毎年、ゴールデンウイーク中の5月3日、4日に、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園において開催される緑の祭典「グリーンフェスタ」。園内各所では様々なイベントが催されます。2018年の今年、華蔵寺山北側の石畳において、両日ともに日本造園組合連合会・群馬県支部主催で、シュロの葉のバッタづくり教室が行なわれました。 ウェブで調べると、シュロの葉で作るバッタにはいくつかの種類があるようですが、当ページでは、イベント当日に日本造園組合連合会・群馬県支部の方に実演していただいたバッタを紹介します。完成した形状はショウリョウバッタ、あるいはオンブバッタに似ています。手順を静止画の参照図で示しますが、分かり難くい場合には後日動画を掲載しますので、そちらを参照してください。(2018/6/12 記)→動画で紹介 |
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日本造園組合連合会・群馬県支部主催の シュロの葉のバッタづくり教室受付 2018/5/3 |
胴体の節の数が異なるシュロの葉のバッタ 脚の形を変えたシュロの葉のバッタ |
シュロの葉のバッタ作り 手順 |
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シュロの葉(全体) |
シュロの葉(1枚) |
(1)シュロの葉の芯を、根元から5cmほどを残して 3本に裂く (3)片方の葉を輪の下から廻し、 葉と輪の間にくぐらせ・・・ (5)同様に、もう一方の葉を輪の下から廻し、 葉と輪の間にくぐらせ、根元で引き締める (6)-a 下下に伸ばした葉を付け根で折り返す |
(2)芯を根元に向けて折り曲げ、 葉の間に挟む (4)引っ張って引き締め しっかり押さえる (6)下に伸ばした葉を 付け根で折り返す (7)折り返した葉を、三角に折り返す |
(8)折り返して伸ばした葉を (3)と同様に輪の間にくぐらせ引き締める 裏返し・・・ 残った葉っぱの先を縦方向に3本に裂く。 2枚の葉を同様に処理。 |
(8)同左(続き) 同様の処理を3回繰り返し、胴体の節を作る 裂いた6本を1本に捻じり、輪の中を通す。 |
輪を下から引っ張り、”口”を胴体に固定 別の葉っぱの芯を用いて、バッタの脚をつくる |
6本のうち芯の2本(バッタの触覚)を残して、 他を切り取る 胴体に穴を開けてバッタの脚を通す |
シュロの葉のバッタ 完成シュロの葉のバッタ(ショウリョウバッタ) 完成 ※尻から伸びている芯は、バッタを鉢などに挿してユラユラ揺らしたい時のために残したもの。 脚の付け方によって、下図のようにもなります。 |
動画で見るシュロの葉のバッタ作りシュロの葉のバッタ作り 2018/5/3(5分30秒) |