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Go! いせさき 管理人の独り言
管理人が勝手な事を書いています。失礼な発言がありましたらご容赦ください。皆さまから、どしどし返信いただけると嬉しいです。


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中国経済 投稿者:丸男 投稿日:2008/05/09(Fri) 00:17 No.229   
 今、中国経済が大変らしいです。
 諸物価が上昇してインフレ懸念がある一方で、不動産価格が下落し株が暴落しているとのこと。物価の中でも食料品の値上がりが顕著で、ここ1年で2倍、3倍に上がったものもあるとか。原因の1つに、工業化の推進により食料の国内需給のバランスが崩れていることがあげられるようです。
 金融引き締め政策や人民元切り下げの問題をどう対応するかは非常に深刻で難しい課題のようです。この辺はなかなか正確に理解できませんが、難しいのだろうと言う事は予想できます。
 加えてチベット問題や食料品の安全性に対する国際批判、更に今夏に控えたオリンピックの開催。課題が山積です。

 非常に関心を持ったのは、経営が苦しくなった中小企業が、中国より安価な労働力を求めて外国に製造拠点を移し始めているとのこと。
 これは、正に日本国内の多くの企業が十数年前に中国に安い労働力を求めたことと同じことです。労働集約の産業では、安い労働力で製造すれば価格競争の力が付くのは当然の理屈なので、このようにバトンタッチするかのように国から国へ繰り返し移って行くのでしょう。
 中国より安い労働力は東南アジア辺りだと思いますが、東南アジアの次にはどこへ移るのでしょうか。地球を一周するまでバトンタッチするのでしょうか。

 アメリカでは、サブプライムローンの焦げ付きに端を発して経済が失速していて、それが世界経済を巻き込んで不安に陥れているとのことですが、経済がグローバル化している現在、外国の経済状況だからと言って無関心でいる訳には行かず、なかなか自分の理解力が付いて行けません。
 ややこしい時代になったものです。

【子どもの日の話題】 投稿者:丸男 投稿日:2008/05/06(Tue) 11:53 No.228   
GW雑感(3)

【子どもの日の話題】
 昨日のこどもの日、テレビの評論番組で、今の子どもはその親の世代に比べて体格がりっぱになっているものの体力が落ちていると報道していました。栄養やカロリーの摂取が改善されたものの家の中で過ごす時間が増え、運動量や日光を浴びる量が減ったことなどが原因だとか。
 日本人は働き過ぎ、勉強し過ぎと言うことで、労働時間や勉強時間を減らしたところ、かつては高かった先進諸国内での子どもの学力が、徐々に下がって来ているとも言われています。

 グローバル経済化の進行に伴って、世界の経済が1つの土俵の上で戦う時代になった今、次世代の日本を担う子ども達の体力や学力はやっぱり心配する事柄なのでしょう。
 少子高齢化でそもそも子ども達が減っていく流れに加えて、更に子ども達へ色々な期待や負荷が掛かる事、ちょっと気が重い話題です。

 心の豊かさは経済的に「勝ち組」になることばかりではないとは思いますが、現実問題として、「苦」から「楽」への転換は容易であるものの、その逆は難しいものです。
 簡単な例で言えば、汲み取り便所、水は井戸水、部屋には裸電球1つ、ご飯は麦飯と梅干と沢庵・・・、このような「三丁目の夕日」が現実の世界であった我ら団塊の世代ならば我慢できることも、生まれた時からウォッシュレット、家のあちこちの蛇口からお湯が出て、白い米のご飯どころか毎日美味しい食べ物を食べ放題・・・、このような時代に育った子ども達を今更昔の生活に戻すのは過酷であり不憫なことです。

 楽しい祝日ではありますが、将来を憂う日でもありました。これもまた貧乏性のせいかも知れません。

【雨もまた風情が】 投稿者:丸男 投稿日:2008/05/06(Tue) 11:51 No.227   
GW雑感(2)

【雨もまた風情が】

 長期予報ではGW中は連日晴天が続くとのことでしたが、雨模様の日もあって、必ずしも予報通りではありませんでした。昨日の5日などは朝から雨模様で、我が家の前の華蔵寺公園の休日駐車場もガラガラでした。でもその分、草木も落ち着き、庭で雨露に濡れた山野草を愛でたり、狭い庭に所狭しと伸び始めた新緑をボーっと眺めているだけでもいい気分です。山野草を眺めてるだけのつもりが、一旦腰を下ろすといつしか草むしりが始まってしまいますが。これまた貧乏性のせい?

火曜日の振替休日 投稿者:丸男 投稿日:2008/05/06(Tue) 11:49 No.226   
GW雑感(1)

【火曜日の振替休日】
 5月3日は憲法記念日、5月5日はこどもの日、その間に挟まれた5月4日はみどりの日。みどりの日は1989〜2006年までは4月29日で、2007年より5月4日。2005年の祝日法改正(2007年施行)により、祝日が日曜日である場合はその直後の「国民の祝日でない日」を休日とする事になり、今日のこの祝日は月曜日以外の日が振替休日になった最初の記念すべき日とのことです。
 何はともあれ、休日が増えるのはちょっと嬉しいものです。
 今年は特に3月から4月中旬に掛けて死ぬほど忙しく、休日返上の日が多かったので、心置きなく休めたGWでした。貧乏性なのかワーカホリックのせいか、あるいはまた団塊世代のガンバリズムのせいか、思いっ切り休むにはそれに先立つ「苦労」や「忙しさ」を経ないと、なぜか落ち着いて休むことができません。

クレーマーとカスタマー 投稿者:丸男 投稿日:2008/04/25(Fri) 19:36 No.225   
 会社でちょっとしたソフトを開発販売していて、販売後も常にカスタマサービスを行っています。販売前に当方であれこれと頭を悩ませて機能を組み込むのですが、使ってみれば色々な要求が出て来て、お客さんから色々な要望や質問が入って来ます。
 元々お客さんが便利になるために作っていること、またお客さんの要望はソフトを成長させるために貴重であるので大歓迎なのですが、その要望の伝達方法で当方の士気が大きく変わってしまいます。
 今日は、その辺の率直な話を少し。

 極端な例を話しますと
「多分、自分の操作方法が悪いと思うのですが、こう言う結果になってしまったので対策を教えていただけますか?」
 と言う謙虚な場合と
「こんな結果になったのでプログラムを直してください」
 と最初から結果が悪いのはソフトのせいと決め付けて威圧的に入って来る場合があります。

 それらの結果は様々で、謙虚な質問の原因が当方のソフトの不具合でしごく恐縮したり、威圧的な質問や要求の原因が先方のパソコン技術の未熟だったりと、反転することもままあります。

 全体的には謙虚な方が大半ですが、極端な例では、不具合が発生したりすると
「ソフトは全てのテストを完了してから販売するんじゃないんですか」
とお説教をして来る場合も1回だけありました。
 「判定」「逐次処理」「繰り返し」の3つの要素でできているプログラムコードについて、全ての経路を通過させるテストデータを作るのは容易じゃなく、出荷前にはそれなりのテスト手法でテストを行いますが、「全て」の経路のテストを行うのは非現実的な話。
 テスト手法やシステム工学的な話をしてもややこしくなるだけなので言葉を選んで発言を躊躇いると
「そう言うソフトじゃ不便で安心できないですね」
 と畳み掛けて来ました。
 こうなると「お客さんの要望を伺っていいソフトに改良しよう」と言う前向きな気持ちはすっかり萎えて、使う神経が違う方に向いてしまいます。話の骨子だけを聞き取り、必要な回答だけを返すと言う機械のような対応ができればいいのですが、当方も未熟故、そんなに上手には行かず
「こう言うお客には売らなければ良かったなぁ」
 と後悔してしまいます。

 北は秋田県、南は沖縄までのお客さんがいて、カスタマサービスを通じて親しい感情を覚えるに至ったお客さんもたくさんいて、中には
「今度、こちらに遊びに来てください。あちこち案内しますよ」
なんて嬉しい言葉を掛けられることもあるので、カスタマサービスを嫌っている訳ではないのですが、生身の人間同士のやり取りですから、お金を払う側といただく側と言う関係で上下関係を決めるやり取りじゃなく、お互いを尊重し合い共存共栄の基本姿勢があって欲しいものです。

 で、最後に一つ・・・
 
 結局、当方が優先的に動いてしまうのは、気持ちの良い、あるいは普通のやり取りを行ったお客さんの要望で、脅迫的や威圧的な要望は後回しにしてしまいます。生身の未熟な人間なもので・・・

花一杯の伊勢崎市 投稿者:丸男 投稿日:2008/04/16(Wed) 13:13 No.224   
 「全国都市緑化ぐんまフェアinいせさき」が3月29日に「波志江(はしえ)沼環境ふれあい公園」でスタートし、この13日には波志江沼会場でのフェアがひとまず終了しました。伊勢崎市は緑化フェア初の試みとして、リレー方式で市内全域の公園を回り、最後にまた波志江沼会場へ戻って来ます。

 このサイトでも紹介していますが、伊勢崎市には本当に多くの公園があります。
 山や渓谷、温泉地等の景勝地には恵まれていませんが、代わりにたくさんの公園があって、市外の知人や伊勢崎に転居して来る人達に「伊勢崎は公園が多いですよね」と良く言われます。

 全国都市公園100選に選ばれている華蔵寺(けぞうじ)公園だけでなく、「西部公園」や「市民のもり公園」、「まゆドーム・子供の森公園」、「せせらぎ公園」、「あずま総合運動公園」、昨年新たに造られた「境平塚公園」等の大きな公園を始め、市内全域に数多く点在しています。その区域は住宅区域のみならず、商業区域や工業区域にも同様に存在します。
 そして忘れてはならないのが、今回の緑化フェアを契機に大規模に整備された「波志江沼環境ふれあい公園」です。赤城山南麓には灌漑用や鯉の養殖用にたくさんの沼が点在しますが、波志江沼はその中で最大の面積を誇り「海なし県」群馬の伊勢崎市に水辺、水面のある風景を与えてくれます。この波志江沼を中心に置いた「波志江沼環境ふれあい公園」は緑化フェアのみならず、今後の観光やイベント等の計画時に大きな役割を演じると考えています。

 更に伊勢崎市には数十年、数百年の歴史を刻む神社仏閣も多いので、公園やこれらの風致区域を合わせれば実に多くの緑に恵まれています。
 これらの場所が今年は例年以上に花で飾られ、伊勢崎市全域が花一杯になっています。また、普段は何の変哲もない田畑が、季節にはコスモスや小菊、牡丹やルピナス等で埋まります。

 緑化フェアでリレー方式が採用できた背景には、このような伊勢崎市民の花に対する思いやボランティア活動、民間企業の協力、また行政の活動や支援があってのことと思っています。

 『花一杯の伊勢崎市』・・・立派な地域ブランドです。

波志江PA・スマートIC実験開... 投稿者:丸男 投稿日:2008/03/31(Mon) 16:45 No.221   
 3月29日、「全国都市緑化ぐんまフェアinいせさき」が「波志江(はしえ)沼環境ふれあい公園」を皮切りにスタートし、同日、沼の西方100mの位置にある波志江PAではスマートICの社会実験が始まりました。
 この日、隣接する2つの会場で1時間ずらして式典が執り行われ、どちらも無事にスタートしました。

 思い起こせば、波志江沼と波志江PAを一体化したレジャー拠点開発に関する情報に接したのは、地元紙「上毛新聞」の平成11年10月22日の大見出し記事です。
 以来、9年間、地元伊勢崎市や県や国、NEXCO、その他多くの関連団体や民間企業が一体になっていくつものハードルを乗り越え、今日のこの記念すべき日を迎えることができた訳ですが、波志江町の地元に住み、全くの田畑しかなかった頃のPA周辺、また公園としてよりも養鯉場のイメージが強く、遊び場としての整備が施されていなかった波志江沼を知る者としては、この変貌振りに接し非常に感慨深い思いがあります。
 新聞発表の前には関係者の企画立案も当然あったはずで、それを思えば少なくとも10年以上の長年月を掛けての実現です。

 高規格国道である上武道路、北関東自動車道とそのスマートインター、赤城南麓で最大の面積を誇る波志江沼とその公園、高速道沿いに造られた県道、その他いくつかの県道や国道が集まるこの波志江の地に立って頭の中に地図を広げて見れば、ここから発信する新たな夢や希望が見えてきます。
 それは観光化の拠点であるだけでなく、車社会を基本とする工業や商業のターミナルとしての未来です。
 巨大都市圏の公共交通網の賑やかなターミナルを地方都市に望むのは絵空事に近く、何をするにも車で移動する地方都市において、しっかりとした幹線道路整備は人間で言えば大動脈を作ることと同じです。その大動脈ができた現在、それを基盤に身体全体に血管を通し、その血流を円滑にし、隅々まで活性化するのは今後の課題ですが、まずは、この日を迎えられた事の喜びを噛み締めています。

 スマートIC開通2日後の3月30日のデータを入手しましたので紹介します。
 ・上り 入口 296台 出口 208台 計 504台
 ・下り 入口 202台 出口 442台 計 644台
 ・合計 1,148台
 です。2日目にして早くも千台を超えていますが、6ヶ月間の実験なので、今後の利用者数が気になるところです。
 緑化フェアや知名度の浸透に伴い、更に利用者が増える事を期待していますが、皆さんも、是非とも波志江PAとスマートインターをご利用ください。

気が付けば仕事の大半が東京 投稿者:丸男 投稿日:2008/03/23(Sun) 00:55 No.219   
 贅沢な悩みなんですが、ここ数週間、超多忙です。毎年、年度末が忙しくなりますが、今年も同様です。土日や祭日も返上なので「Go!伊勢崎」の取材や更新もギリギリです。
 仕事の内容は橋梁や土木関連の設計が主で、5業務が作業中で1業務が待機中、引き合い中が1業務、合計7業務。作業中の5業務の内、ほぼ完了が1業務で2業務が峠を越え、残り2業務が未着手(スミマセン)。

 実は「忙し自慢」をするのがこの記事の目的じゃなくて、忙しい中でちょっと複雑な気持ちになっていることを伝えたいのが目的です。
 この7業務、地元伊勢崎市からの仕事が1つ、県内他市の会社からの仕事が1つ、他の5業務は全て東京の会社からなので、それが複雑な気持ちの大きな原因です。
 東京からの仕事を敬遠している訳じゃなくて、どこからの仕事でもありがたくいただいてますが、やっぱり仕事は東京に集まるのだろうかと考えざるを得ない心境に陥っているため、複雑な心理状態なのです。
 しかも東京からの仕事の内の1つは偶然にも群馬県内の橋。群馬の仕事が東京の会社に発注され、それがまた下請けとして群馬の当社が請け負って、これもちょっと複雑です。
 人が集まる、企業が集まる、仕事が集まる、文化が集まる・・・どこが起点か分かりませんが、結果的に東京へ諸々が集まるこの現実を見ると巨大なベクトルエネルギを感じて、地方に職住を求め、地方を元気にしたいと思っている者として無力感のような諦念感のような感情が沸くのを禁じえません。
 場所を選ばないはずのIT業界も同様で、以前、有償でIT企業に仕事情報を提供する協会に入会し、1年間で1000件程の引き合い情報が届いた中で、群馬県内の仕事は0件、茨城と栃木で合計3件、他は全て東京圏でした。
 こんな体験もありました。ある時、東京の某企業のITの仕事をした時、同じプロジェクトの別チームに前橋市のIT企業が参加していて、群馬県の別々の会社が東京の同じ場所で仕事。

 なんだかねぇ。どうしたもんだんべか。

 東国原宮崎県知事は「どぎゃんとせんといかん」と頑張っていますが、本当にどうにかせんとアカンです。

道路事業。自分自身にも矛盾 投稿者:丸男 投稿日:2008/03/21(Fri) 00:57 No.217   
 道路特定財源の問題に端を発し、今、日本中で道路作りの話題が真剣に議論されています。
 私も道路作りを考えた時、自分の中にある矛盾が居座っていて、長年それを解決できないでいます。
 具体的な例で説明するとこう言うことです。
 私は趣味で登山に良く出掛けますが、いつも不思議に思うのが人里離れた山奥に行ってもまだそこに人家があることです。しかもそれは別荘や山小屋ではなく、日々そこで普通に生活している人々がいて、庭に野菜を作っていたり、犬や猫が飼われていたりと、のどかな山奥の風景です。
 「怪我や病気になったら?子供達の学校は?日常の買い物は?土砂崩れの心配は?」
 とついつい現実的な心配をしてしまう地域です。

 山を越えトンネルを通り、時には行き止まりの道路の奥の奥にある人家、そしてその家の脇には舗装された公道が通っています。

 矛盾と言うのは、この状況を考えた時に発生します。
 これらの道路は地元の自治体が作ろうが、県や国が負担しようがいずれ公道なので税金で作るわけです。巨大な橋もなく巨大なトンネルもなく、高規格道路でもありませんが、例え1車線程度の生活道路であっても、山を切り崩し擁壁で土を押さえ小さな橋をいくつも造れば、それなりに費用がかかります。

 人間どこに住むのも自由と言うことで過疎地や山奥にも人は住みますが、その自由を守るために公共事業として道路を整備すると、一受益者当りの工事費を考えた時に逆に不平等なのかと考えてしまいます。

 矛盾はこの先にあります。
 つまりこの考え方を突き詰めると、最終的には道路網や交通網が密に整備された都市と、人が住めない過疎地と言う二極化を助長すると思うからです。
 そして更に、都市化と言うのは「これで終了」と言う押さえがなく、例えば当地伊勢崎市も、群馬の北西部の山岳地から比べれば都市部ではあっても、東京圏から比べれば田舎の一地方都市に過ぎず、都市部であると同時に田舎である訳で、過疎化の不安が訪れないとは限りません。
 伊勢崎と限らず、極端に都市化が進んだ場所以外はどっち付かずの地域が多いのではないでしょうか。

 投資効果の少ない過疎地域に道路整備は要らないと言う考えは、一方で自分の住む場所もその対象になりかねないと言う不安を招き、一本筋の通った理論で括れません。

 道路事業は、都市形成の理論やあるいはもっと別次元の、例えば哲学的な事等と一緒に考えるべき難しさを含んでいるのかと、改めて認識しているところです。

道路事業の長期化の原因は? 投稿者:丸男 投稿日:2008/03/09(Sun) 23:40 No.214   
 民主党の菅直人代表代行が9日のNHKの日曜討論で、「道路特定財源の廃止は譲れない」と言う昨今敏感な話題に対してコメントする中で、日本の道路建設費用は高いと指摘していました。
 高くなる理由として、事業決定から完成までの期間がかかり過ぎると説明していました。
 私も、その事実は否定するものではなく、実際、伊勢崎市や周辺の幹線道路事業を見ても事業決定から何十年もかかってまだ完成していない道路はたくさんあります。

 ただ、菅氏の発言のニュアンスがとても気になりました。工事期間が長期間に渡る原因が事業者側に存在し、だから民主党が道路事業のあり方や事業者を批判するというように聞こえたことです。

 果たして道路事業の完成が長期間に渡るのは事業者の責任でしょうか。
 事業が長期間に渡るのは、例えば市の事業について考えれば、総事業費を短期間に全て予算化することが困難であること、市全域の公平性から1ヶ所の事業に集中できないこと、近隣自治体と連携する広域事業の場合には自治体間の調整に期間を要すること、また、多くの事業で反対の地権者がいることも見逃せない理由です。

 完成形4車線の立派な道路が反対地権者のために2車線や3車線の暫定形で供用開始になり、その場所が鶴の首のように狭くなり長期間不便したり、反対地権者の土地を避けるために理想から外れた道路を作らざるを得ない事例は各地で見られます。
 地権者の権利と言うのはそれだけ強く、そのために何度かの暫定形を経由するので、一気に仕上げることに比べれば余計な予算がかかります。
 公共事業に対する総論賛成各論反対のトラブルは良くある話で、それが事業の長期化の原因になることは周知の事なのではないでしょうか。

 事業が長期化すれば、やはり費用が高くなると言う菅氏の意見は全くその通りだと考えるので、菅氏の発言の揚げ足を取る意図は全くありませんが、その原因は全て事業者にある訳ではなく、道路事業とはそう言うものであること、あるいは市民自身が長期化の原因を作っているものであると言うことを認識すべきだと思っています。

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