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2010/7/27(火)

上州名物、雷と空っ風、かかぁ天下・・・
雷だけはノーサンキュー

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25日の夜、伊勢崎市の波志江町周辺を雷が襲いました。
連日の雷なので特別に驚くほどではなかったのですが
一夜明けた昨日の朝、
事務所に行ってみるとフレッツひかり電話の外線ラインが全て赤く点滅。

「お〜!ヤバイ!やられたか〜!」
と受話器を取ってみると「現在使用できません」の表示。
電話制御機やONUをリブートしたり、あれこれ調べてみても原因不明。
電話以外にFAXもインターネットも不通
結局、NTTの障害センターがオープンする9時まで待って携帯から電話。

・・・ところが、センターが繋がらない、つながらない。
「ただ今、お問い合わせの電話が大変混雑しています。
誠に申し訳ありませんが、後ほどお掛け直してくださいますよう
お願い申しあげます」
と録音された女性の音声ガイド。

仕事に支障を生じさせてはならじと
数分置きに電話を掛けるものの、繋がったのは結局午後1時半。
朝の9時から、実に4時間半が経過
最後の方は丁寧な音声ガイドを聞くだけでもストレス。
生身の人間ならば苦情も言えますが、音声ガイド相手に何を言っても無駄。

普段、そんなに電話がある訳ではないのですが、
不通となるとちょっと心配。
マーフィーの法則じゃありませんが、
こんな時に限って重要なお客様から電話があるのが世の常。

・・・でNTTの窓口によれば、対応は早くて3日目とのこと。
え?!、不通のまま2日間待たされるんですか?
と訴えてみても、窓口じゃ何ともならず、
仕方がないので電話で確認できる作業を指示してもらって
故障個所の絞り込みを行いました。

あれこれとテストを行うと
結局壊れたのはひかり電話制御機らしい?
そうなると担当は代理店になるらしいので
代理店とのやり取りを行い、夕方来社して対応してもらいましたが
NTTのセンターが閉じる8時までには原因がつかめず、
結局翌日へ持ち越し。

FAXはソフトバンク回線で、こちらは本日午後来社予定。
この流れでは完全な回復は3日目になりそうです。

実は雷の被害はこれで3回目。
1回目の時には電話回線がアナログでパソコン3台が過電流で壊れ、
自宅の給湯器の制御部も壊れました。
ディスクの復旧やらパソコン代、修理代やらで労力と費用が大変でした。
この時には近くの整形外科も受話器が全て壊れたとのこと。
ひかり通信にすれば雷被害は激減するはずなのですが、
その通りには行かないようです。

今回の当方の被害がどのくらいになるのかまだ分かりませんが
OSが立ち上がらないPCが1台あって、多分、これも雷の被害。
金銭的負担も不安ですが、
丸2日間通信が途絶える事の影響が悩みです。



取りあえず自宅の環境は被害を受けなかったので、
自宅でメールやらホームページやらの対応を進めていますが
インターネットや電話、FAXがあって当然の日々の業務が
まるで武器を取られて戦う戦士の気分。

思い切って「今日は臨時休業!
なんて言えればいいのですが、
零細企業の当方、そんな達観した気分にもなれず、
と言っても代理店やNTTの対応に任せるしか術がなく
何とも手段がありません。
ま、怪我の功名と言いますか、
普段放置していたIT不使用の仕事が少し捗りましたが。



上州名物と言えば「雷と空っ風、かかぁ天下

伊勢崎市辺りは土砂崩れや洪水にも悩まされず、
台風の影響も少なく、からっ風もそんなには気にならず、
かかぁ天下だって家庭の平和の基本。

でも、どう譲っても雷だけはノーサンキューです。


2010/7/16(金)

参院選投票結果、伊勢崎を地区別に分析
合併前の4地区で顕著な特徴

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11日の参院選では民主が議席を減らし自民が巻き返しをはかりました。
この結果の評論はマスコミが語り尽しているので、
今回、ここで改めて書く訳ではなく、
今日は、伊勢崎市の投票結果を地区別に分析してみました。

まずは投票所ごとの投票率一覧をご覧ください。
※データは伊勢崎新聞の7/16日付けの記事を利用しました。

旧伊勢崎市

赤堀

あずま




全体の平均値52.44は群馬県内の市で最低だったようで、残念な結果ですが、
それはさておき、ここで伊勢崎市内を地区別に整理してみました。
※上記投票所別数値の合計値を算出すると
有権者数=159,026、投票者数=83,445となります。
上表の合計値との差分(有権者数=118人、投票者数=12人)は
在外者数の分です。

地区 有権者数 投票数 投票率 平均値からの離れ
旧伊勢崎市 100,373 53,012 52.82 0.37
赤堀 16,033 7,784 48.55 -3.89
あずま 18,571 9,159 49.32 -3.12
24,049 13,490 56.09 3.65


この結果からすると、旧伊勢崎市はほぼ平均値、
赤堀、あずまが平均値より低く、境が高い
結果となりました。

ここで赤堀、あずまを合計すると

地区 有権者数 投票数 投票率 平均値からの離れ
赤堀・あずま 34,604 16,943 48.96 -3.48

となり、境の差分と正負反対ですが、数値がほぼ同じです。

投票率は有権者の政治参加意識の指標ですが、
有体に言えば、境地区の意識が高く、旧伊勢崎は平均的、
赤堀・あずまが低い
と言うことになります。

特に、投票率60%を越えた5ヶ所の内、4ヶ所が境地区で、
トップは島村66.11%(平均値との離れ=13.64%)で、
他を圧倒する投票率でした。

島村に関してはこの春から当サイトに特集ページを開設し、
様々な情報を発信していますが、
今回のトップの数値を見てまた新たな島村を発見し、
何だか自分のことのように嬉しく思っています。



せっかくの貴重な選挙権です。
どの党や候補者を支持しても全く自由な国民の権利ですが、
まずは投票して自分の意思を示すことが重要と思います。
投票しない人に話を聞くと、
誰に投票しても、どの党に投票してもどうせ期待なんかできない
と諦めムードの意見を持っていて、
投票しないことで意思表示している部分もあって、
率直に言えば私自身も納得してしまうところもあるのですが、
それならば白紙で投票するとか「投票したい人がいない」と書いたっていいし、
まずは投票所に出向いて自分の意志を示せばいいと思います。
有権者はキチンと見ていますよ」と言う意思表示をするだけでも
大きな意味があると思います。



伊勢崎市が県内最低の投票率だったことは改めて残念なことですが、
次回はこの汚名を是非とも返上したいものです。


2010/7/15(木)

汎用地域SNSの出現・ウェブビジネスを考える

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先日、当サイトの掲示板で伊勢崎市のSNSが話題に乗りました。
2年前に民間企業が立ちあげた「伊勢崎市民SNS」が最近閉じて
新たに別の民間企業が別のSNS「伊勢崎市ぷらす」を開設したと言う話題です。

皆さんはSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)をご存知と思いますが、
ごく簡単に説明しますと、
インターネット上で人と人とが交流できるサービス」です。
例えば、学校の同窓生同士や趣味のサークルのメンバー、
また各種団体に属する人達やある地域に住む人達が、
日々の会話や活動の連絡等をネット上で行うことができるサイトのことです。

SNSのカテゴリーの内、ある地域専用のサイトを「地域SNS」と言いますが、
地域SNSは既に多くの全国の自治体で開設していて
伊勢崎市の近隣では前橋市のSNS「まえりあ」、
太田市のSNS「おおたんネット」などがあります。
地域SNSは総務省も推進していて、
詳しくはこちら(→総務省の地域SNSの案内)に掲載されています。

話を「伊勢崎市ぷらす」に戻しますと、
このサイトは一つの共通システムで各自治体の地域SNSを構築するもののようで
既に「前橋市ぷらす」、「高崎市ぷらす」、「桐生市ぷらす」、「太田市ぷらす」
などが開設されています。
他にも全国の自治体をいくつか調べてみると既に開設されているので、
恐らく全国のほとんどの市用に開設済みなのでしょう。
残念なのはどの自治体のサイトもほとんど同じ顔付で
個性化のカスタマイズ機能が低そうな点です。
ユーザ任せで個性化を行う方針なのでしょうか。



このようなSNSの共通システムもそうですが、
他の例では辞書サイトや百科事典サイト、電話番号サイト、地図サイト、
質問サイト、グルメサイト、検索サイト、動画サイト
・・・などなど
ウェブ上の共通システムを作成し、
訪問者の利用で自己増殖し、また訪問者の記事投稿で活性化させ・・・
と言うのがこれらのサイトの基本的な狙いです。
そう言う意味では無料ブログサイトも同じ位置づけです。

訪問者や利用者は便益を受けるサイトならば積極的に利用するので、
それがシステム制作者側の意図するところでもある訳です。
初期開発の企画や開発費はかかるでしょうが、
首尾よく人気を集めれば、全国あるいは世界のウェブユーザが
使えば使うほどに活性化するので、システム提供側からすれば、
運営労力をユーザに任せた自動収益モデルを構築できたことになります。
Youtubeの動画サイトやGoogleの検索サイトなどは最も成功した事例でしょう。

ウェブサイト運営をビジネスモデルとして考えた場合
たった一つの静的なサイトをコツコツ運営するより、
このようなシステムで自動的に活性化させるサイトの方が
格段に賢い方法なので
多くの企業あるいは個人が狙っていることです。



ちなみに「Go!伊勢崎」はたった一つのサイトを
コツコツと日々制作しているサイトの典型例で、
ビジネスモデルとは対極に存在し、
そもそもビジネスモデルを狙ってはいませんが、
それよりもアイディアや開発力が追い付かないのが大きな理由です。



2年前に立ちあげた「伊勢崎市民SNS」の閉鎖理由が
ビジネスモデルにならなかったためなのか、
また最近開設した別のSNS「伊勢崎市ぷらす」がいつまで存続するのか
何とも予測できませんが、
地域SNS」に関しては、「公益性」や「行政との連携」も要求され、
そもそもビジネスモデルとは馴染み難いと考えていますので
今後の展開には関心があります。

この「管理人のつぶやき」で、
ネット広告費の増加のこと、ビジネスモデルの可能性のこと、
ネットが出版や音楽業界、その他多くの既存の業種を飲み込みつつあること
これらの事について何回か書いて来ましたが、
「地域SNS」と言う公益性を要求されるサイトに対しても
ビジネスモデルが出現したことにより、
軽い驚きを覚えたところです。


2010/7/10(土)

参院選の広告もテレビからネットへ移行?

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ここ1週間ほど当サイトをご覧いただいた方ならば、どこかのページで、
自民党の参院選広告が表示されたことにお気付きと思います。
その広告はサイト管理人が貼ったのではなく、
当サイトが契約しているあるアフィリエイト会社のシステムが
自動的に貼った広告です。

今回、他の党の広告も表示されるのかと思っていましたら
結果的には自民党だけだったようですが、
実は、最近、ネットでこんなニュースが流れました。



まず7月2日の読売や産経などの新聞社のネットニュース。
一部を引用します。

「共産がテレビCMを断念 厳しい台所事情 ネット重点」

 共産党は2日、参院選用のテレビコマーシャル(CM)の放映を見送ることを決めた。
 「ソフト・イメージ路線」を突き進む同党はここ数年の国政選挙で、志位和夫委員長を前面に押し立てたテレビCMをPR戦略の一環として活用してきた。しかし、今回は厳しい台所事情の余波で予算削減を迫られ、テレビCMを断念せざるを得なくなった。
・・・以下略


このニュースは共産党だけの話題だったようですが、
7月9日には産経のネットニュースで次のようなニュースが流れました。
一部引用します。

 「政党CM、テレビ離れ 「費用対効果が…」」

 今回の参院選で、各政党のテレビコマーシャル(CM)離れが進んでいる。昨年の衆院選ではインターネットの政党CMが話題を呼び、各党はさほど費用をかけず“ヒット作”次第で注目される「ネットCM」へシフトしている。一方、テレビCMには「多額な金をかけるなら演説など他のことに使う」と冷淡で、中には経費削減策でとりやめる党も現れた。
・・・中略・・・・
 選挙プランナーの松田馨さん(30)は「国民の9千万人がネットを利用する現在、マスメディアの情報をミニブログのツイッターで議論するなどすでに活用は広がっている。今後は政党側もテレビCMから携帯電話の政党ホームページへ誘導するなど、既存メディアとネットを組み合わせた手法が進む」とみる。」


この「管理人のつぶやき」で2010年3月7日に
不況で広告費が減る中、ネット広告のみ増加。」
と言う記事を書きましたが、
国会議員選挙においても広報媒体がテレビからネットへ移行しつつあるようです。

この流れの原因は経費削減、費用対効果の理由が大きいとされていますが、
テレビ広告が億の単位と聞く時に、ネット広告は桁違いの安さです。

ちなみに、当サイトは現在トップページ訪問者が1日350人程度、
各ページの表示合計が1日2,500回程度ですが、
自民党の広告が1日何回表示されたとしても、
その広告をクリックする人がいなければ
表示媒体である当サイトに支払う費用は無料です。

何万回、何十万回表示されてもクリックする人がいなければ
その表示サイトへ支払う費用が無料と言うのが「クリック報酬」システムです。
広告の仲介会社(ASPと言います)にどれだけ支払うかは不明ですが、
ネットで調べる範囲では媒体への支払額とそれほどは変わらないようです。

この辺の実態も4月8日に
何でも無料のネットの世界、ビジネスモデルが成立するか
の記事に書きましたが
端的に言えば、テレビ広告に比べたらタダ同然のネット広告
しかもネット普及率は増加の一途、
こちらに移行するのは必然の流れと考えられます。



・・・・ただ、サイト運営者の立場からすると大きな疑問点があります。
それは、ネット広告が「タダ同然」と言う状況が
なぜ容認あるいは黙認され続けているのでしょうか。

例えば、当サイトのアフィリエイト収益は1ヶ月数千円で
毎月のサーバ代でほぼ消えてしまいますが、
一部の有名新聞社のサイト等を除けば、ほとんどのブログやホームページで
タダ同然で日々広告を表示していることと思います。

この実態を当然のこととして利用し、ネット広告へ移行しているとすれば、
それは多くのボランティアや犠牲の上に成り立っている不安定な状況なので
いずれかの時点で適正に是正されるべきこと
あるいは是正されなければ継続が保証されない構造と思っています。

その引き金を引くのは
いつ・どこで・誰が
なのでしょうか。


2010/6/30(水)

日本経済を危うくする中国や韓国。
そこで活躍する日本の技術やエンジニア達。
世界経済の中で孤立する日本の技術。

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今日は、最近気になる日本と世界の話です。



自動車産業や家電産業はかつては日本の基幹産業。
世界市場の中でも確固たる位置をキープしていました。
ところが今日、自動車産業は中国に、また家電産業は韓国の追撃を受け
かつての栄光は危ういものになっているようです。

日本の立場を危うくしている原因を考える時、
何ともやるせないのが、
自動車にしても家電製品にしても
かつて日本の技術を支えた多くの日本人エンジニアが
中国や韓国で活躍している
と言うこと。

韓国のサムスン電子などは、外国人エンジニアの殆どが日本人とのことで
また中国の自動車生産現場でも、
金型技術など多くの分野で日本人技術者が活躍しているとのことです。
身近な話として、太田市の友人が勤める世界最大手の金型メーカー・オギハラ
館林工場を中国の会社に買収され、
今後、オギハラが開発した金型は中国車の生産に寄与するとのことです。



日本のバブル経済がはじけ、以来、グローバル経済の競争原理の中で
低い生産コストの国へ生産拠点を移し
その結果、内需や国内雇用が冷え込み、リストラが進み、
優秀な技術者も退職を余儀なくされました。
私の知人でも、伊勢崎市内の大手製造業に勤めていたエンジニア達は
その多くが早期退職しています。
そう言った技術者に対して
中国や韓国からオファーが入り活躍の場が提供されます。
ちなみにネットでも日本人の中国への就職斡旋サイトは数多く
先ほど、「中国 求人」でググってみると 約 13,600,000 件と表示されました。

早期退職させた社員や定年後の再雇用を確保しなかった社員が
今度は海外の競争相手の会社で活躍し、自分の会社を脅かす。
また、技術指導した中国や韓国の現地工場が日本の技術を修得し
さらにそれに磨きをかけて、日本企業の技術力を上回る会社に成長する。



低コストの労働力を求めて韓国や中国、東南アジアに進出したはずなのに
いつの間にか高水準の技術もすっかり相手国に渡ってしまったようです。

予測できた流れだったとは思いますが、
とてもやるせないもの感じます。
グローバル経済への取り組み方が甘かったのか、
あるいは、グローバル経済はそもそも国境と言う概念が関係ないのか。
島国環境の日本では、気質的にハンディキャップがあるシステムです。

更にネタを追加すれば
先日見たある経済ニュース番組では、
アフリカ諸国への電気通信インフラの進出では中国が断トツに積極的で
今更日本が出る幕がないとのこと。
また、海外の建設現場で活躍するのも欧米と韓国の建設会社で、
日本企業は遅れを取っているとのこと。
アメリカの新幹線整備への提案についても、
日本を含めて中国、韓国、フランス、ドイツ、スペインなどが提案しているようですが、
世界に誇る日本の新幹線技術と思っていたのは錯覚で、
日本は決して優位に立っていないようです。



日本経済は世界経済の中では「ガラパゴス経済
とのラベルを貼られることがありますが、
工業立国日本が世界を席巻したのはかつての神話に過ぎず、
今は、グローバル経済の中で通用しない技術に力を注いでいるのが
日本の実体のようです。

そう言う意味では、
日本の中高年エンジニアが、
自分の技術を必要とする韓国や中国に活路を見出した
のは、
今後の我々の生き方に重要な指標を与えているようです。

私も、「東京だ、伊勢崎だ」と、
東京対地方の格差話題を取り上げることが多いのですが、
実は、そんな事を言っている事自体が島国根性なのかも知れず、
日本や海外とに拘らず、
どこでも自由に活躍する気質が求めらる時代なのかも知れません。


2010/6/27(日)

首都高から眺める高層ビル群。
目の前に次々と現れ、去っていく風景。

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この1週間で偶然にも3度東京に行く事になりました。
2回は仕事の関係、1回はプライベートの用事です。
十数年前は仕事で東京へ毎週1回程度は出張しましたが。
ここ5,6年は1年に3,4度に激減したので
1週間に3度と言うのは例外的な確率です。

今回の3回の内、2回は車で行く事になり、その事も例外的な事でした。
いつもは本庄駅に車を駐車し、電車で往復しているので
今回、運転が別の人だったこともありドライブ気分を楽しむこともできました。



そのドライブで色々と感じたのが首都高速道路から見る東京のビル群の風景。
今までは山の手線からの風景が中心だったので
高層ビルに目を奪われると言っても、
流石に回数を重ねれば見慣れてしまって、神経を毎回刺激しません。
ところが今回は首都高からの風景。

新鮮な驚きだったのは
建設中から早くも観光名所になりつつあるスカイツリーのことじゃなく、
池袋から宝町、銀座、汐留へ向かう周辺の風景
芝公園から渋谷方面へ向かう風景
それとレインボーブリッジから見る都心方面の風景でした。

新宿や汐留辺りに集中している高層ビル群の俯瞰風景は
テレビの映像で良く見るので見慣れてはいましたが、
ビル群の隙間を縫うように走る高速道路から見上げる高層ビル群は
また別の驚きがあります。

軒並み20階を越え、中には30〜40階のビルが隙間なく林立し、
それらの建物の3〜5階辺りの位置を車ですり抜け、
次から次へと別の高層ビルが目の前に現れては消えて行く風景。
不思議で刺激的で活力を感じる反面、
我が街伊勢崎市の事を考えた時、
何か脱力感のような虚無感のようなそんな感じも覚えます。



我が伊勢崎市辺りだと、6,7階を越えれば目立つ建物になってしまい
群馬県全体の中で大きな建物が集中する高崎駅周辺においても
そのエリアは駅周辺に止まります。

この構図が東京対地方の関係を象徴しているのか、
東京が異常で虚構の世界なのか、良く分かりませんが
少なくとも多くの若者を引き寄せ
ビジネスを集中させる環境ではあります。

先ほど、あるサイトを見ましたら
東京23区内で100mを超す建物は382棟ありました(2010/1/1時点)。
数年以内に竣工を迎える100m超えの建物もまだ80棟あります。
地方でそのような開発計画が出れば
一斉に「こんな時代に何を考えているのか?」とか
「どれだけ持つか、どうせすぐつぶれる」とか、
期待感よりもちょっと屈折した意見が出て来るのが実態ですが
それを笑止してしまう東京の現況。

人口が減少し、長引く不況で疲弊する地方経済、
これら地方の状況を傍目に
東京は人口が増加し続け、ビジネスが集まり、
まだまだ成長しています。



一市民の嘆きが
この格差の流れを食い止めるには余りに無力であることは承知していながら
この日記で東京と地方の話題を適宜取り上げていますが、
この東京対地方の格差を生み出す要因を考え、
地方に住む我々が奮起するきっかけになればと思いながら書いています。

少なくとも、
「どうせ地方なんか何をやってもダメ。それなら東京へ出て行くしかない」
と、若さや知恵や元気が東京に吸収されないように
地方独自の個性を発見し育てて
地方のやり方で人々を引き寄せる魅力を創り出したいものです。


2010/5/27(木)

一極集中が止まらない東京

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昨日は東京でお客さん2人と仕事の打ち合わせでした。
一人は茨城から、もう一人は宮崎から、
そして私が群馬からそれぞれ集まっての打ち合わせです。
場所は東京の浜町区民会館。
3人とも区民じゃありませんが、この区民会館は部屋が空いていれば貸してくれて
今回の利用は2回目です。
賃料は午後2時から5時まで借りて2,000円なり。

以前は東京駅八重洲口のホテルロビーの喫茶店を利用しましたが
席が狭いし、混んでいるし、余り長居もできないので会議室を借りたわけです。
と言っても手配をしてくれたのは茨城のお客さんですが。

伊勢崎だったら、スマーク辺りの広いフリースペースに置かれた
ゆったりとした大きなソファに座って何時間でも打ち合わせし、
飲み物が欲しければ館内のどこかのカフェでコーヒーでも買ってくればいいのですが、
東京じゃスタバやドトール、それと似たようなカフェはどこも席が狭くてかつ混雑していて、
大の男3人がパソコンを広げて仕事の打ち合わせを3時間もする訳には行きません。



無事に打ち合わせを終えて、 浜町からタクシーを拾い
車で埋まる6車線の道路をビュンビュン飛ばして東京駅に到着すれば、
「ここ停めちゃダメだよ」と注意するお巡りさんの目の前で
違法に横並びに停めてしまい、
「えっ、大丈夫ですか?」と運転手さんに尋ねる間もなく
気が付いて見れば回りは違法に乗り付けたタクシーだらけ。
その間をタクシーから降りたお客さんがぞろぞろと歩き、
信号も何もあったもんじゃない。
「お巡りさん、みんなで降りれば怖くない」てな感じで。

時間に余裕があったので、東京駅地下の一番街で夕食を囲み、
選んだロースかつ定食が1,380円で、伊勢崎辺りだったら800円くらいなのに・・・
それでも、次々にお客さんがやって来て、食後ものんびりとしていられず
店を追い出されるようにホームに向かい
待つ間もなく入って来た山手線に乗り込むものの
超満員で中からの押し返しでドドっと押し出され、乗車を断念。
ホームの反対側に入線した京浜東北線にかろうじて乗り込み上野駅へ。



茨城のお客さんは実は私が東京の会社に勤務していた時の仕事仲間。
山手線から追い出された二人が苦笑しながら
「以前は、毎日こう言う電車に何の抵抗もなく乗っていたんだよなぁ・・・」と。
思い起こせば、私は東京時代、西武池袋線の大泉学園駅で
毎日駅員さんに背中を押してもらって乗り込んでいました。
大泉学園と隣の石神井公園を過ぎると池袋までノンストップだったので
大泉学園までパンパンのお客が乗って来て、
上品な事を言っていると乗れません。
それが嫌なら、もっと早く起きて、各駅停車に乗るしかありません。
準急や急行を利用しても、通勤時間は片道1時間と40分。
もちろん13年と半年、朝の通勤電車で座った事は一度もありません。
今だったら、会社に着いただけで疲れてしまいそう。



でも、こんな東京が朝から晩まで、また隅から隅まで人・人・人。

この4月には東京の人口が1,300万人になったとか。
全国的に人口減少なのに、東京は毎年10万人の増加で、
日本全体の1割が東京に。
しかも昼間は埼玉や千葉、神奈川からの通勤客と
昨日の私達のように全国から集まる人がいるので、
昼間人口は一体何人になるのやら。



一極集中は全国の均衡ある発展のためによくないとか
東京大地震が来たらどうするんだ
などと、何を言っても東京への一極集中は避けることができないようです。


全国都道府県別の人口の増加(2010年、2015年は予想)
国立社会保障・人口問題研究所の人口データをグラフ化しました。

2010/5/26(火)

えっ!そっち?

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前回の日記で「伊勢崎市役所・19日からクールビズ」のタイトルで
伊勢崎市が例年より早めにクールビズに取り組んでくれたことを
大いに歓迎した記事を書きました。

ところがそれと前後して、TBSやら日テレ
また毎日新聞や読売新聞など中央紙のネットのニュース
クールビズ開始の通達に記述された「職員の髭禁止」の方が大きく取り上げられて
伊勢崎市民として
えっ!そっち?
と思わざるを得ませんでした。



今年の伊勢崎市のクールビズは19日
全国に先駆けて開始したとして全国的に取り上げられた北九州市が17日
伊勢崎市との差はたった2日
北九州市は「エコ対策に積極的に取り組む自治体」として紹介され
何で伊勢崎市はそれを取り上げられずに
「髭」の方に喰い付かれるの?
中央のマスコミは伊勢崎市がお嫌いですか?
それとも、ネタ不足?



「髭」のことも、大元を辿れば、
ある市民が揉み上げが長い職員を不快に思って通報したことが理由とのこと。
(長期休暇明けの職員が
髭をそり忘れて登庁したのを不快に思ったと言う情報もありますが)

長引く不況で民間企業が悪戦苦闘している昨今、公務員への風当たりが強く
国民全体が何でもかんでも文句を言わなきゃ気が済まないような
何だかストレス一杯の世相で、
そんな事でいちいち通報するのってクレーマーじゃないの?
と思いますが、髭が不快と通報されると、その内に、
デブはダメ、白髪はダメ、ハゲはダメ、不細工はダメなどと文句を言われそうで、
見事これらの大半をクリアしている私などは
「公務員でなくて良かった〜」と胸を撫で下ろしています。



話が脱線しましたが、脱線ついでに言えば
私も髭は薄くはない方で(髪の毛は薄いのに・・・)、
1日剃り忘れれば確実に無精ひげ面になります。
結婚した時、仲人の奥様に付けられたあだ名がクマちゃん。
(「ちゃん」が付くからまだいいけど)
髭剃りは皮膚には良くないと言うので
休日にはできるだけ剃らないようにしていますが、
休日にかしこまった場所に出掛ける時には悩みどころ。
2,3日放置しても目立たない友人が羨ましい。

足の骨折で長期入院した時には
永年の夢であった髭の放置を実施し、退院時には仙人。
(スミマセン、大した夢じゃなくて)
退院後は電気バリカンを購入してそれなりに手入れをし、
社会復帰後何回かは公の場所にも出掛けましたが、
世間の空気と女房の視線にあえなく屈服し剃り落としました。



髭が個人の自由か、個性か、またそれを誰が判断するのか良くわかりませんが
いい加減のようで申し訳ありませんが、
自由でも禁止でもどちらでも構わなく、
(実際伊勢崎市の通達も、罰則はないそうですから)
残念なのは、
伊勢崎市のクールビズの早期取り組みにフォーカスしないで
髭禁止をネタにする中央のメディアです。
粗探(あらさが)しみたいで、情けない。
せめてどこかの局が、
そんな事をいちいち取り上げるな!と言って欲しい。


2010/5/21(金)

伊勢崎市役所・19日からクールビズ

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今日の伊勢崎市は午後には30度超え。
いやぁ〜、暑い、暑い!



今日の午後、伊勢崎市役所に用事があって
ワイシャツにネクタイ、スーツを着て車に乗り込み、
サウナ風呂のように暑くなった車内の空気をエアコンで冷やしながら、
今週の始めのテレビニュースで
北九州市がこの17日から全国に先駆けてクールビズに取り組んだ話などを思い出し、
「伊勢崎市も早めにクールビズを始めてくれるといいのに」
と思いながら館内に入ると、
途中の通路でバッタリと行き会ったT部長に
「伊勢崎市は19日にクールビズを始めましたから」と声を掛けられ、
「えっ、本当ですか? お〜素晴らしい!」と。
改めて各部署や通路で行き会う職員さん達を見れば
半袖だったり、ノーネクタイだったり。

例年ならば市役所を訪れる時、
5月一杯はネクタイとスーツで我慢していたのですが、
10日も早めにクールビズを始めてくれたこと、嬉しい限りです。



その後、ちょっとお喋りに立ち寄ったある部署で、O課長が、
「今後は5月に入ったらクールビズを始めて、
寒い日だけ本人判断で余計に着ると言うのもいいですよね」と。

私もこれには大賛成

なんせ、毎年、暑さ日本一で話題になる伊勢崎市
ひょっとしたら北九州市よりも暑いかも知れません。
それに、最近は5月が夏と変わらずに暑い!
ネクタイを外すと体感気温が3度違うと言う話ももあるし、
クールビズでエコ対策だけじゃなく、
仕事も快適にこなせます。



例年より早めの伊勢崎市のクールビズの取り組み
粋な対応で大歓迎です。

更に欲張って言えば、
北九州市より2日遅れただけなので、
来年は同じ日かもう数日早めに取り組んで、
テレビニュースで
環境に取り組む伊勢崎市
とPRしてもらいたいものです。


2010/5/15(土)

四半世紀で百万分の一の値下げ

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私は仕事で2台のパソコンを同時に使用しています。
ファイルを相互のパソコンにバックアップを取っておく理由と
同時に2台のパソコンを使用すると効率が上がるためです。

ところが、この冬に購入したばかりの一方のパソコンの調子が悪く、
メーカに問い合わせ、結局引き取って再テストしてもらうことになりました。
修理中に残りの1台のパソコンのファイルが壊れては困るので、
バックアップのために、今日、市内のある家電量販店に
外付けハードディスクを購入しに行きました。



100GB(ギガバイト)くらいあればいいだろうと思って出かけたのですが、
店頭に並んでいたのは300GBが最小で、
他に500GB、1.0TB、1.5TB、2.0TBと並んでいて、
ちょっと浦島太郎の気分。

市場を理解してみれば欲が出て来て、結局1.0TBのサイズを購入しました。
価格は特価で\12,400-。ただしポイントは付かず。
製品名は(株)バッファロー社製のHD-CB1.0TU2。
しかもインタフェースはUSBでいとも簡単。
昔だったらSCSI(スカジイ)やらSASI(サジイ)やらと
インタフェースボードを組み込んでインストールも面倒でしたが
今回はUSBポートに挿入し、付随のユーティリティーをインストールするだけ。
早速に使用中のパソコンのファイルをフルバックアップし、まずは一安心。



ところで、この価格の安さには驚くばかりでしたが、
後で「価格.com」で調べてみると、何と最安値が\10,700-でしかも送料無料。
私が感激して買って来た価格よりも更に\1,700-も安い。
パソコン関連はいつもネットで購入しているのですが、
安値で全国に名が通った家電量販店だったので、
「きっと大差ないだろう」と思って特に調査もせずに購入したのですが、
ネット販売の方が14%も安く、
しかも会社まで宅急便で届いたとなるとちょっと残念な気持ち。
(こう言う考えが日本経済をデフレに導くんですよね・・・
普段デフレスパイラルを嘆き、偉そうなことを言っているのに、スミマセン)



・・・ところで、今回、この記事を書いたのは安値競争の話じゃなく、
科学技術の進歩と価格の劇的な変化について書いてみたいと思ったからです。



私が最初に外付けハードディスクを購入したのは25年前。
エプソン社製で容量20MBで価格が20万円。
1MB当たり1万円でしたが、それでも容量の多さとアクセスの速さに大感激でした。

それが、現在は1TBが1万円。
1TB(テラバイト)をMB(メガバイト)単位に変換しますと
1TB=1,000GB(ギガバイト)=1,000,000MB(メガバイト)なので1MBの100万倍。

言いかえれば、1MBは1TBの100万分の1。
そしてこれは、この25年間に外付けハードディスクの価格が
100万分の1の価格に下がったと言うことです。

更に言い換えれば(しつこい?)、25年前に1TBのハードディスクを購入すれば
10,000円×1,000,000MB=10,000,000,000円=100億円
だったと言うことです。
(実際は当時はそのような大容量のパソコン用ディスクはありませんでしたが)

世の中、科学技術の進歩と商品の普及によって
価格が劇的に下がることは良くある話ですが、
25年間で百万分の一に下がったものはそう多くはありません。

コンピュータの進歩と普及がそれだけ劇的と言う事でしょう。


2010/4/18(日)

伊勢崎市議選、1週間後に32人の市議誕生。

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4月25日、伊勢崎市議選の投票が行われます。
今回は定数が2減って32。
立候補者数は41人とのことで激戦となりそうです(*1)。
*1:4/18日夕方にポスター掲示板を確認して見ると40人でした

有権者数は159,400人(3月2日現在)

我が家の前に立候補者のポスターの掲示板があって、
早朝、部屋でパソコンをしていると、
各候補者の陣営の人たちがポスターを貼りにやって来るのを目にしました。

また華蔵寺公園の近くなので、早くも街宣車も回って来ています。
公園の桜は葉桜になりつつありますが、
まだ花見客で賑わっているので、名前を知ってもらうには効果が大きいと思いますが、
「せっかく花見に来ているのに煩い」と思われては逆効果なので、
立候補者の陣営も神経を使う場所ではないでしょうか。

ところで、今回の選挙はどのくらいの得票で当選できるのでしょうか。
ちょっと試算してみました。 

まず前回2006年4月の状況を確認してみますと
定数=34人
有権者数=153,980人
投票者数=98,161人
投票率=98,161票/153,980人=63.75%

当選者の総取得投票数=78,294票
当選者の平均得票数=78,294票/34人=2,303票
当選者全体の総投票数に占める取得率=78,294票/98,161票=79.8%
最高当選者得票数=3,855票
最低当選者得票数=1,611票
最高当選者得票数の平均値からの離れ=3,855/2,303=1.6739
最低当選者得票数の平均値からの離れ=1,611/2,303=0.6995



ここで得票率を変数にし、前回比率を使用して今回の諸数値を計算してみました。
今回の有権者数=159,400
全体投票数に占める当選者得票数比率は前回と同じ(=79.8%)と仮定しました。

投票率(%) 55 57 59 61 63 65 67 69
総投票数 87,670 90,858 94,046 97,234 100,422 103,610 106,798 109,986
当選者総得票数 69,961 72,505 75,049 77,593 80,137 82,681 85,225 87,769
平均得票数 2,186 2,266 2,345 2,425 2,504 2,584 2,663 2,743
下限必要得票数 1,530 1,585 1,641 1,696 1,752 1,808 1,863 1,919


前回同様の投票率および当選者得票数率とすれば、
最小で1,800票、平均で2,500票くらいが目安でしょうか。
(あくまで、前回結果を参照した推定値です)



ところで、選挙の時にいつも考えたり悩んだりする事があります。
それは、候補者全員の事を詳しく知らないと言う事、
それと、当選して欲しいと思う人が複数いても1票の権利しかないと言う事
です。

皆さんは何を基準に投票しているのでしょうか。


・政見や日頃の活動報告などで信頼しているから
・街宣スピーチに共鳴したから
・候補者が友人、知人、親戚など何らかの縁者だから
・家族や友達から推薦されたから
・地元の候補者だから
・仕事の関係で縁があるから
・政党などの組織員だから
・若いから、元気そうだから
・その他


・・と、投票理由は皆さん様々でしょうが
とにかく本日告示、25日が投票日。
1週間後には32人の伊勢崎市議誕生です。

グローバル経済に誘引され長引く大不況、
その中で更に中央と地方の格差が問題視され、
ますます地方自治が重要になりつつある昨今、
グローバルな視点を持ちながらも、
伊勢崎市ならではのローカルな個性を創出できる
そんな議員さんを選出すべく
1票を投じたいと思います。


2010/4/8(木)

何でも無料のネットの世界、
ビジネスモデルが成立するか

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先日の管理人の日記で
「不況で広告費が減る中、ネット広告のみ増加。
この機会にネットの普及と広告について考える」
と題して、ネット広告について書きました。
実はこの記事を書いた背景には、
ネットでビジネスモデルが成立するのだろうかと言う疑問がありました。

現在、ネットの情報はほとんどが無料で閲覧や入手ができます。
ネットの普及前ならば、情報を得ようとする時、新聞や書籍を購入したり、
セミナーを受けたり図書館まで出向いたり、
役所の各種申請書なども手数料や印刷費を払って入手したものですが、
現在はこれらの大半が無料で閲覧・入手できます。

グーグルやヤフーがウェブ内検索ソフトを広めたお陰で
ユーザは知りたい情報をネットからいとも簡単に、
かつ無料で得ることができるようになりました。

私自身も、
毎日新聞やサンケイ新聞、東京新聞、上毛新聞のニュースサイトをほぼ毎日閲覧し、
仕事に必要な専門分野の情報、また天気予報やテレビ番組、地図などもネットで検索し、
日常の情報源のど真ん中にネットが存在しています。

このような傾向は私のみならず、世界中の動向で
このことが印刷・出版・広告・音楽業界、また新聞やテレビ、ラジオなどの報道業界を
窮地に追い込んでいることは周知のことです。

皮肉なのは、新聞社はネットニュースの配信量を増やせば増やすほど
新聞の購読者が減り、自分で自分の首を締め付けてしまうことです。
「それじゃ、ネットでのニュース配信を中止すればいいじゃないか」
と言うと、そんなに簡単なことじゃなく、
ネット社会が拡大し続ける限り、遅れを取る訳には行かないのではないでしょうか。



ここで本題に戻り、
ネットの世界にビジネスモデルが成立するのかを考えてみます。
「閲覧者は基本的に無料」なネットの世界が
収益を目的とする「ビジネスモデル」として成立するのか。

ここで、ネットで収益を上げるとしたらどんな方法があるのか、
整理してみました。

(1)検索エンジンサイトを構築する
 膨大な数のネットユーザがアクセスする検索サイトを立ち上げ
 検索結果画面へ優先的に貼られる広告主から収益を得る。(グーグルアドワーズなど)

(2)ポータルサイトを構築する
 訪問者が膨大なサイトを立ち上げ
 そのページへの広告収益を得る。

(3)大半を無料にし、一部を有料にする
 大半の閲覧を無料にし、「これ以上は有料」と言った方法。
 現在でも特定分野の詳細情報を有料とする新聞社のサイトなどがあります。

(4)入門機能は無料、フル機能は有料のソフトを配信
 フリーソフトで簡易版、フル機能版はシェアウエアにするなど。
 また、無料機能の場合は広告が入るが有料ならば広告が入らないなど。
 動画サイトやオンラインゲーム分野でも類似系があります。

(5)寄付金を募る
 閲覧者からの寄付金でサイト運営費を捻出。
 ウィキペディアはその典型ですが、他にも運営費の寄付金を募っているサイトを見掛けます。

(6)有料会員制サイト
 サイトを有料会員制にして入会金や年会費を運営費や収益に回す。

(7)通販サイトを構築する
 自社商品や他社商品の通販を行い、手数料や販売収益を上げる。
 他社に店舗を提供する楽天やヤフー、アマゾンショッピング、
 他社商品の価格一覧を表示して物販サイトへ誘う「価格ドットコム」などが有名です。

(8)アフィリエイトを行う
 アフィリエイト会社経由で自身のサイトに広告を貼り付け
 クリック課金や成功報酬を得る。

(9)専門性の高いノウハウを記述した有料メルマガ等を発行

(10)動画投稿やSNS(ソーシャルネットワークシステム)等を構築し
 大勢のユーザを集め、広告費で収益をあげる。

 Youtubeやmixiなどがこれに当たります。

(11)情報商材等を販売する
 これはネット普及の当初に広まったようですが、今では
悪徳商法サイトとして認識されている傾向があり、メジャーにはなり難い。

(12)訪問者数の多い何らかのサイトを立ち上げ、サイトを売却する
当初からサイトM&A(売買)を目指して
ウェブプログラムを開発しているソフトエンジニア達の成功話が
時々話題になります。
(Youtubeの売却価格は2,000億円だったとのこと)



と、思いつくままに事例を上げてみましたが、
現実的に考えた場合、上記のような事例で収益を上げているのは
グーグルやヤフー、それと中央紙のポータルサイト等、
ごく少数のサイトであると思います。

Youtubeも動画配信の普及には貢献しても
それ自身は収益を上げていなくて
利益を得たのはサイトを構築して膨大な価格で売却した会社と
動画投稿機能を無料で使用して自社商品を販売したり、
何らかのビジネスに結び付けた人のみであるとのことです。



世の不況が長引き、定年退職やリストラで仕事の機会も減っています。
そのような状況下で、
自身の専門知識やノウハウをネットに無料提供できる人も増えています。
ブログの普及だけでなく、
相当に専門性の高い分野の公開掲示板などもたくさんあります。
専門分野の人同士が掲示板で質疑・討論することで、
更に一般性や客観性を持つ貴重なサイトに成長しています。
これは個人に限ったことでなく、企業のサイトでも同様で、
自社商品を広く知って販売に結び付けたいため、
多くの企業で技術情報を公開し、無料でダウンロードできるようになっています。

世界不況が長引く中で新たなビジネスを探す時
「無料のネット」は魅力的な響きがあり、
今後も益々普及すると思います。




・・・しかしながら
「何でも無料」が主流のネットの世界、
官公庁のサイトや自主的なサイトでない限り、
永遠に「無料」で継続することには限界があると考えられます。


と言って、誰しもが簡単に開設できるサイトの気軽さから、
これを収益サイトにするには相当の斬新さ、新鮮さがないと難しく、
ネットが普及し、広告費も新聞を抜きテレビに次いで2位になり
参画者数が膨大な割には収益を上げている業種の裾は限りなく狭く、
ほんの一握りの企業や個人がその恩恵を受けているようです。



当サイト「Go!伊勢崎」は私こと管理人・丸男が自主的に運営していて
「街づくりの応援」と言う公益性が基本テーマにあるため
そもそも収益サイトにはなり難く、
目指したとしても、上記の分類のどれにも引っ掛からず、
残念ながら収益サイトの実例をお伝えすることはできませんが、
「何でも無料のネット」の世界は、
世の中でネットの普及を騒ぎ立てる割には
ビジネスモデルとして、広く多くの人々を潤すには無力なようです。



2010/3/22(月)

コンパクトシティ
伊勢崎駅周辺が生まれ変わりつつある今、
この概念をちょっと紐とく

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まずはWikipediaからその背景とこの概念が生まれた理由をかいつまんで引用します。

■■■
[背景]
日本の都市は高度成長期を経て拡大を続け、郊外の住宅地開発が進められ、
1990年代より中心市街地の空洞化現象が各地で顕著に見られるようになった。
鉄道網が不十分な地方都市においては車社会に転換し、
巨大ショッピングセンターが造られ、
幹線道路沿線にはロードサイド型店舗や飲食店が出店し、
公共施設や大病院も郊外に移転する傾向が見られる。

一方、既成市街地は街路整備が不十分で車社会への対応が不十分で、
渋滞や駐車場不足、魅力ある店舗がないなどの理由で敬遠されて衰退し、
いわゆるシャッター通りが生まれている。
既成市街地は権利関係が錯綜し、再開発が進まなかったことも一因である。

[郊外化の問題点]
郊外化の進展は、既存の市街地の衰退以外にも問題点を抱えている。
車中心の社会は移動手段のない高齢者など「交通弱者」にとって不便、
無秩序な郊外開発(スプロール化)は持続可能性、自然保護、環境保護の点からも問題があり
際限のない郊外化、市街の希薄化は、
道路や上下水道などの公共投資の効率を悪化させ、維持費など財政負担が大きい。

[コンパクトシティの発想]
こうした課題に対して、都市郊外化・スプロール化を抑制し、
市街地のスケールを小さく保ち、歩いて行ける範囲を生活圏と捉え、
コミュニティの再生や住みやすいまちづくりを目指そうとするのが
コンパクトシティの発想である。


1970年代にも同様の提案があり、都市への人口集中を招くとして批判されていたが、
近年になって再び脚光を浴びるようになった。
再開発や再生などの事業を通し、
ヒューマンスケールな職住近接型まちづくりを目指すものである。
交通体系では公共交通のほか自転車にスポットを当てているのが特徴である。

■■■

・・と、以上、Wikipediaの説明ですが、
地方都市の街づくりに関心を持つと遅かれ早かれ出会う「コンパクトシティ」と言う言葉。

以前、テレビ報道で伊勢崎市の既成市街地の空洞化問題が何度か取り上げられ、
伊勢崎市だけがエキセントリックに標的になったようなことがありましたが、
これは伊勢崎市に関わらず全国の地方都市で共通に発生した現象です。

この課題を解決するために新たに見直されている「コンパクトシティ」の概念。
その概念からキーワードを抽出してみると

◆小スケールの市街地を構築し、既存の都市機能を効率よく活用
◆歩いて行ける生活圏が基本
◆地域コミュニティーを再生・重視
◆「商」のみならず住・職・学・遊等の機能を都市中心部にコンパクトに集積
◆公共機関が集中し、用事が中心市街地一カ所で済む。
◆人口が増加から減少に転じ、高齢化時代が到来した今、
街づくりの方向性を内向きへ転換
◆中心市街地の衰退、商店街の地盤沈下を浮上、活性化。

等が挙げられます。
これらのキーワードから、例えば伊勢崎市を事例に考えると

これって、車社会に入る前の昭和40年代頃の伊勢崎の街中の様子なのでは?

と思い至ります。
当時の伊勢崎市街地では
伊勢崎駅と新伊勢崎駅を中心に市内各方面にバスが走り、
また近隣市の高崎や前橋、太田、桐生へもバス路線があり、
本町通りや周辺には市役所や警察、病院、店舗が並び
ほとんどの都市機能がコンパクトに集まっていました。

波志江町(旧三郷村)に住んでいた私も、
バスや自転車、時には徒歩で本町通りや伊勢崎駅に向かい
買い物やあれこれの用事を済ませましたが、
当時は波志江町で車を所有しているのが数軒と言った状況だったので、
それが当然の日常でした。

車社会に入り、大人は一人一台の車を所有し、
どこへ移動するにも時間距離が一挙に短縮され
それ以降の経緯は上述の「背景」の例外ではありません。



一挙に端折ってまとめると
コンパクトシティとは「40年前に戻ること
と言うことなのだろうかと思います。
少なくともそのような発想で
歩く速さ、自転車の速さで事を済ますことができるコンパクトな街づくり
なのかと思います。



車社会の出現で世の中のテンポがスピードアップし
IT社会の発展で更に加速し、
40年前ならば1日掛かりで済ませた用事が
たった1時間、あるいは数分で済ませる事ができるようになった今、
単純に「郊外化」の抑制としてコンパクトシティを推進すると
また新たな問題が発生してしまうと予想されますが、

JR両毛線が伊勢崎駅を中心に高架化され、
東武伊勢崎線の高架化工事も始まり、
伊勢崎駅周辺が生まれ変わりつつある現在、
コンパクトシティの考え方を参考にするのも
必要なのかと考えています。


2010/3/16(火)

まだ見ぬ島村と島小へのラブレター

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島小」・・・まだ見ぬ小学校・伊勢崎境島小学校。
先週の土日に「シルクロードカントリー群馬シンポジウム in 伊勢崎
の会場となった島小。

かつては養蚕で栄え、大河・利根川の氾濫で地形を変え、
その利根川が島村を二分し、
利根川右岸の島村南部地区は周囲が全て埼玉県。
その地区に残された小学校・島小

島村南部地区と北部地区は現在も渡し舟で結ばれ
春には「島村渡船フェスタ」が開催され、
地区内に残された養蚕農家群は富岡製糸場と共に
世界遺産へ登録する活動も。



1955年、境町・采女村・剛志村・島村が合併して境町が誕生し、
その時にも残った「島村」の名前。
また、2005年、境町が伊勢崎市と合併した時にも
島村」の名は残りました。

海なし県・群馬の中にあって「」が付き
市の中にあって「」が残り、
おお、何とロマンチックな。

それが「二十四の瞳」や「瀬戸内少年野球団
のようなイメージを膨らませ、
昨年、中之条ビエンナーレで出会った
木造校舎の旧第四中学校とも重なる島小。

島小では元気な子ども達が裸足で野球をしていて、
明るくて若い美人先生がいるはずで、
太陽はいつもさんさんと輝いていて、
周囲は豊かな緑に包まれて、
きっとそんな場所に違いない。



以前、境町のご年配のある方と境町の話題を交わしたとき、
島村の利根川の川底には、昔の島村の街が残っていると聞きました。
それは、かつての自由奔放な利根川の流れが島村の形を自在に変えた証拠。
ダムの湖底に眠る村や町の話は聞いたことがありますが、
川底に眠る話は始めて聞いた話。



更に更に、島村にはキリスト教会があります。
養蚕で栄えた頃、ヨーロッパとの交流が始まり、
キリスト教に感化した人たちが作ったとのこと。
まるで長崎や函館を想い起こします。
「島」とキリスト教とでキリシタン一揆「島原の乱」も思い浮かび
関東圏からも東北圏からも仲間はずれにされそうな群馬が
突然にヨーロッパな感じになります。



利根川の埼玉側への飛び地。
川底にはかつての街並みが眠り、
地区内を結ぶ渡し舟、しかもそれが県道。
今まだ点在する養蚕農家の大きな建物。
歴史あるキリスト教会。
伊勢崎市内までは幅1キロの利根川を渡るしか交通手段がなく
それ故なのか、伊勢崎の他地区とは多くの特徴を異にする島村。


これだけ役者が揃った「島村
合併して「私の市の『島村』」と呼べることに
突然宝物をプレゼントされたような嬉しい気持ちになります。
そんな「島村」地区の小学校・島小



・・・ところが、

用事のない休日にはほぼ毎週市内中をサイクリングし
上武大橋を越えて島村まで足を伸ばしたことも何回かありながら
島小との出会いは未だに叶わず。

今回の島小での貴重なイベントも当サイトで紹介しておきながら
年度末の繁忙期と重なって休日返上で徹夜騒ぎの仕事に明け暮れ
結局は出かけられず、またもや断念。

でも、その分、益々イメージが膨らみ
イメージだけで映画のシナリオが何本か書けそう。
(才能がないので無理ですが・・・)



現実の島小はきっと立派な鉄筋コンクリートのモダンな小学校に違いなく、
決してモノクロ写真が似合う木造校舎じゃなく、
裸足の野球少年もいなくて、
太陽の日差しもほどほどで、
若くて明るい美人先生がいなくたって、
やっぱり島小は懐かしいままの島小として存在し
そう思う気持ちを持てるだけで
いい映画を10本観たような幸せな気分です。

島村」、「島小」・・・
歴史と懐かしさの風が吹いて来るような響きです。



島小での
シルクロードカントリー群馬シンポジウム in 伊勢崎
を「ふるさとの歌」さんからご案内いただきました。
→こちらの島小のホームページでご覧になれます。


この橋を渡れば「島村」


2010/3/7(日)

不況で広告費が減る中、ネット広告のみ増加
この機会にネットの普及と広告について考える

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電通の発表によれば、2009年の日本の広告費は、
インターネット広告が新聞広告を抜いて
第2の広告媒体」となったとのことです。

インターネット広告が雑誌広告を抜き3番目になったのが約3年前。
以来、その傾向は変わらず、今回は新聞広告を抜いた訳です。



広告を語る前にインターネットの普及を概観してみます。

まず官庁関連では電子政府の概念に基づいて徐々に電子化が進み、
事例としては電子入札システム電子納税が普及しています。
一部地区では住民票提供なども始まっています。
通常の公開情報は各自治体のホームページから常時入手可能で、
一部自治体ではSNSなどを利用した行政と住民との双方向情報交換も可能。
当伊勢崎市においても、私も委員の一人であった
伊勢崎市情報交換システム検討委員会」で、先月、
市民活動諸団体の情報交換を支援するSNSの設置を提言しました。



次に民間ではやっぱり最大の利用は電子商取引でしょうか。
ネットショッピングやネットオークション、
企業間契約、企業と個人の契約などが行われます。
B to B(B2B)、B to C(B2C)、C to C(C2C)はこの取引の相手を指すものです。
(B:企業、C:消費者)
次にはウェブ訪問者同士の双方向通信が可能な掲示板やSNS
ネット新聞、電子書籍、電子辞書、音楽や映像配信などの情報配信など。
インターネットの普及を促進した企業や団体などのホームページも根強いシェアです。

日記感覚のブログ、つぶやきレベルを伝えるTwitter(ツイッター)、
Youtubeのような動画登録・配信も普及していて、
今後も次々に新たなシステムが開発普及することでしょう。



ここでネット広告に話題を戻します。

以上のようにネット普及経緯を概観すると
広告主がネット広告に重心を移動していくのは自然の流れと理解できます。

ところで、ネット広告とはどこにその費用がつぎ込まれているのでしょうか。
当サイトもアフィリエイトサービス(ASP)経由で
各ページのあちこちペタペタと広告を貼り付けていますが
これらの広告は訪問者が何らかの行動
(ショッピングや資料請求、会員登録)などを行わないと収益が発生しないシステムで
当サイトの場合、現実的には広告収益はほとんどなく(→実態はこの程度です
恐らく他の多くのサイトも同様なことと想像しています。

では一体約7,000億円の行き先は一体どこへ?

Wkipediaでインターネット広告を調べると
インタネット広告の約3割が制作費、残りが媒体費とのことなので、
約5,000億円がネット掲載費用です。

私の予想ですが
グーグルやヤフーなどの有名検索サイトからのキーワード購入費が主たる支払い先で
次にASPへの支払い費用などが続くと考えています。
Googleは今やマイクロソフトと対抗できるネットの世界の巨大企業。
そのビジネスモデルには脱帽するばかりで、
ウェブ検索機能に力を注ぐ多くの研究機関や企業が現れるものの
なかなか追随を許しません。

グーグルやヤフーでウェブ検索する時、
キーワードによっては何百万、何千万ものサイトが見つかります。
例えば先ほど「伊勢崎」のキーワードでグーグル検索してみると


伊勢崎 の検索結果 約 5,280,000 件中 1 - 10 件目」
と表示され、
1位がグーグルの伊勢崎地図、2位が伊勢崎市役所HP、3位がWikipediaの伊勢崎市、
4位がグーグルの伊勢崎市のニュース検索結果、5位が伊勢崎市観光協会、
6位がスマーク伊勢崎、7位が伊勢崎オートレース、
・・・そして何と「Go!伊勢崎」が8位でした。\(^o^)/

残念ながら「Go!伊勢崎」はビジネスモデルに基づいたサイトではなく
収益を上げるサイトではありませんが、
これがもし、ショッピングサイトだったりすれば・・・
などど愚かにも「取らぬ狸の皮算用」をしたりしていますが
現実はそんなに甘くなく、私が別に管理している
ネットショッピングサイト「ユーアイモール」を検索すべく
「ネットショッピング」でグーグル検索すると
ネットショッピング の検索結果 約 46,400,000 件中 1 - 10 件目」

と表示されますが、「ユーアイモール」はきっとはるか海の底、探す気にもなりません(涙;)。
ちなみに1位は楽天市場、2位がヤフーショッピング、3位がアマゾンショッピングでした。



・・・と、以上、自分の体験を踏まえて、ネット広告の世界を垣間見ました。
どんなにいい商品でも、どんなにいい事業や活動でも
広告や広報活動をして広く知ってもらわなければ宝の持ち腐れ。

ネットの普及 → 広告費投入 → 広告効果期待 ← 検索での上位表示期待

この流れで今後もネットの普及と連動して益々増加するであろうネット広告。
その動向から目が離せません。




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