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粕川に里帰りした鮭広瀬川の鯉の産卵島村渡船場の上流を溯上する鮭たち利根川を溯上する鮭の捕獲について
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粕川に里帰りした鮭

掲載日:2015/12/9 ▲ページTopへ
 昨日の12月8日、伊勢崎市の粕川に架かる宮前橋を渡ろうとしたところ、橋の中央付近でじっと水面を見ているシニア世代の男性(仮名でAさん)に遭遇。
 「これはひょっとして?!」
 と思って「鮭ですか?」と尋ねると、予感的中。
 Aさん、勤め先がこの近所なので、今年の春先頃から暇な時間に川を眺めていて、12月2日、ついに3匹の鮭の遡上を確認。その内の2匹がつがいになり、宮前橋少し上流の浅瀬で雌が放卵し、雄が卵の上に放精して、一帯の水面が真っ白になったとのこと。その浅瀬は伏流水が湧き出ている場所で、明らかに周囲よりも水が澄んでいます。
 ところで、Aさん、何でそんな長期間にわたって観察していたかと言うと、実は釣りの趣味歴40年の釣りキチ。特にアユ釣りでは全国各地に出かけるとのことで、つい先日、同じくこの場所で、アユの群れも確認しているとのこと。


 鮭と言えば、数十年前までは思い浮かぶのは鮭の切り身か回転寿司のサーモン、あるいは北海道の石狩川の遡上かヒグマが捕食するシーン。利根大堰での遡上確認が話題になる頃から、利根川にも鮭が遡上することを知り、以来、伊勢崎市の境島村でも確認し(→記事はこちら)、驚くやら感激するやらで関心が高まっていました。
 特に、市内各団体の催すイベントなどを取材し、皆さんと交流が深まるにつれて、少なからずの人が粕川の鮭の放流に関係していることを知り、鮭の遡上シーンを確認することが大きな関心ごとでした。
 正確な放流記録は把握していませんが、現在、粕川への鮭の放流に関しては、伊勢崎赤堀南小の親子クラブの皆さんが赤堀せせらぎ公園の西側で、また「殖蓮地区自然環境を守る会」の皆さんが華蔵寺公園東側の親水ゾーン(鹿島町)で放流しているとのことで、今回目撃した鮭も皆さんが数年前に放流した稚魚なのでしょう。


 この日、再び産卵シーンを目撃できるかと30分余り眺めていましたが、時々雄が浅瀬に向かうものの、雌が姿を現しません。周辺には鯉も群れていて雄が時々追いやりますが、Aさんによると、12月2日の産卵時にも鯉が卵を狙って集まったとのこと。伊勢崎市内の粕川や広瀬川では、ここ数年、鯉は要らないほどたくさん見かけます。川のギャング・烏もたくさんいます。自然界とは言え、敵に囲まれた中での鮭の遡上と産卵、厳しい現実です。
 Aさん曰く、「稚魚で放流した鮭よりも、その川で産卵して孵化した鮭の方が遡上する率は高いようです」とのこと。いつの日か、伊勢崎の川で生まれ育った鮭たちが群れて遡上する日も訪れることでしょう。(2015/12/9 記)


粕川の宮前橋上流に戻った鮭 2015/12/8 (1分32秒 )

粕川・宮前橋上流を泳ぐサケ(伊勢崎市宮前橋) 2015/12/8

粕川・宮前橋上流を泳ぐサケ(伊勢崎市宮前橋) 2015/12/8

粕川・宮前橋上流を泳ぐサケ(伊勢崎市宮前橋) 2015/12/8

広瀬川の鯉の産卵

掲載日:2015/4/27 ▲ページTopへ
 群馬県伊勢崎市の若葉町と三光町との間を流れる広瀬川。その東西をつなぐ新開橋の下流にたくさんのが泳いでいました。今では広瀬川や粕川、またその支流の小さな川で泳ぐ鯉の姿は珍しくありませんが、川の各所でいくつかの集団になって泳いでいたので、動画で撮ってみました。良く見るとそれぞれの集団で、一尾の周囲を複数の鯉が付けて泳いでいるようで、産卵する雌の鯉の回りを雄の鯉が追い駆けていたようです。2015年4月25日のことです。(2015/4/27 記)

新開橋下流で泳ぐ鯉の群れ 2015/4/25

新開橋下流の広瀬川 2015/4/25

新開橋下流の広瀬川で産卵する鯉 2015/4/25 (48秒 )

2013年・島村渡船場の上流を溯上する鮭たち

2013年|2012年利根川の鮭の捕獲について
掲載日:2014/4/27 ▲ページTopへ
 昨年の秋、生まれて初めて出合った利根川の鮭の溯上。今年はどんな様子なんだろうと昨日出かけてみると、再び出合うことができました。昨年の記録を確認すると、偶然にもたった一日違い。場所は昨年同様、島村渡船場から少し上流。
 昨年とは中州の形状が異なっていて、本流近くへ寄ることはできず、手前の幅の狭い流れの脇で鮭を探します。始めは見つけにくかった鮭も、しばらく眺めていると、一匹、二匹、三匹・・・と次々に見つかります。
 中州から戻って来た年配の方の話では、中州側では更にたくさんの鮭が遡上していて、既に10月頃から見られたとのこと。
 しばらく眺めていると、バシャバシャと激しく水しぶき面を上げながら泳いだ後、力尽きたのか、腹を出して身動きしなくなる鮭もいました。

鮭が溯上する利根川の浅瀬。 2013/11/24
 次の命を繋ぐため生まれ故郷に向かって必死で遡上し、目的を達成し、あるいは達成できず、力尽きて命尽きること。その屍は鳥や魚の餌になり、あるいは水中の養分となり、繰り返す輪廻。目の前の鮭が身をもって生命の尊さを見せてくれたように思えて、このような自然の摂理に接して、晩秋の利根川原でしばし敬虔な気持ちに浸りました。

 昨年のように群れた姿を撮ることはできませんでしたが、すぐ目の前までやって来た鮭の姿を撮ることができましたのでご覧ください。(2013/11/25 記)

まだ元気が残る鮭 2013/11/24



浅瀬に身を乗り出す鮭 2013/11/24



背中が盛り上がり、お腹に赤い筋が入った鮭
2013/11/24

浅瀬をバシャバシャと泳ぐ鮭 2013/11/24



浅瀬で背中が外に出てしまいました 2013/11/24


激しく泳ぎ回った後、力尽きたのか、
腹を見せて身動きしなくなりました。
2013/11/24


鮭を眺めること1時間。気が付けば、太陽も西の空へ。
そろそろ帰らなくっちゃ。心癒されたひと時でした。
2013/11/24

2012年・島村渡船場の上流を溯上する鮭たち




掲載日:2012/11/24 ▲ページTopへ
 2012年11月23日、島村の養蚕農家群散策のために島村渡船を利用した時、北側の渡船場に産卵を終えた鮭の死骸が浮いていました。船頭のTさんとあれこれお喋りを交わす中で、渡船場の少し上流の浅瀬でたくさんの鮭が溯上する姿を見られるとの情報をいただき、島村を一回り散策した帰り、教えていただいた場所に回って見ると、います、います、実にたくさんの鮭がうようよと溯上していました。
 あいにくと利根川左岸側なので逆光になってしまい、水面に反射して水中の姿をカメラで捉えることはできませんでしたが、肉眼では数え切れないほどたくさんの鮭を見ることができました。
 水面の反射に目が慣れて来ると、更に沢山の鮭の姿が目に入り、正確に数えることはできませんでしたが、ざっと100匹を超えていたように思います。

鮭が溯上する利根川の浅瀬。
右後方の赤い屋根が島小の体育館
2012/11/23
 鮭の溯上などと言うと、無条件に北海道でしか見ることができないものと考えていましたが、地元伊勢崎で見ることができるとは貴重でかつ感激的な出来事でした。
 頑張れ、鮭たち!
 ところで、この日、溯上場所で釣り人3名が鮭を釣る姿を見ました。この行為が違反なのか許されるものなのか良く分かりませんが、産卵のために長旅をして、やっとここまで辿り着いた鮭のことを考えると、ちょっと可哀想です。せめて見物だけにしてあげたいものです。
→利根川の鮭の捕獲について

 水中の姿を撮ることはできませんでしたが、背びれやお腹を見せて泳ぐ姿をかろうじて捉える事ができましたので、ご覧ください。(2012/11/24 記)


群れて溯上し、背びれを見せる鮭
2012/11/23

こちらも水中の姿を捉えることができました 2012/11/23


産卵場所を探しているのか、
同じ場所をくるくると回っています。 2012/11/23

腹を見せる鮭。赤い筋が入っています。 2012/11/23
 たくさんの鮭が浅瀬を一所懸命に溯上する姿を見ている内、望遠レンズも持っていない内から、水中カメラも欲しくなってしまいました。もし次回の機会があれば、ビニール袋でカバーして撮ってみましょう。それと、長靴も必須アイテムです。
 奇しくも昨日の夕方のNHKニュースで、お隣の栃木県でも鮭の溯上を確認できたようで、大勢の市民が見物する映像が流れていました。そちらでは約70匹と伝えていたので、数的にはこちらの方が多そうです。(2012/11/24 記)

利根川を溯上する鮭の捕獲について

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 利根川を溯上する鮭の捕獲について調べてみると、「利根導水総合事務所」のホームページに右記の記述がありました。
 この記事によりますと、利根川の鮭は漁業調整規則により、1年中捕獲が禁止されていて、埼玉県、群馬県、漁業協同組合関係者及び警察署等と連携して、禁漁区域である利根大堰周辺を中心にサケ禁漁パトロールを行い・・・とあります。

 鮭の捕獲は1年中禁止されています。産卵や受精のために生まれ故郷を目指して溯上して来た鮭たちの身体は、あちらこちら皮が向けてボロボロです。正に命を掛けた営みです。
 そんな鮭たちが受精や産卵を果たす前に釣り糸で傷付けて捕獲すること、禁止ルールの有無に関係なく、可哀想過ぎる行為です。(2012/11/24 記)

右の記事を拡大表示
※赤線は、当サイト管理人である私・丸男が記載。



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