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掲載:2011/4/4

赤堀歴史民俗資料館・地震の教訓を実際の被害で伝える

 2011/4/2(日)、赤堀の西野町や磯町に春の風景探しにサイクリングに出かけた帰り路、久々に「伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館」に寄ってみました。
 東北関東大震災後の配慮で館内の照明が落とされていて、入口脇に「花祭り展」開催中の案内を見ながらも、入ろうか入るまいか玄関ドアのガラス越しに躊躇していると、中から職員さんが出て来て、「どうぞどうぞ、節電中ですが大丈夫ですから」と案内され、入ってしまえばいつもの調子であれこれとお喋りしながら館内を見て回りました。

 自称・素人考古学者の私は、やっぱり気になるのは遺跡や古墳の出土品の被害。地震時の様子を尋ねると、1階展示室北側壁面のガラス展示ケース内では、ガラス棚で展示していた土器が数多く落下し、それらが下の土器にぶつかって更に被害を増やしたとのことです。その個数は40数点。現在はこれを教訓として、再発防止のために壁面に取り付けたガラス棚による展示を止め、全ての出土品が展示ケース床面に展示されています。特に縦長の筒状土器は受け台に置かれて、転倒対策が施してあります。

 そして今回特にお伝えしたいのは馬形埴輪や男子埴輪のオープン展示コーナーです。

 このコーナーでは、現在、地震被害の怖さと安全な展示のための教訓を伝えるべく、地震時の被害状況そのままの状態で展示されています。遠目には被害が少なかったように見えるこのコーナー、近くで見ると、コーナー周囲の円筒埴輪が数点転倒して損壊し、中には、展示スペースから外に飛び出し、1回転して逆さに立っているものもあります。
 円筒埴輪が被害を受ける中、大きな馬形埴輪は4つ足で安定しているためか無事で、細長い筒状の人形(ひとがた)埴輪には筒中の転倒防止対策が功を奏したためか、やっぱり無事でした。
 被災状況そのままの展示が、埴輪や土器、壺の展示などに対して多くの教訓を与えています。資料館の職員さんに尋ねると、被災状況のままの展示期間は未定とのことですが、ご覧になりたい方はお早目に。(2011/4/4 記) 

被害状況の展示の趣旨説明



細長い人形(ひとがた)埴輪
転倒防止対策が功を奏して、無事でした。


転倒して損壊した円筒埴輪


展示スペースから外に飛び出て1回転。
偶然にも逆さになっています。縁が一部損壊しています。

オープンスペースの埴輪展示コーナー


馬形埴輪(*)は4つ足で安定しているためか、
倒れていません。倒れなかった円筒埴輪も、
良く見ると微妙に位置がずれています。
(*)この埴輪馬は伊勢崎市の蛇塚古墳から出土したもので、群馬県内でも最大級の大きさです。伊勢崎市指定重要文化財です。


ここでも円筒埴輪が転倒損壊


縦長の筒状の埴輪は、
内側に転倒防止対策が施されていたため、
どれも転倒していません。


赤堀歴史民俗資料館はここです

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花祭り

 2011年4月2日〜4月10日の期間中、「伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館」の1階玄関ホールで花祭り展が開催されています。これは香林町1丁目のあさひ観音堂で毎年行われる花祭り行事の紹介です。

花祭りの由来
2011/4/2

花祭り展示コーナー
2011/4/2

2011/4/2





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