伊勢崎や周辺で見つけた晩秋の花 [ 街中の花と緑公園一覧 ] [ Home ]



伊勢崎や周辺で見つけた晩秋

皇帝ダリア昼顔のような花

背丈・ボリューム共に過去最大、皇帝ダリア!

(伊勢崎市波志江町)
掲載日:2021/11/24
 「皇帝ダリア」との最初の出会は10年前。以来、住宅地や畑の脇で皇帝ダリアを見かけると、晩秋の訪れを感じるようになりましたが、最初の出会いの驚きと感動は薄れて、なかなかカメラを向けることはありません。
 最近は、画素数がデジカメを超えるスマホを携帯しているので、いつでも気軽に撮れるのですが、撮った後の画像処理の手間を考えると、安易に取り続けてもハードディスクの肥しを増やすだけなので、不必要には撮りません。

 ところが先日の11月21日、波志江町の道路工事現場へサイクリングで向かう途中、住宅街を流れる八坂用水脇で遭遇した皇帝ダリアは、背丈・ボリューム共に今まで見たどの皇帝ダリアより立派で、思わず足を停めてしまいました。
 ここの皇帝ダリアは数メートル離れた2か所に、数本の株立ちで立っていて、株は竹のように太く、この場所で長年月にわたり育っているであろうことを語っています。背丈は約4m、株数の多さがボリュー感を産みしせ、霜に弱い皇帝ダリアのひ弱さを感じさせません
 周辺は八坂用水に沿った細長い土地をご近所さんが畑として利用しているようで、野菜や草花が丁寧に手入れされて育っています。皇帝ダリアはその東端部で咲いています。
 21日は厚い雲に覆われた天候で花が映えなかったので、青空が広がった昨日23日、改めて撮り直して参りました。まだ蕾がたくさん付いていましたが、ここ数日気温が下がっているので、初霜前に無事に咲き終えるか心配です。(2021/11/24 記)

華やかで気品も備えた皇帝ダリア 2021/11/23


八坂用水(伊勢崎市波志江町)脇の2か所で咲く皇帝ダリア 2021/11/23


晩秋の日差しを受けてみごとに咲き誇る皇帝ダリア 2021/11/23

見上げる高さで咲く皇帝ダリア 2021/11/23

見上げる高さで咲く皇帝ダリア 2021/11/23

ボリュームタップリ、まさに満開、皇帝ダリア 2021/11/23


名前にふさわしい華やかで大輪の皇帝ダリア 2021/11/23

背丈が3m超え。ビックリ驚く皇帝ダリア!

(伊勢崎市大手町)
掲載日:2014/11/18 ▲ページTopへ
 ちょうど3年前の今頃、生まれて初めて知った「皇帝ダリア」。
 以来、この季節になると気にかけていますが、菊や紅葉のように簡単には出会いません。そんな想いを抱えながら、先日の日曜日に境方面を一回りサイクリングした帰り、伊勢崎駅前通りを走っていると、「赤石のお花畑」でまるで樹木のように高い背丈で咲く皇帝ダリアが目に入りました。芝生の中にすっくと立つスマートな姿と、薄紫色の大きな花弁。存在感タップリです。花弁数は8つで、八重の花弁は見かけません。
 まだまだ蕾がたくさん残っていましたが短日性で強風と寒さに弱い皇帝ダリア。いつまで元気な姿を見せてくれるか分かりません。 「赤石のお花畑」は伊勢崎市の造園協会の皆さんが手入れされているようですが、この日も、芝生がきれいに手入れされ、通り沿いや奥まった場所に耐寒性の花たちが咲き、パーゴラやベンチも設置され、四季折々に花や庭を楽しませてくれます。伊勢崎駅前を通るときには寄ってみてはいかがですか。駅前通り側に駐車場はありませんが西側の出入り口に数台は大丈夫そうです。私はいつも自転車なので、徒歩や自転車での訪問がオススメですが。(2014/11/18 記)

赤石のお花畑」で咲く皇帝ダリア。
右端の建物はあらゐけいいち氏描くアニメ「日常」にも登場する大手町郵便局。 2014/11/16

晩秋の冷えた青空を背景に咲く皇帝ダリアヤ
2014/11/16


駅前通り側を彩る葉ボタンやパンジー、シロタエギク
2014/11/16

花も大きい。背が高くでサイズを測定できません。
2014/11/16


巨木を縁取りに利用し、ナチュラルガーデンの雰囲気
2014/11/16

皇帝ダリア、最初の出会い

掲載日:2011/11/14 ▲ページTopへ
 2011年11月12日、前橋みなみモールへサイクリングで向かう途中、前橋南IC東側の住宅地を走っている時に、道路脇で咲く背の高い薄紫色の花に目が停まりました。
 花弁は大輪で、直径は15〜20cmほどあり、その大きさに驚いただけじゃなく、その背丈にもビックリ。目測ですが、3mを超えています。何枚か写真を撮り、何かいい物を見せてもらった新鮮な喜びと、何て名前の花だろうかと頭の中を疑問符だらけにしながらしばらく走ると、またすぐ近くの家の前の道端でも咲いていました。
 花弁が一重ですが、蕾の形や茎の感じ、葉っぱの形なども加えて判断するとダリアかその親戚のようです。園芸種にしては背丈が高過ぎるような、野生種にしては立派過ぎるような、そんな花との出会いでした。
 家に戻り、ネットで「秋 紫 ダリア」等のキーワードで探すも、八重咲きの小ぶりのダリアがたくさん検索されるものの、この花が見つかりません。仕方なく名前不明のまま掲載しようかと編集を続け、取り敢えず「掲示板」に1枚掲載したところ、早速に私の花と樹木のお師匠さんである市の公園緑地課のKさんから電話をいただき、教えていただきました。
 この花の名前は・・・・・ジャジャジャ〜ン、「皇帝ダリア」です。背丈が大きいので「皇帝」の名前が付いたようです。
 実は、この花には3つの悲しみがあります・・・・(2011/11/14 記)
 3つの悲しみとは・・・

 その一つ目は短日性であること。
 日が短くならないと咲き始めません。私が撮影した一昨日(11月12日)にも、まだまだたくさんの蕾があって、正に咲き始めたところです。

 2つ目は背丈が3〜4mもあり、強風で折れてしまうので、台風や北風の季節は苦手です。また、家の中では天井に届く背丈なので、不向きです。と言って、わざわざ温室を造るのも大変です。

 3つめは、寒さに弱い事。霜が降ると一晩で枯れてしまいます。

 咲く時期を待ちに待ってやっと咲いたのに、今度はいつ来るか分からない寒波に不安を抱えながら、その期間だけでもこれだけ素晴らしい花を咲かせる皇帝ダリア
 
 還暦を過ぎた歳になってもまだまだ始めて接する花があることに日々新鮮さを覚えますが、その花の性質を知ることで、花に励まされたりもしています。(2011/11/14 記)

2011/11/12

薄紫の直径10〜15cm程の大輪の花・皇帝ダリア 2011/11/12



背丈が3mほどあり、見上げるようです。青空を背景に大輪の花が映えます。
2011/11/12




水田脇に咲く昼顔のようなツル性の花

掲載日:2012/11/22 画像下の日付は撮影日
 2012年11月11日、境産業祭へ向かって伊勢崎市境下渕名の農道をサイクリング中、水田の畦道に薄紫色の小さな花が群生しているのを発見。時刻は午前11時を少し回った頃。ヒルガオよりも小ぶりでヒルガオよりも花弁がしっかりしている様子。素通りするか立ち止まるか迷うところでしたが、後悔しないように取り敢えず写真だけ撮ることに。後日、パソコンで眺めて見るとこれが可憐な姿をしています。花の量や大きさが園芸種に比べると華やかさに欠けますが、これはこれで自然の風情や逞しさを感じていいものです。ネットで探してみると、コヒルガオハマヒルガオ等が該当しそうですが、正確には分かりません。(2012/11/22 記)

アップで見ると可憐な姿。直径2〜3cmです。
2012/11/11


水田脇で群生するヒルガオのような花
(伊勢崎市境下渕名)
2012/11/11

葉っぱが丸く、朝顔の葉っぱとは異なります。2012/11/11


フェンスに這わせてもちょっといい感じです 2012/11/11


花弁の縁が少し縮れています。 2012/11/11



▲ページTopへ