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いせさき銘仙・ロマンドール

更新日:2014/8/20
 昨年と今年、伊勢崎市主催のオープンガーデンで、”ナチュラルグリーンガーデン”として自宅の庭を開放してくれた高橋廣子さん(伊勢崎市南千木町)は、ご主人と一緒に伊勢崎市が誇るビッグバンド、ISESAKI SMC BIG BANDのコンサートの専属撮影班として、また南北千木町お囃子保存会の演奏者や撮影担当として活躍しています。
 そして実は、廣子さんは自宅に建てた工房・ヒロコスタジオでロマンドール教室を開き、ロマンドール学園の講師を務めています。伊勢崎市内をあちらこちらと飛び回っている時、”あ、ヒロコ先生ね、知ってます〜、私の先生です〜”と、教え子さんに出会うことも少なからずあります。
 昨日の午後、SMCのSuh sanにお会いするために電話すると、「今、ヒロスタにいます」との返事。一辺にお二人に会えて楽しみ♪と早速にお邪魔し、先客のヒロコサンの友人Mさんと4人で楽しいお喋りを交わして帰る時、玄関の飾り棚に和服のロマンドールが置いてあるのに気が付きました。ヒロコさん制作のロマンドールはお邪魔する度にたくさん拝見していますが、どれも豪華なドレス、可愛い洋服などを着た洋風人形だったので、着物姿にちょっとビックリ。
 「ヒロコさん、これ、着物着てますね!」、「そう、伊勢崎銘仙の端切れを買って来て着せてみたの」
とのこと。
 「和服のロマンドールもあるんですね〜、可愛いですね〜」とひとしきり魅入った後、伊勢崎銘仙とあっては是非とも紹介しなくっちゃと思い、早速に写真を撮らせていただいた次第です。
 この人形が着ている着物、、良〜くみてください。思い出しませんか?
 そう、NHKの朝ドラ”カーネーション”の糸子が着ていた着物に似てませんか?
 全く同じ柄ではないようですが、色調やパターンが糸子の着物と同じです。ヒロコさんに尋ねると、糸子が着た着物と全く同じ柄もあったとのこと。
 
 伊勢崎銘仙を着たロマンドール。「いせさき明治館」で銘仙グッズの制作に頑張っているスタッフの皆さんにも見せてあげたいと伝えると、「どうぞ持って行って」と快く貸してくださったので、預かって来ました。早速に見せに行かなくっちゃ。
 今年6月、世界遺産となった「富岡製糸場と絹産業遺産群」。その産業遺産の中で、絹製品として、大正時代から昭和初期にかけて日本女性の着物の過半数以上を占めたと言う伊勢崎銘仙。「いせさき明治館」や「いせさき銘仙の会」の皆さんの尽力で、今再びブレーク中で、遠方のファンを中心にその人気がじわじわと広がっていますが、ここに、”いせさき銘仙・ロマンドール”も新たにその観光大使の仲間入りです。(2014/7/26 記)

伊勢崎銘仙の振袖を着たロマンドール。制作はヒロコさん。

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後ろ姿も可愛らしい。大きな帯と髪のリボンも可愛い。

少し向きを変えるだけでまた違った表情を見せるロマンドール




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