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伊勢崎市と近隣で出会った珍しい昆虫

アブラゼミの抜け殻ツマグロヒョウモンアカボシゴマダラジョロウグモ
更新日:2016/7/27
 数年前、伊勢崎市図書館の館長をしていたSさんは昆虫が大好きなことで有名。以前、Sさんが企画した昆虫に関する様々な図書館イベントを紹介した縁で、図書館に何度かお邪魔しましたが、ある日、館長室のソファに座って一時間ほど話を交わした時も、ほとんど昆虫の話。
 その時、手に取って大切そうに見せてくれた透明のガラス瓶。その中で、どこかで捕獲したと言う珍しい甲虫類一匹が、砂糖水が滲み込んだ脱脂綿の中で微かに動いていて、どこで捕獲して、何と言う名前で、生態があれこれで、いかに珍しい昆虫で・・・と熱くかつ丁寧に話してくれました。私はいかにも関心したように返事をしながらも、なかなか覚え切らずに今ではすっかり忘れてしまいましたが、
 「市の職員さんでそんなに昆虫のことが好きなんじゃ、時間を作るのに苦労するでしょう」と問うと、
 「いやいや、私は昆虫学会に入っていますが、藤岡市(富岡市だったかな?)にも市の職員さんで学会に入っている人がいますよ」と、公務員の方でも昆虫マニアはいるとの話。
 その後、Sさん、何を考えたか、定年を数年残して市役所を退職してしまい、Sさんとそれぞれの趣味の取材旅行を一緒にするなどの交友がある市職員のAさんに尋ねると、
 「退職してアマゾンに昆虫探しの旅に出かけたらしいよ。噂に尾ひれが付いてどこまで本当か不明だけど」との話。
 人生一度きり。趣味や興味関心を持っている事柄に没頭して過ごせれば、こんなに豊かで楽しいことはありません。
 「お〜、Sさん、やるなぁ・・・」とえらく感心したものですが、そんな出会いがあったせいか、どちらかと言えば昆虫は気持ち悪くて嫌いだった私も、珍しい昆虫を見つけると、しげしげと観察してしまうことがあります。
 観察しながら、昆虫の名前を少しも知らないことに気付き、Sさんに敬意を表しながら、自分の昆虫ライブラリのつもりで当ページを開設しました。取り敢えず、我が家で見つけた昆虫2種類を掲載しますが、今後、どこかで珍しい昆虫に出合いましたら、当ページで紹介して行けたらと思っています。(2014/4/24)

アブラゼミの抜け殻 2016年

掲載日:2016/7/27 ▲ページTopへ
 今年もまた我が家のモクレンの根元からたくさんのアブラゼミが羽化しています。毎年、今年で最後かと思いながら、減るどころか増えている様子です。
 一昨日、ここ数日分の背丈の低い草木にくっ付いた抜け殻をざっと集めると、その数25匹。背が届かないモクレンの葉っぱや、草木が茂って入れない場所にもくっ付いていて、それらを含め、これから羽化する分も予想すると軽く100体は超えそうです。
 庭に所狭しと植わっている樹木の中で、何でモクレンの根元を気に入ったのか謎です。今後何年間続くのか分かりませんが、我が家の夏の風物詩です。夜中に羽化する状態を動画で撮って欲しいと、Kさんからリクエストをもらっていますが、蚊の餌食になりそうなので、今年も課題のままです。 (2016/7/27 記) 

※下記画像の撮影日は2016/7/25

フジバカマの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

黄色い実とアブラゼミの抜け殻


ユスラゴの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

ここ数日分を拾い集めてみました

ノカンゾウの花で羽化したアブラゼミの抜け殻

モクレンの枯葉と抜け殻

シュロの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

モクレンの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

ユスラゴの葉っぱと抜け殻

ユスラゴの葉っぱと抜け殻

アブラゼミの抜け殻 2015年

掲載日:2015/8/28 ▲ページTopへ
 毎年アブラゼミが羽化する我が家のモクレン周辺。平年はざっと10匹くらいの抜け殻を発見しますが、今年は異常に多くて、先月末7月27日に数えてみると、少なくとも40匹以上の抜け殻がありました。
 羽化の様子を動画で撮影したいと思いながらも、夜の庭でじっと待機して、蚊の餌食になるのもアレなので、それはいつかの機会に。
 ウェブで調べると、アブラゼミは産卵の翌年に孵化し、その後、地中にもぐって5〜7年を過ごし、夏の晴れた日の夕刻以降に地上に出て、木や草の葉っぱにぶら下がって羽化するとのこと。

 抜け殻はモクレンの木や周辺のユスラゴ、ナンテン、フジバカマなどの葉っぱにくっ付き、よく見ると、大半が葉っぱの裏にくっ付いています。羽化中に鳥やハチなどの天敵に捕獲されないようにでしょうか。
 中にはモクレンの高い枝の葉っぱにくっ付いているのもあり、地上からの高さは3メートル以上です。地中から羽化場所まで長旅で、感心します。これらの抜け殻、数週間後には大半が消えるので、きっと蟻などが食べてしまうのでしょう。庭で毎年繰り返される昆虫たちの営み、関心を寄せると面白いものです。それにしても、何でこの場所が気に入ったのでしょう?モクレン周辺の土は掘り返さないようにします。(2015/8/28 記)

※下記画像の撮影日は2015/7/27 

ユスラゴの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

モクレンの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

フジバカマの葉っぱで孵化したアブラゼミの抜け殻

モクレンの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻


じっと佇むアブラゼミ

モクレンの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

ユスラゴの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

ナンテンの葉っぱで羽化したアブラゼミの抜け殻

アブラゼミが40匹以上羽化したモクレンの周辺

掲載日:2014/6/27 ▲ページTopへ

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋蝶)(Argyreus hyperbius)

チョウ目、アゲハチョウ上科、タテハチョウ科、ドクチョウ亜科、ツマグロヒョウモン属、ツマグロヒョウモン
 「う〜、気持ち悪い〜!何だこりゃ〜?毒毛虫〜!!」

 先日、我が家の花壇を手入れしてると、突然どこからか現れた毒々しい色の毛虫。「何じゃ、これは!」と余りにも気持ち悪いので、枯れ枝を見つけて道路の方へ「ヒョイ!」
 そのまま轢死したのか確認することもなく家に入って忘れていたところ、翌日、我がカミサンが「パパっ、来て来て、すっごく綺麗な毛虫がいるの!」
(スミマセン、パパって顔はしてないのですが(^^;)))

 「ん?不吉な予感?!」と思いながら行ってみると、案の定、前日私が気持ち悪くて道路にヒョイ!した毛虫。

 「え゛〜〜〜、この毛虫の何処が綺麗なんだぁ〜!昨日見つけて気持ち悪いから道路へ放り投げたのに〜!」
 「え〜?、綺麗じゃん、可愛いじゃん、兎に角写真に撮っといて」

 と言うことで、気持ち悪いのを我慢して撮ったのがこの毛虫。ウェブで調べると、ツマグロヒョウモン。蝶になるとそれはそれは綺麗な蝶なんですが、幼虫はどうも毒々しくて気持ち悪いです。Wikipediaによれば、「派手な体色は毒虫を思わせるが、突起で刺すこともなければ毒も持たない。」とあります。各種スミレ類を食用とするようで、そう言えば、我が家の花壇で数ヶ月咲き続けたパンジーが流石に疲れて来たので、根っ子ごと引っこ抜いた時にその辺から出て来ました。
(2014/6/27 記)

以下、Wikipediaの記事の抜粋です。
【分布】
 アフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布する。日本では南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られる。本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し2006年現在、関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつある。

【生態】
 成虫は平地の草原や庭・空き地や道端など身近なところで見られる。幼虫は各種スミレ類を食草とし、野生のスミレ類のみならず園芸種のパンジーやビオラなども食べる。終齢で体長30mm程度、黒色の体の背に一本の赤い筋が縦に通る。体には分岐する棘状の突起が各節に6本ずつある。突起は体の前半部では黒く、後半部のものは根元が赤く先が黒い。かなりとげとげしい毛虫である。派手な体色は毒虫を思わせるが、突起で刺すこともなければ毒も持たない。

一旦アスファルト舗装の上に追いやりましたが、
可哀想なので・・・ 2014/6/20

道路脇に自生したセダムレフレクサムの上に
乗っていただきました。 2014/6/20

掲載日:2014/4/24 ▲ページTopへ

アカボシゴマダラ(Hestina assimilis)

チョウ目、アゲハチョウ上科、タテハチョウ科、コムラサキ亜科、アカボシゴマダラ属、アカボシゴマダラ
 我が家の庭であちこちから生えて来る榎(えのき)。鳥が実を食べて糞で運んで来るのでしょう。そのまま放置しておくと巨木になってしまうので、大概引っこ抜いてしまいますが、たまには鉢植えにして楽しんでいます。鉢植えにすると大きくならず、ちょっと盆栽みたいでいい感じになります。
 先日、そのようにして榎だけを寄せ植えしたプランタに近付くと、何やら葉っぱに良く似た虫がいるじゃありませんか。感動するばかりに上手に擬態していますが、葉っぱとは微妙に異なり虫と判別できます。そのまま放置して数日経った昨日、急に思い出して再確認すると、何と、丸々と大きく成長しています。

 「ギョギョッ、気持ち悪い〜!」と思いながらも撮影し、ウェブサイトで調べると、榎を食草とする蝶、アカボシゴマダラの幼虫のようです。どうやら中国大陸からの要注意外来種で、最近関東地方で異常に増えているとか。
 蝶になればアゲハチョウに似て美しいアカボシゴマダラも、在来種を駆逐してしまうかも知れないので、当分は要注意なのでしょう。(2014/4/24 記)

まずは本当の榎の若葉 2014/4/23

色だけじゃなく、葉脈に似せた筋も入っています。2014/4/23


身体が柔らかい。棒でツンツンしても全く動じません。
2014/4/23

その中で葉っぱに擬態したアカボシゴマダラの幼虫。
見事に擬態していますが、良く探すと3匹いました。
2014/4/23

もう少しアップで見るとこんな感じです。2014/4/23

頭には二つの触角が付いています。周囲の葉っぱを食べ尽くしてしまって、自分の姿が露出してしまいました。
2014/4/23

掲載日:2014/4/24 ▲ページTopへ

ジョロウグモ(Nephila clavata)

クモ目、コガネグモ上科、ジョロウグモ科、ジョロウグモ属、ジョロウグモ

長い脚、黒と黄色のボーダー柄、赤い斑点
2013/12/24
 2013年12月24日、玄関を出ると、門のレンガ塀に毒々しい色の蜘蛛がへばり付いていました。木の上にでも糸を張っているなら気が付かなかったのですが、目の前にいるとしげしげと見てしまいます。「これは珍しい!」と思って写真を撮っておいたのですが、ウェブで調べるとジョロウグモでそれ程珍しくはなさそうです。(2014/4/24 記)

2013/12/24



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