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伊勢崎の某所で自生するヤマユリ

掲載日:2017/7/19
 赤城山を擁する前橋市、榛名山の高崎市、妙義山の富岡市・安中市・下仁田町、谷川岳や尾瀬の利根郡、浅間山の吾妻郡、根本山や鳴神山の桐生市など、群馬県内の名山を擁する自治体に比べると、山岳地がない伊勢崎市。住宅地や工業団地造成には有利で、住環境としては便利なようですが、地形の立体的変化や自然の多様性が乏しいです。どんな山岳地も少しのドライブで行けるので、首都圏から比べれば恵まれている方ですが、そんな伊勢崎市で自然の姿を発見すると、嬉しくて感動します。

 今回紹介するのは自生するヤマユリ。昨年の春、伊勢崎某所で見つけ、関係者が知ることになりましたが、昨年は蕾もつけず、開花を確認できずに過ぎました。
 今年も春には芽吹き始め、その数は昨年よりも大分多め。昨年もあったのに気付かなかったのか、この一年の環境変化で育ったのか、何とも分かりませんが、先日7月12日、開花中と蕾を含めると約25株を数えました。蕾を付けるに至らなかった茎もあったので、全体数は更に多いと思います。

 このヤマユリ、他の山岳地域ではそれ程珍しくなく、夏山登山中には時々見かけました。近場では、昨年夏、三夜沢交差点(前橋市三夜沢町)から赤城神社に向かって右側の、松並木の土手の何ヶ所かで数本ずつ咲いていました。
 伊勢崎市内では、殖蓮の権現山斜面でヤマユリ育成活動を行っていますが、市内の他地域でヤマユリを見たのは初めてのことです。
 標高や日射条件、風通しの良さ、気候、寒暖差など、ヤマユリが気に入る条件について詳しくは分かりませんが、これらを満たして自生している伊勢崎市某所の環境は、素晴らしく貴重なことと思います。
 場所については、僅かの関係者のみ知る場所ですが、盗掘回避のために紹介は控えます。見当がついた方も、くれぐれも盗掘などなきように。
 余談ですが、どうしても欲しいと言う方は、先日7月17日、太田市のジョイフル本田に出かけたところ、山野草コーナーで鉢植えのヤマユリが一本600円で販売していました。伊勢崎辺りの住宅環境で育つかどうか疑問ですが、失敗覚悟で挑戦したい方はどうぞ。私は見て楽しむだけに留めておきました。
 今回の場所も、保護体制等整えて、いつの日か多くの人に見てもらえる日が来れば嬉しいことです。(2017/7/19 記)
以下、Wikipediaから一部引用。
【ヤマユリ】(山百合):ユリ科ユリ属の球根植物。日本特産のユリ。北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布する。学名は「黄金色のユリ」の意。和名は、山中に生えることからつけられた。
分類:ユリ目、ユリ科、ユリ属、ヤマユリ種。学名:Lilium auratum Lindl。和名:ヤマユリ(山百合)。英名:gold-banded lily

満開のヤマユリ一本 2017/7/12

こちらも満開 2017/7/12

背丈が長く、蕾の重さで垂れています 2017/7/12

2つ隣り合って咲くヤマユリ 2017/7/12

間もなく開花 2017/7/12

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満開のヤマユリから甘い香りが漂ってきます 2017/7/12


4本が隣り合って育っていました 2017/7/12

背中を向けた一本のヤマユリ 2017/7/12

開花中とつぼみと隣り合うヤマユリ 2017/7/12

こちらは4本がまだ蕾 2017/7/12

背中を向けた2本のヤマユリ 2017/7/12




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