キンラン、ギンラン(伊勢崎市内4か所目、6か所目) [ ぐんま緑の基金・伊勢崎地区 ] [ Home ]



群馬県伊勢崎市で自生・キンラン、ギンラン

伊勢崎市内4か所目 キンラン 2022

伊勢崎市内6か所目 ギンラン 2022

1か所目のキンランギンラン2か所目のキンランギンラン3か所目のキンラン3,4か所目のギンラン
キンラン、ギンランについて
掲載日:2022/5/19
 伊勢崎市内4か所目のキンランの自生が確認されました。発見したのは町内に住む花好きな女性。発見地は傾斜地にコナラ等の樹木が林状に茂る場所
 概略の場所を聞いて最初に訪れたのは5月7日。すぐに見つかるかと思ったもののなかなか見つからず、「正確な場所を確認してから出直そうか」と半ば諦め始めた頃、突然目の前に一株のギンランを発見
 ほとんど人が訪れる場所ではないものの、一応遊歩道として整備された場所で、その道の上に自生していて、「この場所では人に踏まれてしまうだろう」と心配しながら観察するうち、何てことはない、すぐ近くの斜面にたくさん生えているのを発見。多分、身を屈めたことと目が慣れて来たせいと思いますが、落ち着いて探すと周囲十数メートルの範囲に合計52株のギンランを発見
 ギンランは見つかったもののキンランが見つかりません。範囲を広げて観察したものの見つからずこの日は断念。翌5月8日、事前に概略地図を準備して発見者に詳細な場所を確認。その情報をもとに調査したものの、見つかりません。「本人に案内してもらうしかないか」と、諦めて帰ろうと思いながらも、もうひと踏ん張り足を進めると、いましたいました、ブッシュの中に一株のキンラン。発見者が見つけたキンランは2株だったようですが、2株目は見つかりませんでした。また来年の楽しみに。
 市内一か所目の発見地では、今年確認したキンランの株数は266株。それに比べるとたった1株のキンランは全く少ない数ですが、4か所目の発見と言う視点で考えれば、266株に匹敵する貴重さがあります。(2022/5/19 記)

 ■調査日:2022/5/7 13:30~15:30 および 5/8 12:30~13:30
 ■確認した株数:キンラン=1株 ギンラン=52株

伊勢崎市内4か所目の発見地で咲くキンラン1株 2022/5/8


アップ画像でご覧ください 2022/5/8

キンランが自生していた伊勢崎市内4か所目 2022/5/8

伊勢崎市内6か所目 ギンラン 2022

掲載日:2022/5/19 ▲ページTopへ
■調査日:2022/5/7 13:30~15:30 および 5/8 12:30~13:30
■確認したギンラン株数=52株

開花中のギンラン 2022/5/8


葉っぱも立派に育ったギンラン 2022/5/8


ここだけで8株のギンランが自生 2022/5/8

ギンラン開花中 2022/5/8

ギンラン開花中 2022/5/8

市内6か所目・ギンラン自生地 2022/5/8

キンラン、ギンランについて

▲ページTopへ
 以下、キンランに関するWikipediaの記事引用です。太字と赤色、下線はサイト管理人・丸男が付記。昨年の紹介ページにも掲載した内容ですが、重要事項なので再掲します

【性質に関して】

 キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが、その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。多くのラン科植物の場合、菌根菌は落ち葉や倒木などを栄養源にして独立生活している腐生菌である。ところがキンランが依存している菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成する樹木共生菌である。
<中略>
 外菌根菌の多くは腐生能力を欠き、炭素源を共生相手の樹木から供給されているため、その生存には共生関係を成立させうる特定種の樹木が必要不可欠となる。そのような菌から栄養分を吸収しているキンランは、樹木の作った栄養を、菌を通じて間接的に摂取しながら生きているとも言える。
<中略>
 このような性質から、キンラン属は菌類との共生関係が乱された場合、ただちに枯死することは無いが健全な生長ができなくなり、長期間の生存は難しくなる。自生地からキンランのみを掘って移植した場合、多くの場合は数年以内に枯死する。
<中略>
 現在のところ、一般家庭レベルの技術で共生栽培を成功させる手法は確立されていない

【保全状況】

 元々、日本ではありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載された。また、各地の都府県のレッドデータブックでも指定されている。
 同属の白花のギンラン(学名:C. erecta)も同じような場所で同時期に開花するが、近年は雑木林の放置による遷移の進行や開発、それに野生ランブームにかかわる乱獲などによってどちらも減少しているので、並んで咲いているのを見る機会も減りつつある。



Site view counter since 2006/9/17

▲ページTopへ