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アガパンサス|キツネノカミソリサルスベリ高砂百合夏水仙

更新:2011/11/14

夏に咲く薄紫の花・アガパンサス

 7月の下旬、伊勢崎市の東上之宮町の畑で何やら薄紫の花がたくさん咲いているのを見つけました。個人のお宅の畑で、隣にはネギなどの野菜が植えられています。空は厚い雲で覆われていて、どこを探しても青空が見えないこの日、花の色と白い雲のコントラストが少なくて、少しも目立っていないのに、夏の暑さを忘れさせてくれるに十分な爽やかさがありました。
 良く見ると、白と淡い紫と、またこれらの中間の色と、いずれの色も清楚で爽やかです。ひょろりと伸びた長い茎がまたとてもスマートで、足がスラリと伸びた9頭身モデルさんを見るようです。

 この花、ネットで調べるとアガパンサスと言うようです。分類は色々と難しく、クロンキスト体系ではユリ科、新エングラー体系ではヒガンバナ科、APG分類体系ではアガパンサス科に所属するとのこと。分類は兎に角、名前の由来が深くて、ギリシア語のアガベー(愛)とアンサス(花)の2つの言葉をくっ付けた「愛の花」という意味とのことで、アガペーはエロスとの対比で知ってはいましたが、アンサスが花であること、今回初めて知りました。そう言えば、晩秋から春にかけて赤や黄色、紫など実に色々な色の花を咲かせて楽しませてくれるポリアンサスもアンサスが付きますが、探して見ると「ペディランサス(ダイギンリュウ)」や「シザンサス」など、アンサスを語源にしている花がいくつかあります。(2011/8/15 記)

夏に涼しそうなアガパンサス(伊勢崎市東上之宮町)
2011/7/24



ネギと一緒に咲くアガパンサス
(伊勢崎市東上之宮町)
2011/7/24

猛暑の暑さを少し下げてくれそうなアガパンサスの清楚な姿
(伊勢崎市東上之宮町)
2011/7/24
 伊勢崎市の郊外をぶらりサイクリングしていると、畑一面にたくさんの花が咲いている風景に出合います。ハウスでシクラメンや胡蝶蘭など出荷用の花を栽培している光景とは異なり、花好きな畑の持ち主が色々な花を咲かせている様子で、脇の道を通る人たちの目を楽しませてくれます。自宅の庭をエクステリアや花で飾り、広く一般に開放している「オープンガーデン」同様に、その日頃の尽力と姿勢に頭が下がります。(2011/8/15 記)

畑一面で咲く花たち(鹿島町)
2011/8/6

畑一面で咲く花たち(鹿島町)
2011/8/6



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キツネノカミソリ

 ここで紹介するキツネノカミソリの自生地は、私の花と植物の先生・伊勢崎市公園緑地課のKさんに教えていただいたものです。絶滅危惧種とのことなので場所は伊勢崎市内某所としかお伝えできませんが、市内のある小山の斜面に咲いています。先日、NHKの夕方の首都圏ニュースで、千葉県のある場所(泉自然公園だったかな?)でキツネノカミソリが自生していると紹介されましたが、伊勢崎のこの場所は群生と言うほどには咲いていませんので、誰かが採取してしまえばすぐに絶えてしまうでしょう。伊勢崎で咲いているのは非常に珍しいようです。
 花は高さ30cm~50cmほどのオレンジ色で、名前のカミソリのように細い花弁が6片付いています。ヒガンバナ科に属しています。(2010/8/23 記)

2010/8/15


2010/8/15



2010/8/15

2010/8/15


[ 拡大 ] 2010/8/15

 花の周囲の葉っぱは付近で生えているツル性の植物の葉っぱで、キツネのカミソリのものじゃありません。キツネのカミソリの葉っぱは、花が咲く前に枯れているようです。


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サルスベリ

 夏の残暑が厳しい頃、公園や個人のお宅で良く見掛ける赤やピンクのサルスベリ。草花と違って木に咲く花なので、遠目にも目立ちます。残暑の日差しがチリチリと肌に痛いくらいの2010年8月22日、自転車でブラブラしながら、伊勢崎市の赤堀地区で咲くサルスベリを何枚か撮影して参りました。(2010/8/23 記)

五目牛町の畑地の脇で。後方は北関東自動車道。
この畑は花好きの方が手入れされているようで
いつも何かの花が咲いています。
6月頃にはキョウカノコが何株も咲いて、素晴らしいです。
畑なのに、我が家の庭より丁寧に手入れされています。
2010/8/22


後ろの大きなねむの木も涼しそうです。五目牛町
2010/8/22



群馬県立精神医療センター 2010/8/22



三和中央公園
真っ赤なサルスべリです。 2010/8/22


→三和中央公園:昨年オープンしたばかりのミニ公園です。

アップで見ると「へぇ~、こんなに可愛らしい花なんだ」
と新たな発見があります。五目牛町
2010/8/22



赤堀いこいの森公園
大きな木に囲まれ、日差しが余り入りません。
そのせいでしょうか、色が淡く清楚な感じがします。
2010/8/22


赤堀いこいの森公園


群馬県立精神医療センター
赤とピンクの2本の大きなサルスベリが咲いていました。
この施設にはたくさんの木が植えられ、
公園のようになっています。
 2010/8/22


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高砂百合(たかさごゆり)

 ここでユリを紹介したのは、実はこのユリ、庭で園芸種として植えられているものではなく、路傍や雑草地、空き地、家の生け垣の根元などに自生しているユリで、伊勢崎市内をブラリサイクリングしていて、ここ数年その生態に気が付いたためです。
 園芸種の種が風で飛んだのか、鳥たちが運んだのか理由は分かりませんが、共通しているのは、花の色は白、背丈が高い(高い物は2mを越します)、1本の茎からたくさんの花を付ける・・・と言った点です。
 実は、我が家の庭にも何年か前から生えて来て、自分で植えたものではないので、何だか得した気分になっています。すぐ近くにオナガやノバトが巣作りする木があるので、鳥が運んだのでしょうか。皆さんのお宅にも咲いていませんか?

 この百合、Kさんに教えていただくと、鉄砲ユリの一種で名前を高砂百合と言います。台湾原産(台湾の高砂族に由来)です。最近、あちこちで見かけるのは大きく育った鞘(さや)から風に乗って種が飛び散る生態のためのようです。風に乗って飛び散る種のことを「風散布種子(ふうさんぷしゅし)」と呼び、ラブリバー親水公園・うぬき」のニワウルシなども風散布種子です。(2010/8/23 記)


我が家の庭で植えるともなく数年前から咲き始めた高砂百合。
毎年、最初に咲いた場所の近くに増えています。
2011/8/28


国定町 2010/8/22

国定町 2010/8/22

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夏水仙 リコリス・スクアミゲラ

 8月16日、あかぼり夏祭りの日、猛暑の炎天下、祭り会場に向かって自転車を走らせていると、会場まであと僅かの場所の道路脇にご覧のような可愛い花が咲いていました。炎天下の登り勾配の道をずっとサイクリングして来て、ちょっとバテ気味の時だったので、まさにオアシス。自転車を停めて写真を撮り、ついでに冷たい水を飲んでラストスパート前の小休止。
 この花の名前もKさんに教えていただいたのですが、リコリス・スクアミゲラと言います。もう少し青味の強いリコリス・スプレンゲリと総称して夏水仙(なつずいせん)と呼ばれているとのこと。
 暑苦しい葉っぱを全て落とし、スッと伸びた茎の上に楚々と咲く姿、まさに猛暑の夏を涼しくしてくれます。この花もヒガンバナの仲間とのことです。夏が終わる前にリコリス・スプレンゲリ探しのサイクリングをしなければ・・・(2010/8/23 記)

西久保町 2010/8/16


西久保町 2010/8/16

路傍の民家のブロック塀の下で咲く花
西久保町 2010/8/16




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