八ツ場ダム建設現場見学 [ ダム・Index ]  [ Home ]



八ツ場ダム建設現場見学

更新日:2019/12/9
2019年11月18日、19日2019年10月25日2019年3月23日
2018年11月17日(昼(下流側の見晴台から)、昼(八ッ場見放台ほかから)、ナイトツアー)
2018年10月20日(昼、ナイトツアー)2018年8月6日2018年2月27日2017年12月9日ダムカード
橋梁関連(八ッ場ダム湖面2号橋(不動大橋)|八ッ場ダム湖面1号橋(八ッ場大橋)|八ッ場ダム湖面3号橋(丸岩大橋)|JR第二吾妻川橋梁|JR第三吾妻川橋梁)

八ッ場ダムの諸元

■所在地:群馬県吾妻郡長野原町
■河川名:利根川水系吾妻川(あがつまがわ)
■形式:重力式コンクリ−トダム
■ゲート
 ●クレストラジアルゲート×4門
 ●コンジット高圧ラジアルゲート×3門
 ●ジェットフロートゲート×1門
 ●ホローフローゲートバルブ×1門
■堤高/堤頂長:116.0m/290.8m
■堤体積:約100万m3
■総貯水容量:1億750万m3
■流域面積:711.4km2
■本体着工:2014年度
※国土交通省の資料を参照しました。

紅葉の八ッ場ダム

2019年11月18日、19日

掲載日:2019/12/9 ▲ページTopへ
 2019年10月1日より試験湛水を開始した八ッ場ダム。国交省発表によれば、台風19号の降雨で、10月15日午後6時頃には平常時最高貯水位(常時満水位)の標高583mに到達。その後、1日1m以下のスピードで、最低水位の標高536.3mまで水位を下げる試験湛水を実施。
 11月19日(午前9時)の水位は標高555.2m。前回訪問時の10月25日からの24日間で19.9m下がりました。一日平均0.83mです。
 ダム本体左岸側では管理棟工事が、また堤頂では非常用洪水吐設備(クレストゲート)の天端で工事が進み、今年度末の完成を目指して全貌を現しつつあります。

 今回、ダム湖の水は濁った土色からミルキーグリーンに変わり、周辺の山々は赤や黄色に染まり、華やかな姿を見せてくれました。前回訪問時には少し早かった周辺の紅葉も、今回はちょうど良く、どうやら今年の秋に暑い日が続いたため、紅葉が1、2週間遅れたよう。一泊した川原湯温泉で話を聞くと、4,5日前の紅葉が最高だったとのこと。自然の営みは、なかなかドンピシャリの日に巡り合うことができませんが、それもまた次回の訪問を促すのでいいことです。

 建設現場見学訪問記として起こした当ページも、完成が近づくにつれて観光地訪問記に変化しつつあります。次回の訪問は観光目的の予感がします。(2019/11/9 記)

紅葉に染まる八ッ場ダム。貯水位は標高555.2m。 2019/11/18、19(5分46秒)

ダム湖の水がミルキーグリーンに変わった八ッ場ダム。貯水位は標高555.2m。2019/11/18


天端で工事が進む非常用洪水吐設備(クレストゲート) 2019/11/18


ダム本体左岸で工事が進む管理棟 2019/11/18

不動大橋から望むダム湖。後方の橋は八ッ場大橋。 2019/11/18


山々の紅葉(展望台「八ッ場見放台」の北側) 2019/11/18


ダム湖と紅葉(展望台「八ッ場見放台」から) 2019/11/18


ダム湖畔の紅葉(八ッ場大橋から) 2019/11/18


ダム湖畔の紅葉(八ッ場大橋から) 2019/11/18



朝霧に隠れる八ッ場ダム周辺の山々(川原湯温泉から) 2019/11/19


朝霧に隠れる八ッ場ダム周辺の山々(川原湯温泉から) 2019/11/19

雨に煙る八ッ場ダム

2019年10月25日(金)

掲載日:2019/10/30 ▲ページTopへ
 令和元年10月1日より試験湛水を開始した八ッ場ダム。国交省発表によれば、台風19号の降雨で、10月11日2時から13日5時までの間にダムの貯水位が518.8mから573.2mまで上昇。その差約54m。
 10月15日午後6時頃には平常時最高貯水位(常時満水位)の標高583mに到達。この後、1日1m以下のスピードで、水位を最低水位の標高536.3mまで下げるとのこと。
 当動画は雨に煙る10月25日の八ッ場ダム。国交省のデータによれば午前9時時点で貯水位は575.1m。常時満水位より8m下がっていました。(2019/10/30 記)

雨に煙る八ッ場ダム。貯水位は575.1m。 2019/10/25(1分43秒)

濁った水で満ちた八ッ場ダム。2019/10/25

ゲート付近 2019/10/25

八ッ場大橋。後方に不動大橋。 2019/10/25




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