Go!伊勢崎 旧市街地風景 [伊勢崎街中風景境・街中遺産 ]  [ Home ]



伊勢崎市の旧市街地風景

取り残されたような風景から感じる街の歴史

大手町交差点付近に覆われた風景・・・倉庫建物(1)建物(2)建物(3)
区画整理地内に残された家屋新緑
更新日:2021/12/11、掲載日:2015/5/11 ●画像下の日付は撮影日
 かつては通りの隅々までたくさんの店が軒を並べていた伊勢崎市の旧市街地。大通りだけでなく、横丁や路地まで、間口の狭い何かの店があって、賑わいを見せていました。半世紀以上前の昔のことです。人々の移動手段は鉄道やバス、自転車が主で、通りには東武バスや群馬中央バス、上電バスが伊勢崎駅と新伊勢崎駅を目指して集まり、乗降客の多いバス停などでは停車待ちのバスが縦列することもありました。それは全国どこにでもあった、地方都市の一昔前の街中風景です。
 そんな伊勢崎市の街中に”幸越”や”いせや”などの大型店が進出し、更に西友や田原屋も進出して小さな店は徐々に閉じ、連取地区の商業集積地の誕生と共に、”いせや”を除く街中大型店舗も撤退し、同時に旧市街地の小売店の大半も閉じました。
 現在、伊勢崎駅や新伊勢崎駅周辺の再開発が進み、駅周辺がまた新たな展開を見せ始めていますが、主のいなくなった昔の商店街が新たに生まれ変わるのか、あるいは住宅地に変わるのか、そしてそれはいつ頃のことなのか予想が付きませんが、取り残されたような風景の中にも、過去の伊勢崎市の街の歴史を感じ、そのような街中を歩くと懐かしいだけじゃなく、街の変化を見届けたい関心を呼び起こします。
 過去10年間、ぶらりサイクリングで眺め続けた伊勢崎の旧市街地。最近は自転車のスピードも早く感じ、徒歩でぶらり散策する機会が増えました。時には3,4時間歩くこともあります。「ブラタモリ」ならぬ「ブラ丸男」です。当ページではそんな伊勢崎市の旧市街地の風景を紹介します。「あ、ここ覚えている、懐かしい!」などと記憶を呼び起こしていただければ幸いです。(2015/5/11 記)

 今まで、個人のお宅が含まれるので撮影を控えていましたが、旧市街地の歴史を伝えたく、今後は時に触れ折に触れ撮りたいと思います。写真に写る住宅関係者の方で、掲載削除を希望される方がおりましたら、→こちらからご連絡ください。伊勢崎駅周辺の変化の様子は→こちら

大手町交差点付近

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大手町郵便局 2015/2/7
 アニメ「日常」にも登場。

大手町交差点北方の店舗 2015/2/7

大手町郵便局南側の大谷石の蔵 2015/2/7

大手町交差点角の家。間口の構造がかつて店舗であったことを伝えます。 2015/4/26


大手町郵便局東方の空き地周辺の家並み 2015/4/26

駅西に残るに覆われた建物(3)

掲載日:2022/1/5 ▲ページTopへ
 伊勢崎駅の高架化事業を完了し、駅周辺では道路や街区整備が進んでいますが、駅の南西側には事業の進行とは縁がないような一画が残されていて、何棟かの建物が建っています。廃屋なのかまだ現役で使用中なのか外回りからは識別できませんが、往年の伊勢崎駅周辺の姿を彷彿とさせ、生まれ変わりつつある駅周辺の中で印象深い風景です。特に、駅寄りの最も大きな建物の壁は蔦に覆われ、の季節と紅葉の季節には更に存在を主張します。(2022/1/5 記)

紅葉した蔦に覆われる建物 2021/11/25


壁一面の紅葉蔦 2021/11/25


紅葉蔦に覆われた建物と伊勢崎駅西側の高架橋 2021/11/25

に覆われた倉庫

掲載日:2021/11/25 ▲ページTopへ
 伊勢崎駅周辺第一地区として土地区画整理事業が進む伊勢崎駅の南側地区。駅の南西の一画には、区画整理事業から忘れ去られたような建物が数棟残されています。このまま残されるのか解体されるのか分かりませんが、今、紅葉した蔦に覆われて趣のある風景を見せています。この一画で骨董市やフリマを開催すれば、賑わいを創出できそうです。(2021/11/25 記)

紅葉した蔦に覆われる倉庫 2021/11/17

紅葉した蔦に覆われる倉庫。左後方は伊勢崎高架駅。 2021/11/17


モダンな駅に至近距離であることを忘れてしまうような佇まい 2021/11/17

2棟並ぶと更に趣が加わります 2021/11/17


紅葉した蔦に彩られる倉庫群。この後方に伊勢崎駅。 2021/11/17

に覆われた建物(1)

更新日:2021/12/11、掲載日:2021/10/23 ▲ページTopへ
 群馬県伊勢崎市の伊勢崎駅前通り(壱番街通り)の「大手町」交差点の南東に、蔦に覆われた建物があります。 Google Mapには「オオツカトアコお菓子とお花の教室」 と記載されています。
 オオツカと聞くと思い出すのが半世紀以上前のこと。この場所に大塚歯科と言う歯医者さんがあって、10代の頃、通院したことがあります。ひょっとしたらその親族の方が経営している店かも知れません。建物が当時の大塚歯科のものか不確かですが、当時の姿を思い出すと、北側に隣接していた大手町郵便局が元の歯科医院だったかも知れません。
 伊勢崎駅周辺には蔦に覆われた建物が数ヶ所に残っていますが、こちらのように全体が蔦で覆われた建物をほかに知りません。「つたの絡ま~るチャペ~ルの~♪」の出だしで始まる「学生時代」が、頭のどこからか聞こえて来ます。紅葉した蔦に覆われた風景も見てみたいものです。(2021/10/23 記)

 ・・・と言うことで、紅葉した蔦に覆われた風景です。(2021/12/11 記)

落葉紅葉が進み、顔を見せる”(やかた)


葉が落ちて建物が半分姿を現しました。紅葉する蔦と紅葉しない蔦とあるよう。2021/11/25


南面と西面の蔦が減り、窓が姿を現しました 2021/11/25


に覆われる建物・”(やかた)


蔦に覆われる建物(「大手町」交差点の南東) 2021/10/8


蔦が剥がれたらどんな様子なのでしょう。窓はあるのでしょうか? 2021/10/8


蔦に覆われた建物。左後方は「大手町」交差点 2021/10/8

大手町郵便局が残る頃


「赤石のお花畑」から眺める大手町郵便局の家並び 2015/4/26


※「赤石のお花畑」は、区画整理事業中の一時的につくられた公園で、現在はありません。

に覆われた建物(2)

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道路予定地に建つツタに覆われた建物 2021/9/25


道路予定地に建つツタに覆われた建物 2021/9/25

壁一面を覆う蔦 2015/4/26

白壁を覆う蔦 2015/4/26

蔦に覆われる壁。錆びたトタン塀の味わい。2015/4/26

蔦に覆われるバルコニー 2015/4/26

絡まる蔦が、洒落たデザインの建物にをより個性的に見せています。 2015/4/26

区画整理地内に残された家屋新緑

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新緑に包まれる住宅。奥まった所で咲くハナミズキ、後方には「アイタワー花の森」 2015/4/26

空き地の中にポツンと残る住宅 2015/4/26

2015/4/26

桐生県道沿いで静かに佇む家並み 2015/4/26

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大手町の一隅で守られる庚申塔


新緑に覆われる庚申塔。ご近所さんに守られているようです。 2015/4/26

北側の通りに面した鳥居 2015/4/26

築山(つきやま)が施されています。2015/4/26

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旧設楽医院さんの赤レンガ塀 2015/4/26

→旧設楽医院さんの赤レンガ塀


大谷石の蔵 2015/2/7。
→こちら(蔵)にも掲載

路地 2015/4/26




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