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 カノコユリ(鹿の子百合) 

花は下向き、濃い赤紫と白混じり、斑点付き

202520242023
更新日:2025/8/19、掲載日:2023/7/25
 Wikipediaによれば、種としてのユリは・・・
 北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しており、原種は100種以上、品種は約130品種(アジア71種、北アメリカ37種、ヨーロッパ12種、ユーラシア大陸10種)を数える。日本には15種があり7種は日本特産種である。山岳地帯を含む森林や草原に自生することが多いが、数種は湿地に自生する。
 一般的に、石灰質でない弱酸性の土壌を好む。日本の園芸では秋植えの球根草として扱われる。代表的な種に、ヤマユリ、オニユリ、カノコユリ、ササユリ、テッポウユリ、オトメユリなどがある。

 日本に15種あるとされるユリ。このうち我が家にあるのは3種類。先日紹介したスカシユリオニユリ、そしてここで紹介するカノコユリ(鹿の子百合)です。

 植えたつもりもなく生えてくるのがタカサゴユリ(高砂百合、シンテッポウユリ)。背丈が高く、白く大きな花を咲かせ、我が家に姿を見せるようになったのは十数年前。当初は咲くに任せていましたが、在来種に悪影響を与えるとして、環境省の「生態系被害防止外来種」に指定されていることを知ってからは、茎が成長する前に伐根しています。(2023/7/25 記)

カノコユリ、少し増えました。2025

掲載日:2025/8/19 ▲ページTopへ
 我が家の初夏を彩るユリ族3種。しんがりはカノコユリ(鹿の子百合)。猛暑日が続く中、律儀に逞しく、でも楚々として可憐な花を咲かせてくれます。名前の由来通り、花弁に鹿の子模様の斑点がありますが、斑点はオニユリにもあって、明らかな差はオレンジ色のオニユリ .vs. 赤紫色のカノコユリでしょうか。
 ユリの球根は食用にされますが、カノコユリの球根は明治時代、 煮て乾かした球根が菓子原料として中国に輸出されたとのこと。

 昨年の晩秋、球根全てを掘り上げて植え直し、昨年まで3本だった茎が今年は5本に増えましたが、1本はまだ細くて花を付けず、残り4本がタップリと花を咲かせました。

  咲き終えたカノコユリの花は、花弁が落ちると切り落とし、全て咲き終えた茎は頂部30cm程を切り落とし、茎と葉が枯れて乾燥し、力を加えずとも茎が根元からポロリと抜ける頃まで放置。その後、枯れた茎と葉はチップにして腐葉土に利用し、球根は掘り上げて子供の球根ができていれば分球して植え替えます。今年はどれだけ子供の球根が育っているか楽しみです。(2025/8/19 記)

満開 2025/7/26


開花開始から全て枯れ落ちるまで約3週間。今年も十分に楽しませてくれました。2025/7/26


花姿をじっくりと観察するためにアップで撮影 2025/7/26

4本の茎からタップリ咲きました 2025/7/26


花は下向き。中腰になって下から撮るのも楽じゃありません。 2025/7/26


これだけタップリ咲いて茎の数はたった4本。 2025/7/26

開花が始まって数日後 2025/7/19


猛暑にもめげず、今年も咲き始めたカノコユリ。2025/7/19

カノコユリ、たくさん咲きました。2024

掲載日:2024/9/14 ▲ページTopへ
 我が家の初夏を彩ってくれるユリ族・オニユリ、スカシユリ、カノコユリ3種のうち、しんがりを務めるのはカノコユリ(鹿の子百合)。
 今年の背丈は150cmほど。株数は昨年と同じく3株ですが、背丈が昨年より一回り大きく育ち、花の数も昨年の2倍近く増えました。

 ”捕らぬ狸の皮算用”ではありませんが、この感じだときっと球根も増えているはず。オニユリは勝手に周辺に増殖していますが、スカシユリとカノコユリはきちんと分球してあげた方が良さそう。
 晩秋頃に分球で増やしてみましょう。


 移植でいつも悩むのが植える場所。
 地植えが望ましいですが、限られた庭のスペースなので、場所探しに苦労します。カノコユリ近くで生えていたユスラゴの木が今年、突然に枯れてしまったので、その辺を整理して植えようと思います。
 このユスラゴ、実家で育っていたもので、我が家に来てから40年、毎年赤い実をタップリと付けて楽しませてくれました。子供の頃は熟す前に摘んで食べてしまいましたが、果物が溢れている現在、食べるより赤い実が可愛いので眺めているだけです。それにしても突然枯れてしまったこと、根切り虫にでもやられたのでしょうか。(2024/9/14 記)

ほぼ満開 2024/7/24


咲き始めてから約2週間。ほぼ満開になりました。 2024/7/24

やや7分咲き 2024/7/22


木立の下で太陽を浴びて咲くカノコユリ 2024/7/22

木々に囲まれて咲いています 2024/7/20


カノコユリの上にはモクレンやハゼが枝を広げています 2024/7/20

開花も中盤 2024/7/18


背丈は150cmほど。見上げて撮るのが楽になりました。 2024/7/18

隣ではオニユリも咲いています 2024/7/18

今年も咲き始めました 2024/7/13


今年も咲き始めました。蕾がたくさんあるので、暫く楽しめそうです。 2024/7/13

カノコユリ 2023

掲載日:2023/7/25 ▲ページTopへ
 我が家のカノコユリの背丈は120cmほど、株数は3株、地植えです。いつ植えたのか忘れましたが、2023年の今年、花の数は過去最多、茎の大きさは過去最大です。
 カノコユリを増やすには分球か木子(きご)で増やすのが一般的のようですが、固有種保存のためには種子による実生(みしょう)繫殖が適切とのこと。ただ分球ならば翌年には開花の可能性がありますが、実生繁殖では開花に至るまで5年程度を要するようなので、そこまで待っている余裕はありません。

 10月下旬頃には葉っぱが落ち切って、茎も枯れるので、その頃に分球と木子による繁殖を試してみましょう。 ・・・なんて、「捕らぬ狸の皮算用」の如し、猛暑の地・伊勢崎市の夏を乗り切れずに消えてしまうかも知れませんが・・・。(2023/7/25 記)
カノコユリの木子(きご):カノコユリは球根の下と上に根が付き、球根の上に付いた根のもとにできた小さな球根を木子と言う。




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