、これならば「ま、広告が邪魔だけど、この広告分がタダの理由か」と理解できるのですが。
 ブログは通常はテンプレート(予め用意されたいくつかのページレイアウトやページの属性)を利用して作成します。このテンプレートの数がサイトによっては100種類程度用意してある場合もあります。色の設定や画像などは自分で設定することもできるのが一般的です。HTMLを理解している人には更に細かい設定を許可している場合もあるので、他人と異なった個性的なレイアウトや画面を作ることもできます。
 一度利用を決めたブログサイトが気に入らないと言うことでブログの移設を決め、過去の記事を再掲したい場合には、自分でコツコツと手作業で移設しなければならないので、最初から気に入ったブログサイトを探すべく事前に十分にチェックしたいものです。
 もっとも、移設を決める前に、その運営サイトに要望を上げれば、いつかは改良・改善してくれるかも知れません(無料なので強い要求はできませんが・・・)

 ブログ開設前にチェックしたい一般的な項目を下記に示します。

  • テンプレートの内容  ・自分の好みがあるか ・ユーザが設定できる機能がどれだけあるか
  • ディスクの容量は?
  • コメント返信機能が十分か?  ・コメントに画像を添付できるか ・コメント作者が掲載後に編集、削除ができるか  ・コメント記述時に、掲載直前のプレビュー機能があるか
  • アフィリエイトを許可しているか?
  • スポンサー広告の量や質、レイアウトが我慢できる範囲か?
  • HTMLを直接編集できる機能が用意されているか?
 下記に無償ブログ作成環境提供サイトを掲載します。各サイトを閲覧すると、そのサイトの人気ブログが掲載されていますので、それらをいくつか閲覧して確認してみるのも一法です。(2011/7/8 更新)
サイト名 URLの名前付けのルール ディスク
制限
FC2 Blog http://○○○.blog###.fc2.com/ 1GB
忍者Blog http://○○○.blog.shinobi.jp/Entry/###/ 100MB+
増加無制限
gooブログ http://blog.goo.ne.jp/○○○ 3GB
Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/○○○ 2GB
livedoorブログ http://blog.livedoor.jp/○○○/ 2.1GB
楽天ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/○○○/
SeeSaaブログ http://○○○.seesaa.net/ 2GB
フルーツブログ http://○○○.fruitblog.net/ 1GB
exciteブログ http://○○○.exblog.jp/ 1GB
JUGEM http://○○○.jugem.jp/ 1GB
ココログ http://○○○.cocolog-nifty.com/blog/yyyy/mm/####.html 2GB

■レンタルサーバー■

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 ホームページの作り方はこちらで説明しましたが、インターネットで広く他者に閲覧してもらうためには、作成したコンテンツウェブサーバーに保存しなければなりません。ウェブサーバーは皆さんが普通に使用している程度のパソコンでも可能で、自身でサーバー登録することもできますが、通常は専門会社のレンタルサーバーを借ります。
 サーバー側にはコンテンツを保存しておく膨大な容量のハードディスクとサーバー側で処理するためのソフトウェア群が必要です。セキュリティー管理などはサーバー側に課せられた必須の機能です。
 単にレンタル費用が安いと言うだけでなく、サーバー側の機能も確認してから借りる必要があります。例えば、サーバ側に自分で作成したCGIプログラムを置きたい場合やデータベースを作成したい場合には、それらの動作環境が設定されているかを確認することは重要なことです。
 ホームページを開設してから、途中でサーバーを移設することは自由ですが(実際、私も3回ほどサーバを変えています)、サイトのコンテンツが膨大になると移設手間もかかるので、できれば事前に良く調べて、満足するレンタルサーバーを安定的に利用したいものです。
 サーバー会社は同一会社あるいは系列会社でドメイン登録ができる場合もあり、ドメイン取得とサーバーの契約を一遍に行うには、これらの会社を選ぶと便利です。

 なお、自分でブログを開設したい程度の要求ならば、レンタルサーバを借りなくても無償ブログ提供サイトを利用できます。もちろん自分でレンタルサーバを借りて、そのサーバのブログ機能で自由に作成することもできますが。
 下記に確認したい一般的な項目を整理します。
  • コンテンツを保存するディスク容量の制限
  • ウェブサーバへの転送量が無制限か?
  • メールアドレスを登録できるか?できる場合、何個まで登録できるか?
  • 迷惑メール対策機能があるか?
  • 独自のドメイン登録ができるか?
  • ウェブ側で動作するソフトウェア群は何があるか?
     ・PHPの搭載 ・データベースエンジン搭載か(MySQLなど)
  • アクセス解析機能の内容
  • CGIソフトがどれだけ用意されているか?
     ・カウンター ・アンケートフォーム ・任意フォーム ・掲示板 ・ネットショップ
  • セキュリティー対策は万全か?
  • ブログ設定機能があるか?
  • レンタル価格は?

 下記にレンタルサーバー会社を紹介します。利用の条件によりどのサーバーが適切なのかが異なりますので、契約する場合には各社のサイトで良く調べてください。
会社名 内   容
さくらインターネット株式会社
GMOペポパ
株式会社

■レンタルサーバーの移設(その2)■

掲載日:2013/6/11 ▲ページTopへ
 2013年5月29日に、当「Go!伊勢崎」のサーバを新サーバへ移設したばかりなのに、昨日6月10日から本日にかけて、またまた移設作業を行いました。
 「何で?!
 「・・・え〜、ん〜、それは、・・・・・・教えない!」
 「え〜〜、ど〜して〜?」
 「・・・、ちょっと恥ずかしいから」
 なんて、幼稚なことを言ってないで、一挙に結論を言いますと、「転送量制限」に引っ掛かったためです。5月末に借りたサーバーは一ヶ月の転送量制限が31GB
 調査して契約する時にもこの数値は確認していたのですが、「転送量」は、自分のパソコンで制作した様々なコンテンツをウェブサーバへ転送する量と判断していて、それならば、一日せいぜい1〜2MB程度なので、余裕でクリアできると考えていました。ところが、レンタル開始後一週間が経った頃、サーバ管理画面を見ると、何と、「転送量=29GB」になっているじゃありませんか!
 「えっ、えっ、え〜〜〜っ??!!」
 たった7日で29GBと言えば、一日約4GB。そんなことはあり得ない!すぐさまサーバ会社にメールで問い合わせると(電話対応はしていません。他にも対応はメールだけと言うサーバ会社が多い)、下記回答が返って来ました。
弊社サーバーの転送量計算でございますが、転送量の加算対象は下記の通りとなっております。
・FTPでサイトデータを転送した場合
・メール受信
・設置のサイトが閲覧された場合

 言葉はとても丁寧なのですが、この中の”設置のサイトが閲覧された場合”が予想外で落とし穴でした。サイトが閲覧された場合と言えば、皆さんが当サイトに訪れてくれることです。とすれば、当サイトは現在トップページに日々400〜600人が訪れ、ヘッドラインで導かれた個々のページも恐らく同様に閲覧されていると思います。各ページで閲覧されるファイル容量は1〜2MB程度。これらのことから、仮に
・一日の全PV(ページビュー)=3,000回
・1ページのファイル容量=1.3MB

 とすると、一日の閲覧による転送量=3,000×1.3MB=3,900MB=約4GBとなります。一日4GBは一ヶ月で120GB。とても31GBの制限内には入りません。それと、そもそもサイト運営はより多くの方がサイトを訪れてくれることが大きなモチベーションです。訪問者が増えれば増えるほどドキドキと不安を感じていなければならないなんて、絶対に回避しなきゃなりません。取り急ぎ、転送量追加オプション(有料)があったので、更に31GB増やして月間62GBとしました。ただ、これも一過性の対策なので、再度サーバー会社へ事情を説明して、対策を問うと、
 お問い合わせ頂いたところ大変恐れ入りますが、 ●●●●のオプションサービスといたしましては、月間62GB以上に転送量を増加させるオプションはございません。予めご理解を賜りますようお願い申し上げます。
との回答。でも、これは仕様を見ておいたので予想通りの回答。

 「う〜ん、困った、これは早急に対策しなくっちゃ!・・・で、いつやるの?」
 「今でしょっ!」・・・と言う経緯で、移設後2週間も経過していないの、新たに別のサーバを借りることになった次第です。ウェブで検索してみると、

・月額レンタル費=500〜1000円
・ディスク容量=30〜60GB
・日々転送量=無制限または80〜120GB/日(月ごとではなく、日単位です)
などが数社あり、今頃になって前回の調査が不足していたことを知ることに。

 転送量制限残量が日々減少して行く中、焦る気持ちを抑えながら、一昨日から今日にかけて、突貫作業でサーバ移設作業を行い、現在は無事に新サーバに移設完了しましたが、実に貴重な体験をしました。

 振り返るに前々回までのレンタルサーバの転送量は無制限だったので、前回のサーバ検討時も転送量を特に注意事項として気にしていなかった次第です。結局、たった2週間で不要になった前回のレンタルサーバですが、一年分一括払いを行ったので、解約できるかと問い合わせると、
 ご解約に際しましては規約にもございます通り返金等はいたしておりません。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 との回答。残念なり。世の中そんなに甘くない。でも、この2社分のレンタル費用を足しても、前々回のサーバ費用よりはまだ年額で6,000円ほど安い・・・と、失敗を自分で慰めています。トホホ。(2013/6/11 記)

■レンタルサーバーの移設(その1)■

掲載日:2013/5/30 ▲ページTopへ
 昨夜(2013/5/29)23:00から、当「Go!伊勢崎」のサーバを新サーバへ移行しました。

 私・丸男が運営管理しているウェブサイトは現在7サイトありまして、当サイトを除く6サイトは一年前頃から順次新しいウェブサーバへ移設していましたが、当「Go!伊勢崎」はコンテンツが膨大(*1)で、新旧サーバ間のファイル送受信作業やプログラムの動作確認など、あれこれ考えると面倒だったので、腰が引けていました。

 そもそも何のためにサーバを移設したかと言いますと、旧サーバは、当「Go!伊勢崎」開設時の7年前にレンタル契約し、当時の調査では機能や価格ともに最良だったのですが、この7年間に更に優れたサーバ会社が次々と現れ、しばらくは移設に手間がかかることを理由に放置していたものの、流石に年間23,520円の差分(*2)が出ると、いつまでも放置して置く訳には行かず、今回、再契約時が近づいた事を機会に移行に踏み切った次第です。
 ちょうど、古い電化製品をいつまでも大切に使用していると、節エネ機能不足などのために、結局はコスト損失だったりすることと良く似ています。余談ですが、最近はファンヒータや加湿器、ウォッシュレットなど、電子回路の不具合によって火事になるケースもあって、電化製品は大切にするのもほどほどがいいようです。

 ちなみに以前から移設を完了している他の6サイトは年間18,672円安く(*3)なっていますので、合計で42,192円(年間)安くなりました。しかも、ディスク容量も増え、ウェブ側の機能も向上しています。また、正確に計測した訳でもありませんが、サーバへのアクセス速度も早く感じます。また、旧サーバで発生していたphpプログラムの不具合も、新サーバでは発生していなくて、期待外の効果に喜んでいます。
 取り敢えず、当「Go!伊勢崎」のサーバ移行を完了し、ホッとしているところですが、しばらくは、表示確認などに注意を払いたいと思っています。
 7年前に調査した10数社の中でダントツに優れていたレンタルサーバが、今では他者との差がこのようになってしまうこと、IT社会の日進月歩の変化を体験したところです。(2013/5/30 記)

(*1)ファイル数=61,558、フォルダ数=1,167:2013/5/29現在)
(*2)旧サーバ=12ヶ月×2,940円=35,280円、新サーバ=12ヶ月×980円=11,760円、差分=23,520円(年間)
(*3)
 3サイト・・・(旧)3×350円×12ヶ月=12,600円 (新)3×98円×12ヶ月=3,528円、差分=9,072円(年間)
 3サイト・・・(旧)3×350円×12ヶ月=12,600円 (新)250円×12ヶ月=3000円、差分=9,600円(年間)
  (こちらのサーバは、1つのサーバアカウントで複数の独自ドメインを管理できます(マルチドメイン管理))
 全7サイト合計差分=42,192円(年間)の減額


サーバ移行一般的手順

 ここで、当サイトご覧の方で、サーバ移行を計画している方の参考に、一般的手順を下記に示しておきます。
(1)新サーバを調査・決定・契約(価格、ウェブアプリの機能、メール数、ディスク容量、速度など)
  (試用期間があれば、実際に試してみることをお薦めします)
(2)新サーバで各種設定(アカウント取得、ドメイン関連、FTP接続確認など)
(3)旧サーバの最終コンテンツを仮ディスクにダウンロード(FTP受信)
  (掲示板やアンケート、クイズなど、閲覧者の入力がコンテンツに反映されるものは、
   事前にそのページへ移行中のアナウンスを掲示し、送受信はぎりぎり最後に行うのがいいでしょう)
(4)新サーバへ(3)の最終コンテンツをアップロード(FTP送信)
(5)新サーバ側でHTMLやPHP、cgiソフトなどの表示確認
(6)ドメイン管理サイトからDNS(Domain Name System)を新サーバへ変更
  (DNS変更が世界中のウェブに反映されるのは数十分〜数時間かかるようです。)

※ちなみに、当「Go!伊勢崎」のサーバ移行作業は、5月23日から順次行いました。「そんなにかかるの?」と質問されそうですが、一遍に行うのも退屈で飽きてしまうので、暇に任せて、かつポイントだけは外さずに少しずつ行った次第です。




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