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山座同定(伊勢崎から見える山々)

南方

(*1)山座同定(さんざどうてい)とは展望できる山の名前を確定すること(山岳用語)。
更新:2018/10/2
伊勢崎から山座同定(*1)できる山々(期待も含めての候補者)
表中の(100)は日本百名山、(200)は日本二百名山、(G100)は群馬百名山、(T100)は栃木百名山です。
富士山(100)、雲取山(100)、伊豆が岳、宝登山(ほどさん)、大持山(おおもちやま)(1294m)、武甲山(200:1,304m)、陣見山(じんみやま)(531m)、甲武信岳(こぶしだけ)(100:2475m)、両神山(100:1723m)、雨降山、東御荷鉾山(ひがしみかぼやま)(G100:1246m)、西御荷鉾山(にしみかぼやま)(G100:1286m)、オドケ山(1191m)、稲含山(いなふくみやま)(G100:1370m)

南東〜南西(寄居〜妙義)のパノラマ

東方

筑波山(100)、根元山(G100:1199m)、鳴神山(なるかみやま)(G100:980m)、行道山(ぎょうどうさん)(T100:442m)、石尊山(せきそんさん)(T100:486m)、深高山(しんこうさん)(508m)、千人ヶ岳(T100:663m)、栗生山(くりゅうさん)(G100)、吾妻山(G100:481m)、太田金山(G100:239m)、八王子丘陵
皇海山〜太田金山のパノラマ

西方

八ヶ岳(100)、蓼科山(100)、荒船山(200、G100:1423m)、妙義山(200、G100:金鶏山金洞山(1094m)、相馬岳(1104m)、烏帽子岳(1117m))、浅間山(100、G100)、浅間隠山(G100)、四阿山(あずまやさん)(100、G100)、榛名山(G100:水沢山、二つ岳、相馬山、榛名富士、掃部ヶ岳:1449m、天狗山)、草津白根山(100、G100)
榛名山〜赤城山のパノラマ|荒船山〜小野子山のパノラマ

北方

岩菅山(200:2295m)、裏岩菅山(2341m)、白砂山(200、G100:2140m)、佐武流山(200:2191.5m)、小野子山(おのこやま)(G100)、苗場山(100)、三国山(G100:1636m)、大源太山(G100:1764m)、子持山(こもちやま)(G100)、谷川連峰(マナイタグラ山稜、万太郎山、谷川岳(100:トマの耳=1963m、オキの耳=1977m)、赤城山(100、G100)、錫ヶ岳(G100、T100:2388m)、日光白根山(100、G100、T100:2578m)、笠ヶ岳(2246m)、皇海山(すかいさん)(100、G100、T100:2144m)、袈裟丸山(けさまるやま)(G100、T100:1878m)、備前楯山、男体山(100、T100:2486m)、女峰山(200、T100:2483m)
赤城山〜男体山のパノラマ

伊勢崎市から北方面

伊勢崎市から南方面
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 伊勢崎市には群馬県内他市のような高い山がありません。最高峰が磯町から西野町にまたがる峰岸山(標高168m)です。前橋市は富士見村を合併して赤城山が、高崎市は榛名町や倉渕村を合併して榛名山や浅間隠山がそれぞれ自分の市の山になったので、伊勢崎市とは一桁違う標高の山を控えることになり、伊勢崎市同様に平坦地が広がる東隣の太田市でさえ、旧藪塚町を合併して最高標高が八王子丘陵の275mとなりました。平坦地には平坦地の良さがあるので羨ましがっても仕方のない事ですが、山好きな私としては正直ちょっと羨ましい。
 そんな伊勢崎市ですが、最近気が付いた他市にないアドバンテージとして、「ひょっとして日本百名山を最も多く同定できる群馬県内の市は伊勢崎市じゃないのだろうか、いや全国の中でも最も多い方じゃないのだろうか」と言う事があります。具体的には、東から右回りに挙げると・・・

 筑波山、(富士山(*2))、雲取山、両神山、甲武信岳、八ヶ岳、蓼科山、浅間山、四阿山、草津白根山、苗場山、谷川岳、赤城山、奥白根山、皇海山、男体山

 ・・・と、何と15山(16山(*2))もあります。挙げてみて自分でもビックリ!ところが、現時点で全てこれらの山を同定したわけではなく、期待を含めての山も含まれています。このページではこれら日本百名山も含めて、伊勢崎市から見える四方八方の山々を同定してみたいと思います。伊勢崎市から見える山々も春から秋にかけてはいつもスッキリと見える訳ではないので、気の長い期間がかかりそうです。ゆっくりとお付き合いください。(2012/2/6 記)

(*2)伊勢崎市の最高峰・峰岸山から僅かに富士山の山頂を望むことができました。→詳しくはこちら

※「それ、違うんじゃないの?」とか「この山、分かったよ!」など、皆さんからのコメントは大歓迎です。→こちらの掲示板からお願いします。

更新:2012/3/1 ▲ページTopへ

武甲山(200:1,304m)、隣には大持山(1294m)

 伊勢崎から見える遠方の山々。
 その中で、南方から南西にかけての山脈はずば抜けて標高の高い山や独立峰、また山容が特異な山が少なく、普段の姿から個々の山を同定する事はなかなか難しいものです。
 山脈としては最も群馬寄りの山脈が埼玉県の寄居町から長瀞町にかけての山々、その南方に秩父市付近の山々、更にその南方に埼玉県と東京、および山梨県の県境にまたがる奥秩父連峰が連なっているようです。

 このような連山も、普段はその同定に悩むものの、雪の降る季節には冠雪によってその所在をアピールしてくれます。今回の紹介はそんな山の一つ、秩父の武甲山です。

 武甲山は、大昔の火山活動やプレートの動きにより、元々海の山だったのがこの地に押しやられて造られたとのこと。その時代のサンゴ礁が良質の石灰石を産出し、1940年(昭和15年)以降、山容が変貌するほど大規模な採掘が進められ、とくに北斜面では植生が全て消えるほどの姿になっています。
 私も、秩父市付近の山々を登山する時、いつ訪れてもこの北側斜面を目にすると、その異様な山容に圧倒され怖いような感情を覚えますが、伊勢崎辺りから見れば、その姿も柔らいで見え、逆に位置を確認する時に指標的な山になってくれます。 (2012/3/1 記)

伊勢崎の南方から南西にかけての山脈地図
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武甲山(左側に薄らと冠雪し、横方向に筋が見える山)。その右側は奥秩父連峰。【中町から】
→こちらで大きな画像をスクロールしながらご覧になれます。
 2012/2/26

武甲山。その右側は奥秩父連峰。【五料橋の上流左岸堤防から】
→こちらで大きな画像をスクロールしながらご覧になれます。 2012/2/26

武甲山。ズームアップして撮ると、水平方向の掘削痕を確認できます。
中町から見ると、陣見山が武甲山の西側に見えます。陣見山も山頂の鉄塔群により、同定し易い山です。
【中町から】 2012/2/26

武甲山 【五料橋の上流左岸堤防から】
五料橋から見ると、陣見山が武甲山の東側に・・・ 2012/2/26


2001/1/14、伊豆ガ岳(851m)に登った時に撮影した武甲山


武甲山 【中町から】(連続写真を結合)(横スクロールバーで全体表示)
右後方の奥秩父連峰の連山も同定したいのですが・・・ 2012/2/26


武甲山 【五料橋の上流左岸堤防から】(連続写真を結合)(横スクロールバーで全体表示) 2012/2/26

掲載:2012/3/6 ▲ページTopへ

甲武信岳(100:2475m)〜両神山(100:1723m)

 1975年5月のゴールデンウィークに、当時勤めていた東京のY社の同僚と3泊4日で縦走した奥秩父連峰。三峰口から入山し、雲取山〜飛龍山〜笠取山〜破風山〜甲武信岳のコースでした。登山日の前にあいにくと季節外れの大雪が降り、破風山〜甲武信岳付近の日陰道では腰まで埋まる深さ。天気は良かったので強行して無事に甲武信岳まで到着しました。
 そんな想い出の山・甲武信岳は伊勢崎のどの辺から見えるのだろうか、と気にかけていながら、今まで同定できずにいましたが、一昨日、当サイト掲示板の常連さんの春松さんが甲武信岳を同定できる記事と写真を投稿してくれましたので、ここに紹介します。手前のゴツゴツした稜線の両神山と一緒に夕焼けに染まる素晴らしい写真です。(2012/3/6 記)

石山および中町から見た南西方向の山々の地図
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→こちらの地図も参考にしてください

甲武信岳の名前の由来は州(山梨)と州(埼玉)、
および州(長野)の県境にまたがることによります。

甲武信岳〜両神山 【いせさき市民の森公園から】 撮影:春松さん


「いせさき市民の森」から見る甲武信岳〜両神山の方向

掲載:2012/3/3 ▲ページTopへ

両神山〜御荷鉾山〜赤久縄山

 伊勢崎市から南西方向を眺めると、ポッコリとお椀を逆さにしたような2つの山が見えます。その山は、山に関心がない人でも、「あぁ、あの山ね、知ってる、知ってる」と、きっと頭のどこかに記憶しているに違いない山・御荷鉾山(みかぼやま)です。
 御荷鉾山に登ったのは子ども達がまだ小学生の頃のゴールデンウィーク。今から20年ほど前になるでしょうか。
 当時、登山口に温泉付きの山荘があって(今もあるのかな?)、その関連施設で林の中に木造の山小屋が何棟かあり、その小屋に家族で一泊して、翌日、西御荷鉾山に登ったのですが、その年のゴールデンウィークは例年にない寒波が押し寄せ、小屋にあった毛布や蒲団だけでは寒くて、しかも、山荘の風呂のお湯が非常にぬるくて、カランのお湯も故障なのかチョロチョロとしか出ずに、子どもたちは風呂でも小屋でも寒い寒いと震える始末。
 とは言え、夜中に宿泊地を変更する訳にも行かず、身を寄せ合って寒さをしのぎ、翌日、子どもたちを元気付けながら登山。私は無人の冬の山小屋でもシュラフ一つで眠れるタイプなので問題はなかったのですが、妻や子どもたちはきっと大変だったに違いありません。いい思い出になったのかな?親の自己満足だけだったりして。いつか子ども達に聞いてみましょう。今回は、そんな思い出の山、御荷鉾山とその周辺の山々の紹介です。(2012/3/3 記)

両神山〜御荷鉾山〜赤久縄山【中町から】(連続写真を結合) 2012/2/26

城峰山〜両神山〜御荷鉾山〜赤久縄山〜稲含山


城峰山〜両神山〜御荷鉾山〜赤久縄山〜稲含山 【中町から】(連続写真を結合) 2012/2/26

城峰山〜両神山〜御荷鉾山〜赤久縄山〜稲含山 【中町から】(連続写真を結合)(横スクロールバーで全体表示)
城峰山は目を凝らして見ると、山頂に大きな電波塔兼展望台が建っています。
登頂した時には無粋な建造物も、遠望した時の識別には役立ってくれます。
2012/2/26
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両神山(100:1723m)〜雨降山


両神山(100:1723m)〜雨降山 【中町から】 →クリックで山名なしの画像 2012/2/26


更新:2012/2/6 ▲ページTopへ

南東〜南西(寄居〜妙義)のパノラマ

(寄居〜児玉〜長瀞〜秩父〜西上州〜荒船〜妙義)

この山並のどこかに雲取山、両神山、甲武信岳、八ヶ岳、蓼科山が鎮座しているはず。

南東〜南西 【石山から】(連続写真を結合) 2012/2/3

南東〜南西 【石山から】(連続写真を結合) (横スクロールバーで全体表示) 2012/2/3




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