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(かば)神社と(あさひ)観音堂

(〒379-2206 群馬県伊勢崎市香林町1丁目351-4)
掲載日:2020/12/26 写真下の日付は撮影日
 伊勢崎市の最北の町・西野町や磯町に広がる田園や里山の中をぶらりサイクリングし、
「さて、この後どうしようか?このまま帰るのも物足りないし。北へ向かって旧粕川村や旧宮城村、あるいは旧新里村方面へ足を伸ばそうか」
 と思案に暮れた末、時々は東方へ足を向けてみどり市方面へ。決め手はその日の気力と体力。北方面は緩やかとは言え赤城山南麓の勾配を登るので、多少の覚悟が必要です(帰りは笑ってしまうほど楽ですが)。

 東方へ向かう時、大間々県道(群馬県道73号伊勢崎大間々線)を横切り、通過するのが香林町の広場前の道路。この広場には社殿らしき建造物や石塔、石碑が並び、横目に気にしながらもいつも素通りしていましたが、当サイト開設後丸14年が経過した今年、始めて立ち寄ることにしました。

 広場中央南側、道路沿いに建つ建物は「曦(あさひ)観音堂」。
 現地に立つ説明板によれば、お堂の中に伊勢崎市指定重要文化財の「香林の木造如意輪観音坐像」と「香林の石造観音菩薩坐像」 が鎮座しているよう。「しているよう」と頼りないのは、お堂は施錠されていて内部を見ることができないためです。「伊勢崎市文化財ハンドブック」(*)には写真が掲載されていますので、興味ある方はそちらをご覧ください。

 観音堂の説明板や建物の写真を撮り、さて帰ろうかと広場を一回りすると、広場の北東隅に何やら社殿のような建造物が目に入りました。まずは厳かな気持ちで参拝。清々しい気分で周囲を見渡すも、由緒などの説明板が見当たりません。「伊勢崎佐波の神社誌」にも掲載はなく、ウェブで調べると、「樺(かば)神社」とだけ分かりました。由緒等の詳細は不明なので、詳しく分かりましたらまたその時点で紹介します。

 香林の広場は広く、会議所や山車庫などの地域の施設も建っています。まさに地域のコミュニティ広場のようです。(2020/12/26 記)

(*)「伊勢崎市文化財ハンドブック
 編集:伊勢崎市教育委員会文化財保護課、発行者:伊勢崎市教育委員会、発行年月:令和2年10月
 販売開始:令和2年12月、販売場所:文化財保護課・赤堀歴史民俗資料館、販売価格:一冊500円
 たまたま、当ガイドブックの販売案内が「広報いせさき」令和2年12月16日号に掲載されたため、早速に昨日、赤堀歴史民俗資料館で買い求めました。このハンドブックはサイズが105mm×172mm、厚さ8mmとコンパクトサイズなので、リュックやバッグにちょこっと収められます。

樺神社と曦(あさひ)観音堂の地図(Google Map)


(かば)神社

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拝殿の木彫り装飾 2020/10/2


樺神社 2020/10/2


樺神社・拝殿の天井の構造 2020/10/2


樺神社全景(正面から) 2020/10/2


樺神社全景(右側面から) 2020/10/2




(あさひ)観音堂

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曦観音堂の「曦(あさひ)」の漢字は、今回、初めて知りました。
日の光などの意味をもつようで、画数は20画、分類は日部とのこと。

曦観音堂全景(右正面から) 2020/10/2


曦観音堂(左正面から) 2020/10/2


旧赤堀町の「町花」サルビアが咲いていました。 2020/10/2

曦観音堂全景(背面から) 2020/10/2


曦観音堂の正面 2020/10/2


曦観音堂の右側面 2020/10/2

伊勢崎市指定重要文化財

香林の木造如意輪観音坐像

香林の石造観音菩薩坐像


木造如意輪観音坐像と石造観音菩薩坐像の説明板 2020/10/2

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香林の広場。右後方の山は赤城山の鍋割山。 2020/10/2

香林広場の山車庫 2020/10/2



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