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更新日:2012/2/25
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島村散策・ガイダンス

 「島村を散策するにはこのコースがお勧めです

 などと紹介できればいいのですが、実はまだ自信をもってお勧めできるほどに島村を知り尽くしていません。
 自分の心の赴くまま、足の向くままに散策してもいいでしょうし、事前に計画を立てて歩くのもいいでしょう。始めて訪れて集落全体を把握したい場合には、まず島小校庭の北東の隅(「福祉交流館しまむら」の前)に立っている「島村の養蚕農家群と史跡」の看板(*1)を確認することをお奨めします。
 また、「ぐんま島村蚕種の会」では5人以上の団体視察の場合には、ボランティアガイドを行なっています。事前に連絡・予約が必要ですが、説明を聞きながら視察することができればありがたいことです。連絡先はこちらです(*2)。

 ただ、どのコースを取っても島村を知るには島村渡船の体験は必須のことと思いますので、できれば島村の利根川左岸の「利根川水辺プラザ」に駐車し、島村の渡し舟に乗って右岸側へ渡り、島小(*3)まで歩き、島小を起終点として散策するのがいいでしょう。

 本庄市や深谷市方面から訪れる場合には、右岸側の渡船乗り場に設置されているを揚げれば、左岸で待機している渡し舟が迎えに来てくれますので、往復するだけでもいいので、是非とも体験してみてください。

 私と同様にサイクリングで訪れる場合には、広瀬川サイクリングロード高崎伊勢崎自転車道を利用して利根川水辺プラザに駐輪し、渡し舟で訪れてもいいし、あるいは自転車ごと渡し船に乗って訪れて、サイクリングで集落を散策してみるのもいいでしょう。また、上武大橋を渡って訪れるのも楽しいことです。

 上武大橋は2010年5月現在、架替え工事を行なっていますが、自転車歩行者専用の側道橋があり、車との接触の心配なく、安全に渡れます。ただし、全長約1kmありますので、そのつもりで。
 上武大橋の側道橋を渡った【動画】(4分2秒)もあります


 どんな場所についても言えることですが、その地区の事を知るのに一度や二度の訪問では詳しく知ることはできません。でもそれがまた楽しいことで、一度訪れて自分の知識不足を認識することが更に自分の好奇心や関心を刺激し、次回の訪問を促し、そのような繰り返しを通じて人々と交流し、郷土を知ることができること、とても楽しく有意義なことと思っています。

 この島村散策ページが何回の掲載になるのか、自分自身でも予測が立ちませんが、ゆっくりと楽しみながら掲載して参ります。なお、養蚕農家群は別のページを起こしてそちらで紹介します。 (2010/5/25 記)


(*1)この看板に示された地図が載っているパンフレット「ようこそ島村へ」があります。入手を希望される方は下記に問い合わせてみてください。
■監修:ぐんま島村蚕種の会、境島村公民館(0270-74-9345)
■作成:群馬県伊勢崎行政県税事務所(0270-25-0782)
■協力:伊勢崎市、伊勢崎市教育委員会

(*2)「ぐんま島村蚕種の会」問合せ先:伊勢崎市境島村公民館(0270-74-9345) 平日午前9時〜午後5時

(*3)島小と「福祉交流館しまむら」は隣接しています。

右岸側(南島村)の船着き場
2010/5/9


2010/5/9

 島小の西側の利根川右岸堤防に広い公園を整備中です。2010年5月現在、立入禁止でしたが、2011年3月、整備を終えて開園しました。
 島村訪問者のターミナルになる可能性もあります。ちょっとしたお土産屋さんや飲食店もあれば申し分ないのですが。

2010/5/9


島村蚕種業績之地
2010/4/11

 島小の南西側にはかつて島村蚕種組合がありましたが、1988年(昭和63年)に解散し、跡地約1haに住宅団地を造成しました。その跡地に記念の石碑が建立され、小さな公園が造られています。
 石碑の前には一対の枝垂れ桑が植えられています。

2011/12/3

広い範囲の地図



狭い範囲の地図



島小の校庭の北東に立てられている
「島村の養蚕農家群と史跡」
2010/4/11



→拡大表示して地図を見る
2010/5/16

 島村渡船フェスタ2010の時、「ぐんま島村蚕種の会」のブースをお邪魔し、事務局の栗原知彦さんに島村に関する様々な事を教えていただきました。
 この地図はフェスタの時に紹介されていたもので、明治18年の島村の様子を表し、利根川が南北2つの流れに別れ、その真ん中に前島(まえっちま)地区が存在していたことが分かります。

JA佐波伊勢崎しまむら支所
2010/5/9

2010/5/9

コミュニティーバス乗り場
2010/5/9
 島小の南に「JA佐波伊勢崎しまむら支所」があり、建物の前に伊勢崎市のコミュニティバス「あおぞら」の乗り場があります。
 北島村の水辺プラザから渡船で南島村へ渡り、島村を散策した後、この乗り場から水辺プラザへ戻ると言う案を考えてみましたが、本数が少ないのでちょっと難しそうです。
 昼間の時間に後3本くらい増便されればいいのですが・・・。
 また、更に贅沢を言えば、遠来の電車を利用した客人を迎えるために、境駅〜水辺プラザ〜上武大橋〜JAしまむら、また深谷市や本庄市にも協力いただいて、深谷駅や本庄駅〜JAしまむら間のルートもあればいいのですが。


2010/5/9

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島村教会

 島村はかつて蚕種の一大生産地として国内販売のみならず外国にも輸出していました。明治12(1879)年に田嶋善平氏は田嶋弥平氏などとともにイタリアに派遣されて蚕種を直接輸出し、その渡欧中にキリスト教に感銘し、帰国した後の明治19年7月にはキリスト教の洗礼を受けました。翌年、自宅の小屋を改造して教会を造り、明治30(1987)年には現在地に移転し、「日本メソジスト島村教会」となり、その後「日本キリスト教団島村教会」と改称されました。
 建物は木造一部2階建ての洋館で、1階の礼拝堂は建設当時のままとのことです。
 この辺の話は、橋本由子さん著「上州島村シルクロード」等にも詳しく述べられています。

建造後123年経過する今も現役で使われている一階の礼拝堂。
2010/6/6





2010/6/6
 2010/6/6、この日、島村公民館で講演会が行われましたが、開始時間より大分早めに到着したので教会を訪ねてみました。ちょうど日曜ミサを終えたところで、皆さんもこれから講演会に参加されるとの事。その前にちょっと礼拝堂を見学させていただき、佐藤謙吉牧師さんに色々とお話を伺うことができました。
 私の恩師のO先生も、こちらの教会で話をされたことがあったとの話を伺い、その偶然に驚きました。帰りには、クリスチャンであり作家である三浦綾子先生のご主人の三浦光世先生が、2001年にこの礼拝堂で話をされた時のビデオをいただき、大感激でした。
 私事で恐縮ですが、私の妻は三浦綾子先生の本を全て読破しているほどの大ファンで、光世先生のこの日の話も聴きに訪れています。9年の時を経て、何かの縁に導かれて私が訪れることになりました。
(2010/6/10 記)


文化庁の登録有形文化財
指定されています。
2010/6/6







日本キリスト教団島村教会を南東側から
2010/5/9

南側から
2010/5/9



→拡大表示して記事を読む。
2010/5/9

南側から(現在前の道路を工事中)
2010/6/6

2010/5/9
めぐみ保育園が群馬県と埼玉県の
境界に建っています


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島村めぐみ保育園

 島村教会の礼拝堂の南に隣接した建物は、以前 「島村めぐみ保育園」として使用されていたのことです。また、教会の道を挟んだ南東側にも洋風の建物(島村めぐみ保育園別館(*))があり、かつて園児が60名以上いた頃、この建物も園舎として使用されていたとのことで、現在も園児のお昼寝などで使用しているそうです。現在は教会の東側に「島村めぐみ保育園」が新築されています。
(*)深谷市の登録有形文化財(建造物)に指定されています。

新しい「島村めぐみ保育園
2010/5/9

島村めぐみ保育園」と
教会の間の道は現在工事中
2010/5/9

新しい「島村めぐみ保育園」の
南側にある洋風の建物
(島村めぐみ保育園別館)
2010/5/9


新しい「島村めぐみ保育園」の南側にある洋風の建物(島村めぐみ保育園別館)
入り口の上に十字架が架かっています。
2010/5/9



南側から 2010/6/6





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賽性寺


本堂の東側にも立派な和風家屋があります。
2010/5/9

賽性寺については調査未完のため書きかけです。


2010/5/9


鐘つき堂
2010/5/9

境内の東側にある小さな建物
2010/5/9

群馬県と埼玉県の境界
群馬県道295号新地今泉線
2010/5/9

菅原神社
2010/5/9


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土蔵や小屋

 私は古い建物、時には廃墟に強く惹かれます。茅葺民家、藁ぶき民家、土蔵、大谷石や古いレンガの建物、朽ちかけた建物、廃墟などを見掛けると、つい足が止まります。
 南島村の地区内でも、いくつかの土蔵や古い小屋と出会いました。現在も使用していると思われるもの、廃墟のようになっているものなどありましたが、どちらも長い歴史を感じさせ、ほっと安心できる深い味わいを持っています。補修しこのままの姿で残せるなら、養蚕農家群と共に歴史ある島村の財産になることと思います。

2010/5/9

2010/5/9

2010/5/9

2010/5/9

2010/5/9

2010/5/9





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島村渡船ミニ旅

冬の午後、上武大橋〜島村渡船〜北向のミニ旅

 そろそろ正月気分も抜けつつある3連休の真ん中の1月9日、前日の風のない穏やかな日に比べるとやや寒い日でしたが、早川サイクリングロードを利用して境平塚島村に今年最初のサイクリングに出掛けました。
 この日、島村の新地集落センターで島村に隣接する本庄・小和瀬農村環境保全協議会主催の「新ソバを味わう感謝祭」が開催される情報を事前にいただいていたのですが、波志江町の自宅を出発したのが午後一時過ぎだったので間に合いようもなく、それでも気になってやっぱり島村まで足を伸ばしました。
 帰路は坂東大橋には向かわず、島村渡船のお世話になって利根川を渡り、夕泥む島村や利根川、はるか遠方の山々の風景を眺めながら今年最初の島村ミニ旅を楽しみました。(2011/1/11 記)
 波志江町から途中何ヶ所かで道草しながらも、ほとんど休憩なしでペダルを踏み続け、最初の休憩地は平塚公園。とは言え、温かい季節と違って、ゆっくり休んでいると汗ばんだ身体がどんどん冷えて行くので、喉を潤してスナック菓子で腹ごしらえをして、再びスタートし、上武大橋の北側の袂へ。
上武大橋
行こうか戻ろうか、
ちょっと悩んでしまうこの長さ
2011/1/9

中央部分の鋼曲弦トラス橋
重厚感タップリです。
2011/1/9

アシの河原と利根川
2011/1/9
 上武大橋を渡り切ると、利根川右岸のスーパー堤防の上に整備された立派なサイクリングロードに繋がります。
 しばらく走り、振り返れば河川敷を埋めるアシの河原と、はるか後方には今渡って来た上武大橋。

途中で北方を眺めれば、黄土色に枯れたアシの広大な河原と利根川、
はるか後方に横たわる赤城山。 2011/1/9
 島小を堤防から眺め、島小の西側に整備中の水辺公園にちょっと立ち寄り、はてさてこの後どうしようか。
 風も出て来たし、もうすぐ夕暮れ、坂東大橋経由ではちょっと退屈。「そうだ、渡船で帰ろう!」と思い立ち、島村渡船場へ。時刻 は午後4時少し前。運航しているだろうかとちょっと心配に思いながら黄色い旗を揚げると、2,3分もしない内にいつもの船頭さんが迎えに来てくれました。


渡船利用者への案内板
2011/1/9

風にはためく黄色い旗。
2011/1/9


「幸せの黄色いハンカチ」のようです。
2011/1/9

渡船場に立つ石仏
何か謂れがあるのでしょうか。
2011/1/9


2011/2/5、再び訪問。
川の浚渫作業中に
川底から出て来たとのことです。

船が着岸する入り江
2011/1/9
 島村渡船フェスタの時にはフル回転の渡船ですが、今回は私一人で独占。船頭さん、お手数をお掛けしました。ありがとうございました。
 この渡船は群馬県道295号新地今泉線代替の渡船として無料で乗船できます。利根川によって南北に分断された島村を最短距離で繋いでくれる渡船です。

2011/2/5、再び訪問。この日は南へ戻って来る乗船客がいました。

船首の先には河原のアシと赤城山。船に横たわるのは愛車のMB。
2011/1/9

船着き場を降りて、堤防へ向かって進むと渡船小屋があります。
船頭さんがここで待機し、黄色い旗を確認してくれます。
渡船フェスタ時にはこの周辺は臨時駐車場として車で埋まります。
2011/1/9

川の駅の立て札
後方は利根川左岸堤防
2011/1/9

韮川を渡る北向橋
(自転車歩行者専用)と赤城山
2011/1/9

冠雪した男体山もクッキリと。
2011/1/9

男体山の西側に見える雪山。
日光白根山(2578m)です。
2011/1/9
 山の名前は茂呂に住む私の花と樹木の先生Kさんに教えていただきました。私の住む波志江町からは見えませんが、茂呂以南からは良く見えるとのことです。伊勢崎市も広い!
 伊勢崎市から見える日本百名山がまた一つ追加になりました。  

利根川の堤防に立ち北方を眺めれば、島村・北向(きたむかい)地区の集落
夕陽を受けて静かに佇んでいます。 2011/1/9


水辺プラザ公園に展示されている「島村8号」。現在の9号の先輩として活躍。
一時、波志江沼に係留されていましたが、またこちらに戻ったとのことです。
2011/1/9


広瀬川サイクリングロードとはるか後方に横たわる赤城山と袈裟丸山
2011/1/9

真冬の夕暮れの利根河原

 見渡す限り黄土色に枯れたアシが広がり、空っ風を遮るものが何もない寂寥とした風景。そんな中にただ一人佇み、家路の残りの時間と、自力で踏み続けなければならないペダルのこと、西方の山の彼方に沈み行く太陽のことを考えると、捨てられた子犬のように心細い心境になります。
 春先の温かい季節ならば、陽気に誘われて少しでも長く戸外にいたいと思いますが、冬の空っ風が吹く夕暮れの利根河原はちょっと人生を感じさせてくれるそんな雰囲気が漂っていて、敢えて意図しないと早くにその場を去りたい気分になります。でも、人生、そんな状況に進んで身を置き、リミッターを広げるのも悪い事じゃないのかと。そんなことをあれこれと考えた真冬の午後の島村へのミニ旅でした。(2011/1/11 記)





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