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枯れ枝を使用した植木鉢カバー

掲載日:2020/5/18
 花木センターや花屋さんに出かけると、予定外につい購入してしまう花や樹木。時には友人らからいただく花や樹木も。また山野を散策した時などについ拾って来るドングリ等の木の実。更には家で食べた果物の種
 庭が広ければどこでも自由に蒔いたり植えたりできますが、残念ながらそうはイカのキ〇タ〇。で、結局地植えは諦めて植木鉢へ。こんな調子で庭のあちこちに鉢植えの花や樹木が増えます

 コナラやクヌギ、クリ、ハゼ、ロウバイ、モミジ、ニンジンボク、マンサク、シマトネリコ、ノウゼンカズラ、リキュウバイ、ムラサキシキブ、ビワやナツミカン、葉っぱの色や形が珍しい樹種名不明の樹木等々、何でもかんでも鉢に蒔いたり植えたりしています。鉢植えが多いと水あげが大変なのは仕方ないとして、鉢が目立ってしまうとガーデンとして無粋なので、時々は場所を工面して地に植え替えたり、鉢ごと友人にあげたりしていますが、まだまだ鉢植えが庭のあちこちに残ります。
 彫刻入りのイタリア製鉢のように、鉢自体をオブジェや置物として見せる場合を除き、鉢が露出するのを避けるために、古木や朽ちた根っ子の花台に乗せ、ツル性や枝垂れる葉っぱで鉢を隠すなどして極力自然を装いますが、どうしても隠しきれずにそのまま露出してしまう鉢が残ります。

 そこで作ったのがここで紹介する枯れ枝を使用した植木鉢カバー
 

●材料は・・・硬くて古い枝とアルミ針金(直径3mm程度)

 硬くて古い枝は、剪定後、数年戸外に放置して硬い部分が残った枝。見た目が硬そうでも、石等に打ち叩くと折れてしまう枝もあるので、一本ずつチェックします。数年間戸外に放置すると樹皮は大概剥げ落ちますが、残っている場合は鉈で削ぎ落します。流木は肌が滑々で端部も丸く削られて、材料として最適です。 

●加工は簡単

 これらの古木や流木をやや同じ長さに揃え、2ヶ所に穴を開けて針金を通して束ねるだけ。長さは正確に揃えない方が味わいがあります。ノコギリで切断したコバ面は下面にします。両コバ面がノコギリの切断面の場合には、上側面を流木のように丸く削れば自然の風情になりますが、時間がかかるので好みとこだわりに任せます。

枯れ枝を使用した植木鉢カバーの作り方

●道具は鉈、ノコギリ、ペンチ、ドリル等

 道具は原始的なものばかり。ただ開ける穴の数が多いので、ドリルは電動がお薦め。

●補足(引っ掛け用フック)

 完成した鉢カバーはそのままで鉢を囲ってもいいですが、3ヶ所にアルミ針金でフックを取り付け、これを鉢の縁に引っ掛けるとより安定します。


 今回、長さを変えて5つ制作しました。この季節は緑が茂り、葉っぱで隠れた鉢が多いので出番は少なめですが、追々使用場所を決めて行きましょう。今回何より良かったことは、用途が定まらぬうちに溜まり続けていた古い枝を使えて、ストック場所がスッキリしたことでした。(2020/5/18 記)

完成品取り付け・Before and After


鉢カバーを取り付ける前 2020/5/13

鉢カバーを取り付けた後 2020/5/13

鉢カバーを取り付けた後(別の方角から) 2020/5/13

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1.材料と道具、加工


鉢カバーの材料と樹皮を削ぐ鉈 2020/4/26

電動ドリルとアルミ針金 2020/4/26

枯れ枝にアルミ針金を通します 2020/5/13

ラジオペンチとペンチ、ニッパー 2020/4/26

枯れ枝にアルミ針金を通します 2020/5/13

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2.完成


枯れ枝にアルミ針金を通し終えて完成 2020/4/26

完成品(内側) 2020/4/30

完成品(外側) 2020/4/30

完成品(内側) 2020/4/30

完成品(外側) 2020/4/30

最後に作った一番大きい鉢カバー 2020/4/30

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3.使用例


鉢カバー取り付け前 2020/5/13

鉢カバー取り付け後 2020/5/13
誰?カバーを取り付けない方がスッキリしていていい・・・なんて言ったのは?




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